いつチケット買ったんでしたっけ?*1完全に忘れるくらい昔の話に感じる*2、さいたまの日がとうとうやって来ました。
さて、待ちに待ったさいたま当日を迎える前にFortuneから「SCHOOL DAYS」のCDも届きまして、ユニット盤に付いておりますBDを見ようとしたらPCのソフトがグズりまして、30分くらいあーでもないこーでもないとやってましたが、結局アンインストールからの再インストールをしないといけないということでアンスコインスコしましてMVのメイキングとレコーディングのメイキングを見まして、スペシャで流れた映像もあったような気もしましたが、真山安本ユニットのレコーディングにゴスペラーズがディレクションしてくれていたのにちょっと感動しました。そうこうしているとサブスク解禁!Spotifyで配信開始したのでCDで聴いたのは1回だけでしたね!令和!
ということで前日までにすべきことを済ませたので、当日の朝なんですが埼玉県で昼にプロレスを見ることになってましたので、朝からさいたまに向かって出発、さいたま新都心まで何駅か手前で途中下車の旅して楽しくプロレスを見まして、改めてさいたま新都心に。京浜東北で20分くらい移動していよいよさいたまスーパーアリーナです。
コロナ禍以降ではじめてかも?さいたま新都心はコクーンシティでフリーを見た以来ですね。ひとまずFCの抽選に並んで運試し、運は無し。トランプと書籍を買いにグッズブースに行き、書籍売り切れで運は無し。トランプは素晴らしい出来だったので良かったです。
入場口に向かう道中で同行者とはぐれてしまったので入場口のあたりで待ち合わせようとなりましたので向かっていると、向こう側から見覚えのある顔が。宇野ちゃんと瑞季でした。おお!と思ったら、その後ろにれいなとひろのさんが続いてきたので始まる前から興奮してしまいました。すれ違って入り口付近に来たら廣田さんも居たのでだいぶ私が見始めた頃のエビ中を見ることができた気がしました。キラキラ☆ラッキー!
興奮の中入場して席に着きます。位置は正面のスタンド、一応200レベルでした。最初のさいたまも10年前のさいたまも本当に最高だったので、新しいさいたまも当然最高になると思ってました。新しい9人も最高なので期待は十分。ただ鉄の心でアップグレードしなかったのでお席に座って楽しみました。
今回のOPは安本さんの「サドンデス」独唱映像から本編に繋いでスタート。サドンデスの「連れてってもらうんじゃなくて、連れて行くからさ」からはじめたかったのは分かるけど、これはまあ私がサドンデスをあまり得意としていないということですが、本当にまあ分かりますけどという感じでした。ここでライブがはじまった高揚感と期待感とサドンデスが入り混じって腕組みしちゃったかも。
ここでガス抜きというかいなくなったアイツ*3の話を織り込んだりしてましたが、藤井さんだったらこういういじり方したかな?とか考えてしまったのも良くなかった。ガス抜きは必要だとは思うんですけど。
ただ続いて「イート・ザ・大目玉」がはじまって、6人時代から幾多の変遷を経て今の9人の大目玉は妹メンに振られたパートも含めて、さあはじまったぞという感覚がありました。そして最近、披露する頻度が上がってる「キングオブ学芸会のテーマ~Nu Skool Teenage Riot~」ですが、会場に流れ星☆と回帰さんが揃って見に来ているタイミングで、と思うとありがたいですねぇ。「シンガロン・シンガソン」は、今にして思えばとてもいい曲だし、エビ中史に残る曲だなと思います。自分史の中で最初にシンガロンに興奮してたのは2017年の秋ツアー千秋楽*4でやったアンコールの最後で本編最後にやってたのに廣田さんが「これで終わっていいの?」みたいなことを言って客電が点いたままでやった時みたいでした、「廣田さんのみれいちゃん*5があった」と当時メモってました。
「未確認中学生X」はさいたまスーパーアリーナのテーマ曲という感じがありますね、やらないわけにはいかない曲になってますし。「ラブリースマイリーベイビー」、「オメカシ・フィーバー」現状「リップ全落ち」の柏木ちゃんを超えているメンバーがいないと感じているのでもっと面白い顔とかマイムとかしてほしいなと思います。ライブ定番曲の流れということでちょっとノッてきたなと、このセットリストの並びで感じてきたところで、ペアダンスからソロダンス、グループダンスのコーナーから出てきてなかったえまゆなのユニットからユニットコーナー。
ステージに飛び出してきた2人を見て意外な衣装だな「アイドルじゃん!」と思いました。エビ中の大箱でこういう衣装はあまりない気がしました。「すたーてぃん」曲は普遍的。ココユノノカの「王様の耳はパンの耳」は今回のシングルでタイトルが出た時に一番期待していた曲、メガネのナレーター桜木は最高の可能性を否定できません。美容師のののかちゃんと王様の小久保と役名が衣装に書かれているの面白かったです。コレオグラファーの桜木心菜先生の振り付けも良く、結果的に同行者が帰りに永遠にこの曲を聴いてました。ただ王様の耳にパンは生えていなかったし、王様は食パンでもなかった。かほりこの「君のそーゆーとこ」は替えの利かないパーツの組み合わせだと思うので、曲とユニットのしっくり感は高かった、逆にこうなってくると、これがあと何回聴けるのかという気持ちになっているのは、4月現在の心境です。最後に出てくるのは真山安本の「明日」令和の光年の愛は流石さいたまにしっくりくる。結構この曲は凄いとしか言えない感じなので、ただ凄い。
エビ中/えびちゅうの歴史を振り返っての授業(VTR)から続く歴史を辿るセットリスト「えびぞりダイアモンド!!」(そりゃそう)、「チャイム!」(おっおう……)、「売れたいエモーション!」(アイツ……)で、インディーズ期を3曲もやってこの先も長いのに……と思いましたが「仮契約のシンデレラ」から謎の夢オチ映像に繋がりました。限られた曲数の中で難しさあるとは思いますが、この選曲あんまりハマらなかった。猫男爵が歴史上最初のメイクボケだったかも知れないですが、ゴーストの白塗りの方がとか、「チャイム!」はインディーズ期の曲の中でも亜流だったのでは?とかこの部分の選曲はまあ満遍なくは選ばれているような気はしますけど……となりました。
映像からの流れで「靴紐とファンファーレ」、旅立ちの曲であるならば「ボイジャー」なのでは?という気持ちで聴いていましたが、この辺りのテーマの曲がエビ中には強い曲が多すぎるのでどれが選ばれても良いとは思うんですが。全体的なところでいえば「playlist」以降のアルバムから1曲ずつしかやってないのにシンガロンのシングルから複数やってるのはバランスがあまり良くないかなという気はしました。
ところであの夢落ち映像、アレは何だったのか、閉鎖された学校とはなんなのか、「こんな気持ちに何度もさせてしまった」という言葉の舌の根も乾かず……という、我々が見せた背中に切りかかってこられた感じは何をどうしたかったのかという気はします。
厳かなアカペラからはじまるでおなじみの「手をつなごう」ですが、安本さんのアカペラにまだ慣れないなという感覚があります。「フレ!フレ!サイリウム」に関しましては、常に2択で外している感覚がありますが、私以外の感覚では「スターダストライト」との2択ではないんでしょうね。そしてアリーナコンサートという意味においてはフレサイの1択なんでしょうね。「星の数え方」は前回見た時の印象よりもだいぶ整っていたように思いました。9人、10人でバラついていた感じがありましたが、だいぶまとまってきている*6と思いましたが、まだまだ進化があるだろうという気持ちで見ていました。*7「感情電車」につきましては、もうかほちゃんがサブステセンターに一人出て歌う「その空」はただただ圧巻でした。
indigo hourから**「TWINKLE WINK」、「YELL」そして、新曲「SCHOOL DAYS」で本編終了。もっと今のえびちゅうを見たかったかもなーと思いました。
アンコールでここまでで既に歌った2曲(未確認中学生X & 仮契約のシンデレラ REMIX)のTikTokコーナーが長尺であって、なんなんだろうこの時間と思っていましたが、子供たちには好評だったとか好評じゃなかったとか。未確認も仮契約もセットリストに入れざるを得ない状況なのになんか上手くないですね。
改めてアンコールという感じで「ボイジャー」がきたので、本編のVTRを受けた「靴紐とファンファーレ」があったので聴けないのかなと思ったボイジャーが聴けたのはありがたいですねぇとなりました。そして3/30日以降の世界においてはボイジャーにどんどん大きな意味が乗っかってしまいました。ひとりひとりがボイジャーなんやで。「なないろ」はしれっとなないろに戻って良かったなと思いました。何色でも良いんだけど変える意味が全然感じられないところが悲しかったので、これからも「なないろ」は「なないろ」でどうぞ。アンコール最後の曲は「青い青い星の名前」で「輝く未来の真ん中で僕らは何を想うだろう」っていうこっちゃ。
最後に集金のお知らせがあるばかりで、ずっと待っているツアーの告知もなかったのは、怒りというよりも呆れがありました。ちょっと疲れちゃうよね。
続けていくためには慈善事業みたいなことばっかりはやっていられないことはいい歳なので分かりますけど、まあそういうことじゃあないよなとそちらも思っていればこちらも思っているということなのかな。この辺のギャップは運営刷新以降のこの数ヶ月全く埋まってる感覚はないですね。数年ぶりにフリーライブを東名阪でやったり*8という面では寄り添う姿勢みたいなものはあるのかも?と思いますが、そこに思惑が丸見えに感じちゃうな、とも同時に思いました。
結果的に今年初めてライブ見ました。例年通りにやることだけが正解ではないと思いますが、今年はFCイベントもなかったし春のツアーもなかったですし。そしてここ数年の大学芸会と比べるとさいたまは1.5倍から2倍のキャパだったかと思うんですが、新体制(運営 not 編成)になってから、4、5カ月経ってその間にやったライブがキャパぶっ壊れの八王子*9とさいたま*10だけなのはやっぱりちょっと意味が分からなかった*11。
普通にライブを見せてほしい*12。
過去に固執した私の期待したものとは違うし、これが2025年の私立恵比寿中学だ!というのとはちょっと違うなというか、これが違ってちゃダメなんじゃ……という気持ちでした。荒い感じで総動員をかけていたのに、そこを外すのかーと。ギリギリ好意的に考えると「15年目から明日へ」っていう感じだったんですかね。*13
それはそれで悪くないけど、15年前とかデビュー当時の彼女たちはもういないので、今の彼女たちこそ見せるべきみたいな気持ちもあったのでふわっとした気持ちになってしまいました。今日見に来た人は全員最古参ということでしたが、正直なところどこに向いて作られたライブなのかは今ひとつ分からなかった。自分に向けられていないことは間違いないのかも?とも思います。
今回は正直気持ちがすれ違ってしまったようなところはあったように思います。過去2回がコンセプチュアルなライブだったこともあったし、今回のコンセプトが自分でいまいち掴みきれないまま*14過ぎていってしまったかなっていう感覚が厳し目の感想を生んでしまっているなと。
当日の昼も含めてちょっと諸々忙しい日々が続いているのでなかなか振り返る時間が取れなかったですが、こちらは3/30日以降に書いているという意味において、何を書いても虚しいというか、今はそりゃスケジュールでませんよね……という気持ちになっております。口汚く罵ったりしてすみませんでした。*15
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2025/03/20
私立恵比寿中学
私立恵比寿中学 15th Anniversary 大学芸会2025~LOVE&BRAVE~
さいたまスーパーアリーナ
20250320 - King of Literary exhibition
natalie.mu
*1:去年の7月でした
*2:リアルに昔の話でした
*3:2代目校長こと藤井さんではないということでしたが、じゃあ誰のこと?
*4:廣田さん最後のツアー
*5:帰りたくないからもう一曲やるタイプ
*6:この間にいつの間にか9人になっていますが
*7:そして、また編成が変わってしまいますね……
*8:東京じゃなくて埼玉でしたけど
*9:落選キャパ
*10:大箱アベレージの倍相当
*11:1月~2月は例年ライブが少ないとは思うのですが、今年は外部のイベントやコラボ企画などへの出演、フリーライブなど数はそこそこありましたが、FCのライブが無かったのでワンマン長尺のライブが開催されなったところで強く感じたところがありました、昨年は年始に大学芸会やってますし、昨年末が八王子でしたし
*12:と3/20は思っていました……
*13:Knock You Out!もFamily Complexもやりにくいんだからサドンデスではじまっても大目に見ようという優しい気持ちにはなりました
*14:過去2回のコンセプトが同じ地平にあったものだったので、まったく方向性が違ったことに面喰った部分がありました
*15:罵ったつもりもありませんし、罵っておりません