ちょっといいたいだけ

主に私立恵比寿中学とukka(ex:桜エビ~ず)について書いています。

20151212-13 私立恵比寿中学 年忘れ大学芸会2015「エビ中のオールアトラクスター」さいたまスーパーアリーナ

最前列が見やすいわけじゃない。
そんな当たり前のことを忘れていました。

今年も年忘れ大学芸会を観にさいたまスーパーアリーナへ行ってまいりました。2年前の大学芸会から、去年の横浜/大阪を挟んで戻ってきました2DAYSです。

今回はパンフの発売がありませんでしたので目的はユニットCDの購入だけだったのですが、大箱の物販といえば長蛇の列を想定していたので初日は15時頃にさいたま新都心へ。

現地到着後、3分でCD購入*1とFC抽選が終了してしまい、逆に地獄のような2時間を過ごすことに。
どうにも時間が潰せないので、駅を挟んで向かい側のショッピングモールCOCOON CITYの中でベンチを発見したのでそこに座ってぐったりしていたら、桜エビ〜ずがトークショーをやってるとの事でしたので一旦たまアリ前に戻りましたが、見えず聞こえず*2でまたCOCOON CITYに戻るのも精神的にツラいものがあったので、入場待ちの列に並ぶことにして開場時間を待ちました。

開場は多分ほぼ定時くらい。
入り口から並ぶ花、ホットラインの貼り紙と座席のブロック表示の貼り紙を眺めてから自席へ。

初日の席は着席指定上手側のメインステージ寄り。そこそこの高さもあって視界良好でしたが、着席指定のお約束でステージまでは全て距離があります。
今回のモニターに関してはメインステージの背景になる部分とステージの外側上手下手のスタンド席から直角の位置にありました。

メインステージ寄りだったので、モニターも近かったですが真横*3を向かないと見れない位置でした。
メインステージのセット背景全面のモニターに関しては演出用込みなので、全般的にメンバーを追うことはなかったんですが、ライブ映像が映ると遅延が結構あって、ちょっと気持ち悪い感じがありました。

とはいえ、後半でこの全面モニターにメンバー全員の表情が同時に映る演出などもあって、これはとても良かった。着席指定からは表情は一切見えませんので特に。

さて、2年ぶりのさいたま。
前回は9人エビ中の最高傑作だったかも知れない大学芸会だったので、今回はどんな風になるかなという感じでしたが、期待の方が勝つ心持でした。

事前に公開されたティザーでは、前回の設定の踏襲があるっていう雰囲気だったので、どうやって繋げるのかなという興味でOPを見てたわけですが、基本設定は一緒で完全にあの続きでしたね。

どアタマの安本さんのセリフ*4「変わっていくことが、永遠を守る唯一の方法さ」から泣いてたし、真山さんのシーンと柏木さんのセリフで追い打ちかけられていたので、もうアカンなと思いました。
マスク無しではライブを見れないかもしれません。

デコ出しの星名さんとか、セーターの袖が映っただけで分かるかほちゃんとか、廣田さんはちょっと意地悪な役が似合うなとか。
中でもりこちゃんから「スズキとは一度闘いたかった」みたいな話も出てきて、これはこれでメンバーが変わっても設定の引継ぎ感があって良かったですね。
安本さんは相変わらず台本があるとセリフに抑揚が付きますね。
で、松野さんのあの演技は誰のプランなのかは知りたいところです。*5

そんな地球を旅立つ前の別れのシーン、ドラゴンボールオマージュのアニメシーンから大爆発でスタート。

オープニングアクトっていうんですかね?5572320の「ポンパラ ペコルナ パピヨッタ」から。

そしていよいよ本編という段で最初の曲が「あたしきっと無限ルーパー」で既にこみ上げる感じがありましたが、そのままメドレーで「金八DANCE MUSIC」、「使ってポートフォリオ」に一旦流れて、もう一度最後は「金八DANCE MUSIC」。繋ぎの部分も凝っていて良かったですね。
これを、2日目のMCで「さつき が てんこもりメドレー」っていわれるまで考えもしませんでした。逆に言うとレギュラー作家陣の中で今回はたむらぱん楽曲が少なかったのかな?*6

最初にメドレーでノンストップを持ってきた辺りは、氣志團万博のノンストップメドレーからの流れだったとのこと。

初日の「仮契約のシンデレラ」だったところが、2日目には「禁断のカルマ」になっていたので、仮契約やらないのかーって思ってたらまさかの三角トレードで、初日の「バタフライエフェクト」だったところに仮契約が入ってきました。差し替えじゃなくて入れ替えもあるんだ!っていう驚き。
あまりカルマに変える意味みたいなのが感じられなかったので、バタフライエフェクトで良かったかなとは思いました*7。連日来る人も多いでしょうからっていうサービス精神なんだろうなとは思いますけど。それと、大箱で仮契約やらないっていうのは凄い英断だなって思ってたのに…。

今回のユニットは楽曲的にはそこそこな感じがしました。まあ端的にいえば好みの曲が無かったのとそれをねじ伏せるようなユニットも無かったかなと。

披露順で言うと、元祖トータルスロットル(安本、星名)は意外性のある組み合わせで面白かったですが、曲はそうでもなかったですかね。
星名さんのダンスに合わせる安本さんは大変そうでしたが、それはそれ面白いと思いました。とうとう安本さんが歌ユニットじゃなかったのは勝負してるなと思いました。

狂騒と緊迫(松野、中山)は今回の中では一番好みでした。2回見てやっと飲み込めたみたいなところがありますが、これはパロディのパロディだなっていう風には思うので、ちょっと手放しでは褒めにくいというか。

Micro Mix Mountain(真山、小林)の組み合わせは意外性ありましたが、楽曲的には真山さんに寄り過ぎてたかな?っていうイメージです。
この組み合わせに今この感じかーっていうのを思いました。花道を端から端まで走ってた気はしますし、「はいっ、はいっ、仰せのままに」も残りますけどね。

おひたし(廣田、柏木)は結構満を持して出してきたな!って感じでしたが、なんというか、組み合わせに対する期待値を超えていたか?というと難しいなという感想でした。全然悪くないんだよ。最終的には曲が好みじゃないってだけ話なので、まあそういう事です。ハモりを交代しながら歌ってるのとか、面白いなと思いましたし、今この2人じゃないとできない内容ではありました。それにしても歌詞が壮大すぎて…。

ユニットに関しては落ち着いてCDを聴いて、歌詞カード読んでみようかなと思います。多分歌詞は結構酷いんじゃないかな…。

ユニットといえば着替えですが、今回はVTR*8もなくユニット出番が後半の4人のMCから、ユニットを4曲挟んで、ユニット出番が前半だった4人のトークという流れでした。

初日、2日目共に同じフリからきっかけ台詞までの間にフリートークゾーンがありまして、2日目にはこれ昨日もやったな、みたいにステージ上がなってたので、ちょっとなと。まあ、そもそもはそういう余計なことを言わなきゃいいんですけどね。

最初の4人の終わりは柏木さんの「なんか変な音しない?」ってセリフだったんですけど、結局イントロがはじまるでもなく、無音からセンターステージ明転で安本星名ユニットが始まるので、うーん……てなりました。

本編後半の「アンコールの恋」「フユコイ」「PLAYBACK」の一連流れも美しく、「フユコイ」の似合う季節に雪を降らせる演出なんかは非常に良かったです。初日、「フユコイ」の雪演出の後の「PLAYBACK」は足の動きが多いフリですが、案の定というか、松野さんが体勢を崩していて、ちょっとだけヒヤッとしました。滑ったらしいです。

「ハイタテキ!」から「ちちんぷい」のところも繋ぎがあって、結局、「ちちんぷい」の本編に入るところで静かになる感じだったのでうれしかったです。「ちちんぷい」凄くいい曲だと思ってるんで、ちゃんと聴いてみてください。

ロッコとアンコールは初日と2日目で完全に別曲になってましたが、初日のアンコール1曲目が「Go!Go!Here We Go!ロック・リー」だったのは、なんでなんでしょうかね。個人的にはうれしいんですが、世間はどうなんでしょうか。

例年、大学芸会の後にエビクリ*9があるのが通例でしたが今年は無いということで、最後のMCで星名さんの「これでエビ中のライブは最後になりますが」発言があって、時期的にも諸々デリケート案件なので、ザワっとなりましたが、今年のライブは最後だって話に訂正されて、まだまだ仕事やレッスン*10は年末まで続くでしょうが、とりあえず2015年のエビ中ライブ*11が終わりました。

最後の最後に下手、上手と挨拶に移動するところを見ると、メインステージの大きさを凄く感じたんですが、本編中は全くそんなことを感じなかったですし、メイン、センター、そして正面スタンドの方まで張り出した花道で、本当にアリーナモードのアリーナ全面を使っても会場の大きさに負けていなかったので、この2年での積み上げてきたものを強く感じる機会ではありました。
その辺は比べても意味がないので、2年前のさいたまとどっちがどうとかはありませんが、8人でもさいたまスーパーアリーナには負けてなかったなと思いました。

さすがにアリーナクラスになると見える見えないの問題が大きくなるので、校長の求める平等も形を変えなくちゃいけないし、色々と模索していってほしいですね。
去年の横アリよりも若干自由度が落ちた会場全体のセットでしたが、客入れ時から歩き回る異星の住人とか、ステージから吹き上げる炎とか、凝るところは凝っていたので、良かったです。

ちなみに2日目は反省を生かして16時過ぎに到着、雨も降って前日より冷え込んだからか、開場時間を若干巻いて入場できて良かったです。
2日目の席は下手側着席最前だったんですが、レールカメラが目の前をバンバン横切るのと、立ち上がったアリーナで花道の足元が隠れる感じでしたので、初日の方が列的には後ろでしたが全然見やすかったです。
ロッコにはさすがに近かったですけれども。足元なので目線はあまり来ません。

さて、今年もエビ中のライブが終わりましたので、来年に期待して終わることにします。
そんな感じです。

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20151212-13
私立恵比寿中学
年忘れ大学芸会2015「エビ中のオールアトラクスター」
さいたまスーパーアリーナ

http://seesaawiki.jp/ebc/d/20151212
http://seesaawiki.jp/ebc/d/20151213

関連記事:20131208 私立恵比寿中学年忘れ大学芸会2013「エビ中のスター・コンダクター」 - ちょっといいたいだけ

*1:CD物販が別テント、別動線だったので

*2:トラメガでイベントしていました

*3:むしろちょっとマイナスの角度まで

*4:途中までは設定の各国語で喋っていますが、決めのセリフだけ日本語になります

*5:2013年と同様の台詞回しなんですけど、ロボサン・マキアート以降だと違和感がある

*6:テブラデスキーのみ

*7:基本的には9人時代の曲よりも8人の曲を優先した方がいいと思っていたりはします

*8:結局本編中はステージ演出用以外は特になかった

*9:2013年はツアー中で、さらにホットファンタジーお台場があったり

*10:テレビや俺の藤井2016に向けての

*11:FNSは観覧がありますが