ちょっといいたいだけ

主に私立恵比寿中学とukka(ex:桜エビ~ず)について書いています。

チャイム!

「チャイム!と私」

このCDが出る頃といえば、開催されるほとんどのイベントを見に行く感じになっていました。

それは基本的には隔週で週末の都内で開催という、こちらにあまり無理がなく単純に見に行きやすかったこともあったと思います。ただ、1枚目の「えびぞりダイアモンド‼」は傑作でしたし、当時のカバー曲も良かったですし、イベント楽しかったんですよね。そもそも「なにがなんでも」が聴きたくて観に行き始めているわけですし。momoちゃん*1とか、みにちあベアーズとのイベント*2も多かったですし。

この曲の披露と前後して、宇野ちゃん*3の転校と柏木さん*4の転入がありました。ここでメジャーデビュー期までのメンバーが揃います。
2010年末頃のイベントでは、この曲をやるときだけ柏木さんがステージに上がって、宇野ちゃんが外れる、既存曲*5はその逆という感じになっていました。

「チャイム!」は「えびぞりダイアモンド‼」と同様に、全員にパートがあるわけではなく、主に当時の歌えるメンバーが歌うパート割りになっています。

安本さんの歌い出しから始まるこの曲は、なになん・えびぞりまでには感じなかった普遍性であったりとかなんでしょうか、カップリングの「どしゃぶりリグレット」と合わせて、このグループだったらなんでもできるんじゃないか*6、みたいな気分になって、一気に視界が開けた気持ちになった曲です。

この後に続くシングルがティッシュ*7で、正直「うーん」となりましたが、そのまま見続けていられたのは、この曲の存在があったからだと思っています。*8

当時の3B事情というかこの曲の印象の背景として、ももパン*9→未来*10でイマイチハネなかったももクロが、怪盗*11でアイドル史を更新*12していた頃、同じ作家*13のえびぞりで狭い範囲ながらも話題になっていたところで出したこの曲が、どストレートで、「この人たち*14こういうこと*15もするんだな!」って思っていた気がします。*16

これが戦略だったのかなんだったのか、私には何も分かりませんが、この時点で、えびぞり、チャイム、どしゃぶり、とハズレがなかった事は今だに見ている理由のひとつでは確実にあるなと思っています。

加入当時の柏木さんのイメージはどしゃぶりに譲るとして、転校間際の宇野ちゃんのイメージも強いですし、宇野ちゃんを失うエビ中

鏡の前で 今日も願う「昨日より強くなれますように」
いつもの靴を履いたら また右足から 一歩 踏み出そう

って歌うの、凄くないですか?本当に中学生ばっかりのエビ中がですよ?

個人的には初めて経験した転校だったので、余計に強く記憶に残っているところはあるかと思いますが、私にとっての「チャイム!」はそんな曲です。

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チャイム!
作詞:MIZUE
作曲:すみだしんや*17
収録:チャイム!/どしゃぶりリグレット(M01)
発売:2011年1月10日
型番:SDMC-0018
※両A面(チャイム!/どしゃぶりリグレット)
※2018年6月現在絶版「エビ中の絶盤ベスト~おわらない青春~」に収録
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エビ中の絶盤ベスト~おわらない青春~

エビ中の絶盤ベスト~おわらない青春~

エビ中の絶盤ベスト~おわらない青春~

エビ中の絶盤ベスト~おわらない青春~

  • 発売日: 2014/04/08
  • メディア: MP3 ダウンロード

*1:川上桃子(現 唯月ふうか

*2:所謂スタフェス

*3:宇野愛海 20101123転校発表、20110110転校

*4:20101123のエンディングに登場・転入

*5:えびぞりを含む、それまでイベントで歌っていた曲という意味です

*6:色んなことが出来そうだな、くらいの意味です

*7:ザ・ティッシュ~とまらない青春~

*8:アンセムであるところの「エビ中一週間」がカップリングにあったのも大きいです

*9:ももいろパンチ

*10:未来へススメ

*11:行くぜ!怪盗少女

*12:有名なフレーズ

*13:前山田健一/ヒャダイン

*14:スタダの大人たち

*15:トリッキーじゃない曲を盤にして出す

*16:実際にはももクロの「ピンキージョーンズ」発売後なので、余計にトリッキーなイメージになっていました

*17:ちなみに、エビ中でもお馴染みの3BJr「また明日」、後にAKB48フライングゲット」、乃木坂46インフルエンサー」の作曲をする方