ちょっといいたいだけ

主に私立恵比寿中学とukka(ex:桜エビ~ず)について書いています。

2023/07/16 私立恵比寿中学 「spring tour 2023~100%ebism~」 パシフィコ横浜 国立大ホール

やっと春ツアー2回目ですが、ファイナルです。
行ってきましたパシフィコ横浜
席の方がPA宅よりも後ろだったので双眼鏡だけカバンに入れていけばいいやと思って安心していたら、家を出て数秒で蒸発するかと思いました。

コーヒーのペットボトルを冷やしてあったので、アイスコーヒーをキメながら駅に向かおうと思っていたのに忘れてしまいました。
この陽気では開場待ちがしたくないばかりに開場後の時間に到着するように自宅で時間を潰していたので一度取りに帰るなんて事もできず、そもそもペットボトルを取りに帰るなんてしたくもないですし。ということでそのまま駅の近くでペットボトルとガリガリ君の梨味を買って駅へ。ホームに着くまでにガリガリ君は食べ終わってる勢いでした。

ひとまず電車に乗ったら、1回だけホームの反対側に止まる車両に乗り換えたらみなとみらいまで連れて行ってくれます。東急線乗り入れ最高!
東横線特急になる電車を待ったら10分くらい待たされましたが、それが一番早いとのことでホームで待機、お目当ての電車に乗り込んだら、全然混んでる。結局なかなか座れずに菊名まで立ってました。現在酷い腰痛なんですが、他人の膝の上に座れるほどの可愛げがないのでドア付近のコーナーに背中を預けて耐えて移動。

そんなわけでみなとみらい駅に到着しました。既に開場時間は過ぎているのですが、毎回恒例のクイーンズスクエアを見に行こうと思っていたら、みなとみらい駅から地上、そして上に上がっていくエスカレーターから閉鎖されている様子が見えました。とりあえずいつものエリアに行ったら工事壁があって何事かと思ったら天井の工事をしているとのこと。今年は工事してたよ。

さて更にエスカレーターに乗ってパシフィコ階まで上がってきてパシフィコ横浜国立大ホールに向かいます。

今年は晴れてるね。

そのままながれている入場待機列に並ぼうと最後尾のプラカードを目指して歩いていったら、待機列最初の曲がり角くらいにいて更に先に最後尾がありました。だまされました。
まあ大したことではない*1んですが、最後尾はちゃんと最後尾にいないとなと思いました。

今日は手指の消毒も体温測定もなし、チケットも係員がもぎる形式に戻っていました。ただ不織布のマスクは必須ですとのこと。*2

中に入って、事前に座席表では確認してたんですが、そんなにセンター寄りの席が来ることって本当にないのでだいぶ端の方から入ろうとして全然ブロックが違うのをやって後ろから数えて1桁列目の席に座りました。センター寄りということでしたが、PA卓の遥か後ろだったんですが、そのおかげで、色んな人の動きが見れました。エミコ先生が来たり、校長が記念撮影してたり。

パシフィコは緞帳がなかったので入場するとステージが見えていたんですが、TDCの時にあった中央に南京錠がぶら下がってないなぁと思いながら客電が落ちるのを待ちました。客入れはBGMでは往年の洋楽ロック名曲集*3、途中モニターで金八DANCEの「一旦CM」タイムに流れていたCMパロディ集の映像が流れていました。

さていよいよ客電が落ちると真山さんがバックステージを歩く映像からはじまりました。映像に合わせてステージに一人ずつ登場してくる通常回とは違うオープニングで全員が紹介されると「PANDORA」に傾れ込みます。今回のツアーは4月に見たきりなので、この日は初見の感覚と見たら思い出す感覚がいりまじっていました。まあオープニングも違う演出だったので初見意識が強かったかな。

「PANDORA」は今回の春ツアーで久しぶりにセットリストに入った曲*4だったかなと思いますが、基本テンション高めで走り切る今回のツアーの1曲目としては非常に機能していたかと思います。星名さんが「今回のツアーはPANDORAはじまりだから気合が入る」みたいなことを言っていたのも良いですね。PANDORAに続くのが「放課後ゲタ箱ロッケンロールMX」で気持ち的には一旦休憩なんですが、新しくなったパートやユナ仲村のギター等を楽しむ時間になりました。MXが休憩なのは「HOT UP!!!」でブチ上がるためなんだなと後付けで思いますが、本当に「HOT UP!!!」大好きおじさんなので、まあそれとこれは関係ないんではありますが。

声出しからの「パクチー」、「金八DANCE MUSIC」は前回は懐かしさが勝っていましたが、2回目になるとまあ次のタイミングはまた良い時にやっていただければという感じになりました。実情にそぐわない歌詞になってしまっているのがノレない理由かな……。*5この日の一旦CMパロディは「1年生」のパロディだったかな。*6

「オメカシ・フィーバー」は、10人になってフォーメーションの隙間が詰まったので、全然見えない人とか出てくるようになったなと思いながら見ていました。そもそも10人を見続けることなんか無理なんですけどね。「ジブンアップデート」はTDCの時はここは「シュガーグレーズ」だったので初めて見ました。ハロプロでした。とりあえず新しい曲はなるべくライブで見たい派なので音源はあんまり聴いていなかったんですが、エマちゃんが可愛いやつかと思いました。「参枚目のタフガキ」は個人的に非常に盛り上がってたんですが、終わった後にそういえば「シュガーグレーズ」からの繋ぎがダンスのカロリー的に「おおーっ」と思う繋ぎだったなと思いだしたので、なるほどここが差し変わっちゃったのかと思いました。

今日で最後というエマちゃんのかわいい曲振りから「kyo-do?」、結局kyo-do?収録の3曲はかわいいに振り切った内容だったのかなと思いますが、振り切らなくてもかわいいからあえてそういう振り切りをするのは、それってうまいのかなという気持ちになりました。

莉子ちゃんとモニターのやりとりはもはやドッキリですらなく、中山莉子の時間で3か月続けてきたんですね。さすがです。ツアーファイナルということで若干エモいやりとり*7みたいなのもしていました。
そのままユニットの「きゅるん」、「熟女になっても」はツアー中は衣装交換したりしてたんですね、私はノーマル熟女しか見ていませんし、宿題担当も安本さんがあみだで負けた回でした。*8そして、フレッシュユニットの「I'm your MANAGER!!!」でしたが、後のMCでかほちゃんが身長が伸びなくて不安なんだの件でフィーチャーされているんですが「昔から身長あったから不安はなかった」という話をしていました。あの役をユナ仲村にしなかったのは逆いじりですね。

メドレーの内容は序盤のものから変更無しで「ちちんぷい」から。4月の段階ではそこまででしたが、いよいよダンソンになってるのでちょっと辛いなダンソンとかMIXとかホントにいらないんだけど楽しみ方は人それぞれ、多様性の時代。なので、私の楽しみ方の邪魔もしないでほしいですけどね。「Lon de Don」とか「春休みモラトリアム中学生」はあまり聴かない曲ではあるのでありがたいなと思いながら「チャイム!」へ、イントロの所謂あやかMixのところは人によって違った*9みたいで空気がフワっとしてた気がします。「藍色のMonday」「イヤフォン・ライオット」はフルで聴きたい「ラブリースマイリーベイビー」「仮契約のシンデレラ」はメドレーでも良いかな。「シンガロン・シンガソン」は仮シンとかと同様にメドレーにしてでも外せないというところか。

「禁断のカルマ」のイントロで盛り上がってましたが何か盛り上がることありましたかね。コロナ渦以降、会場の盛り上がるタイミングについていけないので、同じものを見ていても生きている世界線が違ってきているんだろうなと思いました。これは追加になったのかな。「バタフライエフェクト」はこのツアーで久々にセットリストに戻ったイメージ。6Voices*10とかMove*11でやっているのですが、9人ではやってなかった*12のかな、低学年メンバーはこのツアーで初めてなんだね。

自由へ道連れ」ここなちゃんの「道連れしちゃうぞ」も馴染んできたような気がします。「Bang Bang Beat」は2022年夏からのライブ定番になったな。「はみだせGirls」もライブで見るのははじめて。音源ではハロプロだなと思いましたが、そこまで苦手ではなかったです。*13ここは途中から「青春ゾンビィィズ」と差し替えになっていたのかな。

「イート・ザ・大目玉」は相変わらず、安本さんが帰ってきたなと思いますね。もう2年くらい経つのに。曲中で安本さんとリコ中山が中央ですれ違って上下に分かれてステージの外に向いて歌っていたところがめちゃめちゃカッコよかった。多分こういうのってリコちゃんじゃないとできない。何回も動きの力強さに、これ誰だ?*14と思うのは大概リコちゃんなんだよなと思いました。動きの力強さとともに人間としての強度が他のメンバーと違うものがあるような気がしています。前半に「HOT UP!!!」やって本編最後に「イート・ザ・大目玉」があるの強いけど、見てる方もバテるよ。

アンコールは「ハイタテキ!」からで、これもいいけど「アンコールの恋」も聴きたかったですね。恒例の曲ガチャのコーナーは「なないろ」だったので、それまで何も考えてなかったけど、そりゃあそうだよなと思いました。パート割はどうなるのかなと思いましたが、いよいよ10人の「なないろ」になったのは良かったような気がします。エマユナもツアーを一本回ってきてファイナルで.このタイミングでというのも良かったんじゃないでしょうか。最初のパート割は低学年と姉メンが交互に歌う感じだったのですごく過保護な感じがしましたが、2コーラス目からはまたバランスが変わったりして、新しい「なないろ」になったなと思いました。2021年~2022年時点ではなかなか任せられないという雰囲気もあったり、常に活動が続いていく中*15でなかなか全ての曲でパートを割りなおすというのも難しいだろうなというのもあって仕方ないかなという感じもありましたね。

ボイジャー」は本当にいい曲になった。10人の曲になって半年、ツアーひとつを乗り越えて、いい「ボイジャー」になりましたね。「ボイジャー」が終わって〆の話なのかなと思って安本さんの「エビ中の特徴は変わり続けること、今のエビ中が最強のエビ中」という話を聞いていたら、話の中でなんだかさらっと「絶対負けない」が来て、「涙は似合わない」がはじまってこの曲も要所要所で所信表明的に歌われていると思うんですが、ここの安本さんはもっとエモーショナルでも良かったんじゃないかなと思って聴いていました。たぶん「なないろ」から、ずっとこっちがエモい気分になっていたところもあって勝手な話ですが、エモにズレがあったのかなという感じがありました。

MCで垣間見える低学年メンバーの人となりとかの方が今俄然面白い。沖縄から帰る空港のお土産屋さんでユナ仲村がスマホを置き忘れて取りに戻ったらもうなくて見つからず泣きながら探していたら、ここなちゃんが自分の前に会計をしていたユナ仲村の忘れ物に気付いて回収してそのまま忘れていて、ののかちゃんと泣いているユナ仲村の横を通ってなんで泣いてんだろ?と思ってたら、現場にいなかった校長から連絡のいったユナ仲村母からのい着信で気付いたという話があり、その件からレッスン中も首からリアルな鎖でスマホをぶら下げている理由が分かったと、沖縄欠席だったカホちゃんが言って、登場人物みんなヤバいとぶった切ったのが良かったですね。
小久保とユナ仲村は抑えきれないブラックなところがやり取りに出るし、ここなちゃんのちょいちょい雑な感じがコメディだし、ののかちゃんも真面目なだけじゃないところがチラチラ見えている。えまちゃんは何も喋らなくてもニコニコなのでそれだけでも良い。

姉メン達は年相応の旨いこととかエモいこととかを言いたいんだろうけど、毎回になるとなかなか重たいなと思います。低学年メンを悪いじりするだけでも別にいいのになと思いますが、ツアーファイナルですし、下手に目標を掲げてしまっているので致し方ない部分もあるかと思います。真山さんが今のエビ中を評して、凸凹がうまくハマる時があればガタガタの時もあるみたいなことを言っていましたが、低学年メンバーには凹みを整えるよりも凸みを出していく方向でお願いしたいところです。どんどん歪になっていけばいいんですよ。

今回のツアーは結局2回しか見れていないわけですが、序盤とファイナルという感じになってしまい、せっかく3か月もあったツアーなんですが、変化を楽しむみたいな楽しみ方はできなかったのが残念。チケット発売時期を前半後半とかに分けてもらえればもうちょっと可能性あったかなと思いました。*16ちょっと地方には行けないので東京近郊であと1、2回行きたかったなと。直前でチケットが出てたりとかしてたけど、それはそれで行ける時もあればいけない時もあるからな。*17もっと見たい気持ちはあるという、まさにお気持ちの表明です。

大学芸会の日程も発表になり*18、帰りに開場から出たところでスマホを見たらブラックタイガーからメールが来ていたので、もう申し込みかよ!今月どんだけチケット発売するんだよ!と思いましたが、詳細は後日という日程決定だけの速報メールだったので、ちょっとだけホッとしました。どっちにしろすぐ申し込みなんでしょうけど。
あといきなりSSAじゃなかったのは良かったような気がします。結局はどうやったらSSAでライブができるのかみたいな明確な答えってないんだと思うんですが、とはいえ何の答えも見えていないのに1年頑張りました、大学芸会なんでSSAですっていうのは意味が分からなすぎるので。最初にやったSSAも2回目にやったSSAもどうしてSSAだったのかなんて理由はなかったので何がどうなればSSAなのかは本当に分からないなと思いました。それと今回のツアーで集めてた布のやつはこのファイナルで区切っておいたほうが良かったのではないかなと思いました。これからさらに外側から人を引っ張ってこないといけないのに過去に縛られていくことにそんなに意味があるかなという風には思いました。*19

見に行った2公演はたまたまお休みのメンバーがいなかったのでそれだけでもラッキーという気持ちになります。皆さん健康に過ごしていただきたい。*20

健康といえば、ライブを見るたびに真山さんのコンディションを気にしているのは良くないなといつも思っているんですが、普段からいつもそこを軸に見ていたので、そこはどうにもならないですね。今はうまくいってる!とか、今は難しかったな……と曲の中で一喜一憂してる場合じゃないとは思うんですが。
ただ今回のツアーを見ての感想として、総合的にはまだ厳しいなという感じでした。出たり休んだり歌ったり歌わなかったりみたいな感じで今後もやっていくんでしょうかね。術後そろそろ1年ですし、今のままで一気に良くなることもなさそうだなとは思っています。この1年を見てきた結果、歌唱だけを抑えるっていうのは効果的なのかどうなのかって思っています。個人的には休んでほしいわけではないんですが、治療に効果的な活動の方法(完全に休むこともなんかも視野に入れて)を選択していってほしいなとは思いました。医者じゃない*21ので何が良いのかわかりませんが。
今なら休めるみたいなところもあるとは思うんですよ、2年前とは環境も状況もだいぶ違うと思いますしね。*22

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2023/07/16
私立恵比寿中学
「spring tour 2023~100%ebism~」
パシフィコ横浜 国立大ホール
seesaawiki.jp
natalie.mu

*1:10mくらい離れてただけ

*2:結構な人が中でマスク取ってたりしてたので、そういうやつはつまみ出せよと思ったりはしました、こんな日に限ってエビ中ホットラインが見つからない

*3:それこぞビートルズとかが流れていました

*4:2022年はパスコードとビッケブランカの対バンと星名さんの生誕でしかやってないみたいなんで約2年ぶり(6Voices以来)くらいのセットリスト復帰のようです

*5:恐らく違います

*6:開演前に流れていた中にも1年生のパロディあったので、何回か使っている元ネタっぽかったですね

*7:この日でモニターともお別れみたいな

*8:今現在FC動画で熟女動画が順に上がっていますが、全部上がるんですかね?

*9:安本さんの歌い出しがユナ仲村に替わっているので

*10:2021/3~4、大阪でしかやってないので見ていないですね

*11:2021/6、ココユノノカ加入後ですが5人(安本さんはまだ休養中)でやったコンセプトライブ

*12:2022年は柏木企画(10、11、12の回)でしかやってないみたい

*13:別にハロプロが苦手なわけではないというか、今のハロプロよくわからないということです

*14:席がステージから遠い上に目が悪いもので……

*15:特にこの2年間はメンバーチェンジの激しい期間だったですし

*16:単なる我儘だと思いますが、1度に4万も5万もはなかなか払えないですよ

*17:そう、ただの我儘です

*18:2024/1/5、6 ぴあアリーナMM

*19:SSASSAでひとつの現象になるようにしたらいいのになと思いました、誰一人取りこぼすことのないように、これを引っ張ることでSSAで取りこぼされる人が生まれるんじゃないですか?

*20:これを書いている最中に真山さんはコロナに罹り、「Kyo-do?」最後の特典会が延期になるというのが起こりました、まじ皆さん健康にお過ごしください

*21:運営でもない

*22:まあ完全に休むのは、色んな意味で諸刃の剣だと思いますけども