ちょっといいたいだけ

主に私立恵比寿中学とukka(ex:桜エビ~ず)について書いています。

20201206 ukka「ukka NEXT STAGE TOUR 2020」 LINE CUBE SHIBUYA

2019年末の恵比寿*1以来のukkaライブになりました。
そういった皆さんも多かったかと思いますが、渋谷公会堂に入るのは件の「アイドルユニットサマーフェスティバル2010」から10年以上ぶり*2ということで、気持ち早めに現地に着いて物販とかまだやってたんですが、全くの初めて見る光景で入り口もどこだか分らんなという感じでした。ちょっと前に前を通った時は工事前だったような気がしましたが、その時にコーヒーを飲んだドトールも無くなっていたので、私の知らない会場になっていました。*3
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開場までちょっと時間があったので、紅白の下見*4NHKホールの前に行ってみたり、ウロウロしてから入場のはじまっていた列の最後尾に並んでスルっと入場、検温と手指の消毒。
エスカレーターで1階客席への入場ロビーに上がるとデカくて黄色い鳥がお出迎えしてくれました。週末はインターネットをしない派なので、会場の前で会った人に客入れで何かあるみたいですよという情報をもらったので早め入場してロビーにいたら16時15分くらいからですかね、客入れムービーの上映が始まったので場内に入ったり出たりしていました。*5

自席に座っての視界は流石にステージは遠いですが見やすく、流石ホールコンサートだなと思いました。まあライブがはじまると前の人が立つので座っては見れないんですが。座っていても何も視界が変わらないのに……。
ビジョンに映される、海で遊ぶukka、真顔で一人ずつカメラを見つめるukkaを見ていると客電が落ち、「overture」が流れ、ライブがはじまりました。*6
スクリーンを〆たままシルエットで一人ずつメンバー紹介があり、スクリーンが下りて「リンドバーグ」で実質スタート、スタートダッシュ感。見慣れない前髪の人がビジョンに映って「誰?誰?」となりましたが、もあちゃん。ワンレンのもあちゃん良かったけど、前髪があってもこれはこれでいいな!ということで幸先のいいスタートです。
続いて卒業ソングの「帰れない!」、そして「ウノ-ウノ」を挟んでの最初のMCで桜井さんの卒業に関するコメント*7があって、そこから曲に戻ると「Magik Melody」だったので、この空気(事前情報があったので、そこまで重くはなかったですが)の後は、これしかないよなーっていう風に思いました。*8

それで「ウノ-ウノ」です、これはこちらの悪い癖ではあるんですが、ライブで見るまで音源はあんまり聴かないというのがあるので、「恋、いちばんめ」収録曲音源はホンの数回聴いただけで半年過ごしていたので、今日聴くのはすごく楽しみでした。これを今言う話ではないし、どうでもいいんですが、UNOでリバースは大した問題じゃないというか「ここでまさかのリバース」っていう場面は限定的すぎるなと思ってしまいました。ちゃんと聴くの初めて感がここで出てしまいました。
「Poppin'love!!!」も初見だったんですが、なるほどE-girls。可愛い曲ですね。
「急なロマンティック」から「わたしロマンス」の繋ぎがあって仕上がってるなと思いました。この後にグループMCで川瀬、桜井、芹澤の3人で比較的年少の3人なのにおばさんグループ*9ということで、LINE CUBEなのでLINEの話をというテーマで、桜井さんは1周回ってブラウンのスタンプを使っているが、やる気がある時は「みさと専用」のスタンプを使っているとか。川瀬さんにやる気が無い時はブラウンなんだねと言われて焦っていました。

MC明けで「嘘とライラック」、「せつないや」、「ねぇ、ローファー。」の良い曲の流れから、「can't go back summer」でブロック〆。続いてグループMCで水春さん、茜空さん、村星さん。今回は単独では初めてイヤモニ使ってるとのこと。*10前半のグループMCと同様LINEの話をしようという流れを水春さんが「興味なくなっちゃったな」と言いはじめて、村星さんが「(この内容でMCするって)決めてたよね?」みたいな話をしていて、この会話、誰が得してるんだ?と思ってしまいました。*11

「タリルリラ」から始まるブロック、曲の最後で川瀬さんが上手にハケて「まわるまわるまわる」がはじまっても川瀬さんが戻ってこないなってなった時にPAブース辺りで見ていた藤井さんが小走りに出ていったので、あぁ……と思いました。この状況ですっとカバーに入ってたのでこれはこれで凄いなと思いながら見ていました。真価を問われる。それと合わせて5人は少ない……とも思っていました。来年からは5人なのか……というのも感じてしまいました。「それは月曜日の9時のように」という楽しさしかないブロックだったので一気に駆け抜けていきましたね。5人でもステージ上は完全に成立していたので、強いなと思いましたが、アレ?川瀬さん戻ってこれないぞ……という感じにはなっていました。

結構長め(恐らく川瀬さん待ち)のMCの終盤で川瀬さんがステージに戻ってきて最後のブロックに。「おねがいよ」からの「214」で確かここまででまた川瀬さんが抜けたんじゃなかったかな。「214」の振りが好きなのと川瀬さんが戻って来たことでふっと気持ちが上がっていたんですが、「キラキラ」の曲終わり*12でまた袖に消えて行ったので「あぁ……」となりました。いくら良いライブでもやっぱり心に引っ掛かりが残ってしまいますね……。
本編は初見の「時間。光り輝く螺旋の球。」で終了。「時間。光り輝く螺旋の球。」については、完全体で見たい部分は大きかったですね。結果本当の意味での完全体はっ見ることができないままになりそうだなと思ってせつない気持ちになりました。

アンコールはあると思ってなかったので得したなと思いました。「恋、いちばんめ」をやらないっていうのもないなとは思いましたが。発声できない中で拍手でのアンコールでしたが、拍手が一定のリズムから変わらないもんなんだなと思いました。
客電が落ちたままの中、拍手に乗って登場して「恋、いちばんめ」、「恋、いちばんめ」も初見だったんだなぁ……。続けて「エビ・バディ・ワナ・ビー」でもう1曲あるかなと思ってたらこれで終了、全21曲(実質20曲)ということで2時間きっちりパッケージという感じでした。「エビ・バディ・ワナ・ビー」で明るく終わるっていうのもアリだなと思いました。私は比較的苦手な曲なのでもう1曲あるかなと思ってしまいましたが。

最後はいつものステージ上からの写真撮影をしてたんですが、あとで合成するからと川瀬さんの場所を開けて写真を撮っていました。*13あとで一人で写真撮らせると言われていましたね。
最後に生声で挨拶をしようという流れで、階段の上にあがって6人分の立ち位置に並んで*14手をつないで(マイクを使わないから両手が使えるはずだった)みんなで手を上げて挨拶をした時に桜井さんが普通にマイクを使ってしまって途中からマイクが遠ざかっていくのが面白かったです。事故ですが川瀬さんが隣になかったから仕方ないね!

渋谷公会堂という会場で、髪の色も明るくして気合入れて臨んだであろう川瀬さんが途中で退場することになったのは、本人が一番思っているでしょうが残念でしたね。*15

茜空さんと水春さん辺りがMCで触れていましたが、ステージに階段があったり、柱みたいな電飾セットがあったり、高解像度のモニター*16があったりと舞台上も豪華で、レーザー光線もバキバキだったので、まさに過去イチのステージだったなと思います。高さと奥行きを使ったフォーメーションなんかもあってステージもステージングも良かったなと思いました。川瀬さんが抜けてしまった時間帯もフォーメーション崩れず*17やりきったなと。ご時勢的に客席を煽る場面が無かったので両サイドはあまり使われなかったように感じました。*18

個人的にはたぶんこの日で桜井さんのステージを見るのは最後になるんじゃないかなと思っているんですが、やっぱり残念だなと改めて思いましたね。このグループは声のトーンが比較的近い6人組なのに、まったく歌のキャラクターが違うのが面白い、そういう持ち味のグループだと思っているので、誰が抜けても残念なんですよね……。

スタッフサイドのキーパーソンが抜けたという噂を聞いていたのでどうなるのかなと思いましたが、今回のライブ運営はエビ中スタッフ陣がやっていたような気がします。当然全てではないでしょうし、そもそも藤井さんは(恐らく)担当マネージャーなのですが。*19

気付けば「グラジェネ」も無かったし、「灼熱とアイスクリーム」もなかったですし、CD-R時代の曲は「嘘とライラック」だけで、アレもやってないコレもやってないみたいにはなりますが、満足度は高く、セットリストもベストな流れだったなという風に思いました。聴きたいなって思い浮かぶ曲は大体聴けたしボリュームもあった、最終的にアレも聴きたかったなってなるのが良いライブだったんだということだと思いますし。

ukkaに関しては、2018~2019年の勢いに乗って、2020年に売れるはずだったので、正直今年の結果はもったいなかったなという感覚ですが、世界中がそうなのでここからは一斉にスタートという感じになるかと思いますので、もうすぐ5人になってはしまいますが普通にできれば勝てると思いますのでこれからも頑張ってほしいなと思います。

期間限定公開だそうです……

ukka NEXT STAGE TOUR 2020 @ LINE CUBE SHIBUYA

恋、いちばんめ (Special Edition)

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  • 発売日: 2020/07/23
  • メディア: MP3 ダウンロード
octave

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natalie.mu

20210118:映像で見直して諸々修正*20
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20201206
ukka
「ukka NEXT STAGE TOUR 2020」
LINE CUBE SHIBUYA
seesaawiki.jp

*1:20191227 ukka「ukka year-end party」恵比寿 The Garden Room

*2:2010年8月30・31日、当時のC.C.Lemonホールで開催https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%82%A4%E3%83%89%E3%83%AB%E3%83%A6%E3%83%8B%E3%83%83%E3%83%88%E3%82%B5%E3%83%9E%E3%83%BC%E3%83%95%E3%82%A7%E3%82%B9%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%90%E3%83%AB2010

*3:渋谷公会堂がネーミングイライツでC.C.Lemonホールになった時は名前が変わっただけで建物自体は変わっていなかったように思いますが、今回は建て替えなので正面もロビーもまるで変っていました

*4:今年は無観客開催です

*5:リアル最後尾だったので

*6:関係ないですが、「overture」をセットリストの曲数に入れるのは違うなと思います

*7:喋り出しで「私の方から発表がありましたが……」って言ったので笑ってしまいました

*8:「帰れない!」は後ろに行けば行くほど重力がかかるので序盤に入れてくるところは良い、「Magik Melody」は世界創造の曲なのでどの瞬間でも世界が再構築されますので、このタイミングではこれしかないです

*9:川瀬さんがもあちゃんを一時期おばさんと呼んでたらしく、当時この3人でLINEグループを作っていたそうです

*10:イヤモニ使ってるで客席が盛り上がるのはあんまり良くないなと思っています

*11:水春さんの仕掛けだとしたら何やってんの?だし、演出であるなら何やらせてんだろ?で、最終的にはLINEスタンプの話に収束してたし、結果的にあんまりおもしろくなってなかったので

*12:自身のパート「叫べー!」と言いながら退場していきました

*13:終盤に抜けた後にはアンコールでも、川瀬さんは戻ってこれなかった

*14:個々の並びがたまたま上手端の桜井さんの隣が川瀬さんの定位置だったみたいで、4人と桜井さんに別れてたのが何かを物語ってるなと思ってしまいました、深い意味はない

*15:ちゃんと飯食って、ちゃんと寝てないとアカン

*16:解像度は高かったですが、微妙な遅延があったのでちょっと気持ち悪かった

*17:曲によっては立ち位置が空いたりしていましたが

*18:茜空さんがMCの時に下手のカメラ前にずっといるみたいな場面くらいしか両端を使った部分が無かったかな

*19:PAエリアにはザキさんがいました

*20:「214」終わりじゃなくて「キラキラ」終わりで川瀬さんが退場した等