ちょっといいたいだけ

主に私立恵比寿中学とukka(ex:桜エビ~ず)について書いています。

20160109 俺の藤井 2016 in さいたまスーパーアリーナ〜Tynamite!!〜「やっぱりライブ!スタフェス 〜2016〜」

俺の藤井 2016 in さいたまスーパーアリーナ〜Tynamite!!〜
「やっぱりライブ!スタフェス 〜2016〜」

明けましておめでとうございます。
恒例となっております、新年(年末)の3Bライブです。
今年は金曜と土曜の開催ということで、土曜だけ行きました。

そもそも金曜日の出し物*1が面白くなりそうな感じがしなかったので
丁度よかったような気もしますね。見たいことは見たかったんですけどね。
平日はもう仕事が始まってますよ。

そんなワケで金曜のワンデイトーナメントはネット上の情報で追いかけていました。
結果的には、収まるところに収まったなっていう感じでした。
アップセット枠がエビvsしゃち*2のところと、ももクロが1回負けた*3ところですかね。
どちらもチームしゃちほこが勝ったっていう対戦でしたね。

勝敗の不透明感みたいなものはその場にもいなかったですし、
そのルールで参加した以上、何を言っても仕方ない事なのでまあいいと思いますが、
そんな中でも面白いなと思ったのは、「仮契約のシンデレラ」に
行くぜっ!怪盗少女」を当ててきたところ*4と、
場の空気感やルールに合わせた選曲をしてきた(と思われる)チームしゃちほこの躍進ですかね。

エビとしゃちにグループ的にはそこまで差があるとも思ってないというか、
切磋琢磨する相手というか長谷川さんと藤井さんというか、その辺の感じは面白いです。
実際、この2チームのキーになっているのは、かりそめ先生ことザキさんなんですけども。

そして、エビ中ですが、「スーパーヒーロー」でツッパったのも大きいし
間違ってないと思いますが、結果それで負けたのも大きいなと思いました。
3曲しかできなかったっていうのは本当に厳しかった。*5

ということで、ももクロ、しゃちほこに負けて3位になったトーナメントの結果から、
2日目のエビ中は後半の2組目で持ち時間は40分でした。

形式的に比較対象となるのは、2年前の群馬になるでしようか。
持ち時間もあまり変わらないだろうしな、と思っていたんですが…。

俺の藤井 2014
http://seesaawiki.jp/ebc/d/20140104
俺の藤井 2016
http://seesaawiki.jp/ebc/d/20160109

そう考えると驚くほど拍子抜けしたセットリストだったなと思います。
客席側の新陳代謝に合わせたショーケース的な選曲で、今何年だよ!と思って見ていました。

2014年も今にして思えばそこまで良いセットリストって感じでもないですね…。
まあ群馬に関しては、状況補正的なもの*6も大いにあったとはいえ、
今年はそれにしてもっていう感じでした*7

「こりゃめでてぇな」で始まった時には期待度上がったんですけどね。
「ハイタテキ」までは良かったけど、「売れたいエモーション」が始まった時には
タイムスリップしたのかと思いました。
それと、さすがに「スーパーヒーロー」が無いとは思いませんでした…。

ただ柏木さんが休みだったからなのか、気合は入っているように感じました。
そういった意味では、去年はだいぶ抑え気味でバランスがよくとれていたと感じていた
廣田さんの一挙手一投足が柏木さんの抜けた穴を覆い隠すかのように激しかったです。
あんな廣田さん見たのは何年ぶり?っていう感じでした。

結果的には、柏木さんの穴を埋めるところまでだったエビと、
そこにいなかった安藤さんも含めて舞台に出てきていた(ように感じさせた)しゃちとの
差が見え隠れしていたステージだったかなと思いました。

とはいえ、柏木さんの穴に関しては、知らない人が見たら
特に破綻しているようには見えなかったと思いますし、
もう多少のトラブルでは崩れないものがあると思います。

もう偶数グループになってからだいぶ時間が経ち、
二人組の振り付けも見慣れているので、そういう場面が目についたり、
「未確認中学生X」のイカの足が足りないのなんかは寂しいなと思いました。

さて、今回のイベント全体ですが、
最初にヤングライオンステージのイーグルブロックを見に行っていたので、
メインステージの序盤*8は見れませんでした。

イーグルブロックは既に入場案内済みで、400レベルから
運転していないエスカレーターを上がると、人の山。
まあイベント開始時間の直前にしか行ってないので仕方ないですね。

さて、そんなこんなで、ばってん少女隊はパーテションの向こう側で行われてたので
希山愛ちゃんが下手に来た瞬間にしか姿は見えず、音漏れを聴くみたいな感じでした。
ばっしょー終わりで結構人が抜けたのでステージが見える位置まで移動して
N-Twinkle TRIBE(名古屋営業所)を見て、桜エビ〜ずを見ました。

桜エビ〜ずはTIFと同じ3曲*9と登場時に歌いながら出てきた
「不思議なポケット 桜エビVer.」をレクチャーしながら(3曲目)。

ときめき♡宣伝部でメインステージの自席に戻ってからは、
ずっとメインステージを見てました。
もう軽い気持ちでヤングライオンステージ行くことはできないなということで。

今回見たのは400レベルの中段から、思いがけずに過去一番遠い距離から見るエビ中でした。

ときめき♡宣伝部では、「そんな毎日」*10っていう最後にやった曲が
ちょっと頭おかしいなと思いましたが一番引っかかりました。

S★スパイシーはこういうイベント形態になって、
とうとう本編に出演できたことがアツいみたいなところはありましたね。
KAGAJO★4S*11の曲が聴けると思っていなかったので嬉しかったですが、
もっとオリジナルっていうか持ち歌があるのに
その中でもカバーを2曲やったんだな…っていう感じです。

LeLienにコラボでももクロが出てきた時には
これからもちょいちょい出てくるのか!?と思いましたが、
流石にそれはなかったですね。
でも、3曲しかやらないのにアンセムとツヨクをやったのは残念じゃない?*12

ばってん少女隊については、ヤングライオンステージでは
チラ見しかできなかったのでありがたかったですが、
相変わらずプロレスにどこまで寄せていくのか?っていう部分において不安しかないなと。
グループ紹介の人差し指の角度とかを見て思いました。

3B juniorは3Bとしての曲だけでユニットの曲はなかったのが残念でした。
曲は自己紹介の曲が永遠に続くので不安になりました。
「Fragile Stars」と「勇気のシルエット」については、
3Bとして別れる前の曲とはトーンの違いこそありますが、
いい曲をもらっているなと思いました*13

3B juniorを生で見たのは初めてだったかな?
みにちあ勢とか中村優先生なんかはなんやかんやで見ているので
色々と思うところもありました。
中村優先生の人生最高の瞬間は更新されたのでしょうか?
これで前半終了で一時休憩。

休憩明けは前日4位のたこやきレインボーから。
最近、我が家の環境が変わりましてだいぶ遅れてはいますが、
つかたこレインボーロードなんかが見れるようになりまして、
だいぶ人となりが分かるようになったんですが、
こと楽曲に関しては、どれもこれも同じ味な気がして苦手なんですよね…。
堀くるみさんが好きです。


チームしゃちほこはここまでで書いた通り、初日のトーナメントの結果といい
2日目の内容といい今年の「俺の藤井」ベストアクトなんじゃないでしょうか。
ももクロにも唯一黒星を付けていますし、エビ中にも直接対決で勝っていますし、
セットリスト的にも好みでした。

ももクロに関してはちょっと色んな意味で別次元でしたかね。
方向性的にも好みじゃない方向に舵を切っている感じがあるので…。
良いタイミングがあれば見には行きたいですがチケットも取れないことですし、難しいかな。
去年は一度も見れませんでしたし…。

色んな事情はあるかと思いますが、奪い合ったせっかくの持ち時間なんですし、
もうちょっと使い方*14を考えてほしかったな、なんてことは思ったりしました。


ということで、結果一番良かったのはチームしゃちほこの「colors」でした。
単純に好きな曲でなかなか見れる機会がない中でやってくれたっていうのはありますが、
あのエモさはなかなかないなと思いました。「いいくらし」もやったしね。

トーナメントの結果を求めたしゃちと、潔さを選んで結果負けたエビとで、
2日目のステージの内容も合わせて明暗を分けたのかなと思いました。

「スーパーヒーロー」やって負けたら仕方ないっていう腹の括り方をした
エビ陣営の潔さが私はいいなと思っているので、もう「スーパーヒーロー」で
勝てる環境っていうのを作っていくしかないんでしょうね。

でも、「スーパーヒーロー」で勝負は潔いけど、仮契約とMXはチートだからね。

個人的な事情で12/12からの1か月で5回たまアリ*15に来たので、
さすがにちょっと飽きましたよ。
400レベルから見るエンドステージのエビ中は普通でした。

まあそんな感じです。

チームしゃちほこ – colors [OFFICIAL VIDEO]

*1:第1回ワンデイワールドリーグ戦

*2:12R 「そこそこプレミアム」vs「スーパーヒーロー」で、チームしゃちほこの勝ち

*3:11R 「MOON PRIDE」VS「恋人はスナイパー」で、チームしゃちほこの勝ち

*4:7R ももいろクローバーZの勝ち

*5:○「放課後ゲタ箱ロッケンロールMX」、×「仮契約のシンデレラ」、×「スーパーヒーロー」で1勝2敗

*6:3人(瑞季、杏野、鈴木)の転校発表直後、杏野さん留学前最後のステージ

*7:初日の結果でヘソを曲げてるのかと思うくらいでした

*8:LAGOONが見れてていません

*9:「KISS OF BEACH」「OneLove」「エビぞりダイアモンド!!!」

*10:少女劇団いとをかし「シーパー」の劇中歌だそうで

*11:ヤングライオンステージで「決められないよどっちかなんて」

*12:「ツヨクツヨク」で、ももいろクローバーZmiyakemihimaru GT)とのコラボがありました

*13:これを考えるとHMV佐藤氏はももクロに位負けしているんだなっていう感じがしますね

*14:テレ玉の音楽番組のMCとのトークで謎の時間を過ごす

*15:内2回はコミュニティアリーナ

20151212-13 私立恵比寿中学 年忘れ大学芸会2015「エビ中のオールアトラクスター」さいたまスーパーアリーナ

最前列が見やすいわけじゃない。
そんな当たり前のことを忘れていました。

今年も年忘れ大学芸会を観にさいたまスーパーアリーナへ行ってまいりました。2年前の大学芸会から、去年の横浜/大阪を挟んで戻ってきました2DAYSです。

今回はパンフの発売がありませんでしたので目的はユニットCDの購入だけだったのですが、大箱の物販といえば長蛇の列を想定していたので初日は15時頃にさいたま新都心へ。

現地到着後、3分でCD購入*1とFC抽選が終了してしまい、逆に地獄のような2時間を過ごすことに。
どうにも時間が潰せないので、駅を挟んで向かい側のショッピングモールCOCOON CITYの中でベンチを発見したのでそこに座ってぐったりしていたら、桜エビ〜ずがトークショーをやってるとの事でしたので一旦たまアリ前に戻りましたが、見えず聞こえず*2でまたCOCOON CITYに戻るのも精神的にツラいものがあったので、入場待ちの列に並ぶことにして開場時間を待ちました。

開場は多分ほぼ定時くらい。
入り口から並ぶ花、ホットラインの貼り紙と座席のブロック表示の貼り紙を眺めてから自席へ。

初日の席は着席指定上手側のメインステージ寄り。そこそこの高さもあって視界良好でしたが、着席指定のお約束でステージまでは全て距離があります。
今回のモニターに関してはメインステージの背景になる部分とステージの外側上手下手のスタンド席から直角の位置にありました。

メインステージ寄りだったので、モニターも近かったですが真横*3を向かないと見れない位置でした。
メインステージのセット背景全面のモニターに関しては演出用込みなので、全般的にメンバーを追うことはなかったんですが、ライブ映像が映ると遅延が結構あって、ちょっと気持ち悪い感じがありました。

とはいえ、後半でこの全面モニターにメンバー全員の表情が同時に映る演出などもあって、これはとても良かった。着席指定からは表情は一切見えませんので特に。

さて、2年ぶりのさいたま。
前回は9人エビ中の最高傑作だったかも知れない大学芸会だったので、今回はどんな風になるかなという感じでしたが、期待の方が勝つ心持でした。

事前に公開されたティザーでは、前回の設定の踏襲があるっていう雰囲気だったので、どうやって繋げるのかなという興味でOPを見てたわけですが、基本設定は一緒で完全にあの続きでしたね。

どアタマの安本さんのセリフ*4「変わっていくことが、永遠を守る唯一の方法さ」から泣いてたし、真山さんのシーンと柏木さんのセリフで追い打ちかけられていたので、もうアカンなと思いました。
マスク無しではライブを見れないかもしれません。

デコ出しの星名さんとか、セーターの袖が映っただけで分かるかほちゃんとか、廣田さんはちょっと意地悪な役が似合うなとか。
中でもりこちゃんから「スズキとは一度闘いたかった」みたいな話も出てきて、これはこれでメンバーが変わっても設定の引継ぎ感があって良かったですね。
安本さんは相変わらず台本があるとセリフに抑揚が付きますね。
で、松野さんのあの演技は誰のプランなのかは知りたいところです。*5

そんな地球を旅立つ前の別れのシーン、ドラゴンボールオマージュのアニメシーンから大爆発でスタート。

オープニングアクトっていうんですかね?5572320の「ポンパラ ペコルナ パピヨッタ」から。

そしていよいよ本編という段で最初の曲が「あたしきっと無限ルーパー」で既にこみ上げる感じがありましたが、そのままメドレーで「金八DANCE MUSIC」、「使ってポートフォリオ」に一旦流れて、もう一度最後は「金八DANCE MUSIC」。繋ぎの部分も凝っていて良かったですね。
これを、2日目のMCで「さつき が てんこもりメドレー」っていわれるまで考えもしませんでした。逆に言うとレギュラー作家陣の中で今回はたむらぱん楽曲が少なかったのかな?*6

最初にメドレーでノンストップを持ってきた辺りは、氣志團万博のノンストップメドレーからの流れだったとのこと。

初日の「仮契約のシンデレラ」だったところが、2日目には「禁断のカルマ」になっていたので、仮契約やらないのかーって思ってたらまさかの三角トレードで、初日の「バタフライエフェクト」だったところに仮契約が入ってきました。差し替えじゃなくて入れ替えもあるんだ!っていう驚き。
あまりカルマに変える意味みたいなのが感じられなかったので、バタフライエフェクトで良かったかなとは思いました*7。連日来る人も多いでしょうからっていうサービス精神なんだろうなとは思いますけど。それと、大箱で仮契約やらないっていうのは凄い英断だなって思ってたのに…。

今回のユニットは楽曲的にはそこそこな感じがしました。まあ端的にいえば好みの曲が無かったのとそれをねじ伏せるようなユニットも無かったかなと。

披露順で言うと、元祖トータルスロットル(安本、星名)は意外性のある組み合わせで面白かったですが、曲はそうでもなかったですかね。
星名さんのダンスに合わせる安本さんは大変そうでしたが、それはそれ面白いと思いました。とうとう安本さんが歌ユニットじゃなかったのは勝負してるなと思いました。

狂騒と緊迫(松野、中山)は今回の中では一番好みでした。2回見てやっと飲み込めたみたいなところがありますが、これはパロディのパロディだなっていう風には思うので、ちょっと手放しでは褒めにくいというか。

Micro Mix Mountain(真山、小林)の組み合わせは意外性ありましたが、楽曲的には真山さんに寄り過ぎてたかな?っていうイメージです。
この組み合わせに今この感じかーっていうのを思いました。花道を端から端まで走ってた気はしますし、「はいっ、はいっ、仰せのままに」も残りますけどね。

おひたし(廣田、柏木)は結構満を持して出してきたな!って感じでしたが、なんというか、組み合わせに対する期待値を超えていたか?というと難しいなという感想でした。全然悪くないんだよ。最終的には曲が好みじゃないってだけ話なので、まあそういう事です。ハモりを交代しながら歌ってるのとか、面白いなと思いましたし、今この2人じゃないとできない内容ではありました。それにしても歌詞が壮大すぎて…。

ユニットに関しては落ち着いてCDを聴いて、歌詞カード読んでみようかなと思います。多分歌詞は結構酷いんじゃないかな…。

ユニットといえば着替えですが、今回はVTR*8もなくユニット出番が後半の4人のMCから、ユニットを4曲挟んで、ユニット出番が前半だった4人のトークという流れでした。

初日、2日目共に同じフリからきっかけ台詞までの間にフリートークゾーンがありまして、2日目にはこれ昨日もやったな、みたいにステージ上がなってたので、ちょっとなと。まあ、そもそもはそういう余計なことを言わなきゃいいんですけどね。

最初の4人の終わりは柏木さんの「なんか変な音しない?」ってセリフだったんですけど、結局イントロがはじまるでもなく、無音からセンターステージ明転で安本星名ユニットが始まるので、うーん……てなりました。

本編後半の「アンコールの恋」「フユコイ」「PLAYBACK」の一連流れも美しく、「フユコイ」の似合う季節に雪を降らせる演出なんかは非常に良かったです。初日、「フユコイ」の雪演出の後の「PLAYBACK」は足の動きが多いフリですが、案の定というか、松野さんが体勢を崩していて、ちょっとだけヒヤッとしました。滑ったらしいです。

「ハイタテキ!」から「ちちんぷい」のところも繋ぎがあって、結局、「ちちんぷい」の本編に入るところで静かになる感じだったのでうれしかったです。「ちちんぷい」凄くいい曲だと思ってるんで、ちゃんと聴いてみてください。

ロッコとアンコールは初日と2日目で完全に別曲になってましたが、初日のアンコール1曲目が「Go!Go!Here We Go!ロック・リー」だったのは、なんでなんでしょうかね。個人的にはうれしいんですが、世間はどうなんでしょうか。

例年、大学芸会の後にエビクリ*9があるのが通例でしたが今年は無いということで、最後のMCで星名さんの「これでエビ中のライブは最後になりますが」発言があって、時期的にも諸々デリケート案件なので、ザワっとなりましたが、今年のライブは最後だって話に訂正されて、まだまだ仕事やレッスン*10は年末まで続くでしょうが、とりあえず2015年のエビ中ライブ*11が終わりました。

最後の最後に下手、上手と挨拶に移動するところを見ると、メインステージの大きさを凄く感じたんですが、本編中は全くそんなことを感じなかったですし、メイン、センター、そして正面スタンドの方まで張り出した花道で、本当にアリーナモードのアリーナ全面を使っても会場の大きさに負けていなかったので、この2年での積み上げてきたものを強く感じる機会ではありました。
その辺は比べても意味がないので、2年前のさいたまとどっちがどうとかはありませんが、8人でもさいたまスーパーアリーナには負けてなかったなと思いました。

さすがにアリーナクラスになると見える見えないの問題が大きくなるので、校長の求める平等も形を変えなくちゃいけないし、色々と模索していってほしいですね。
去年の横アリよりも若干自由度が落ちた会場全体のセットでしたが、客入れ時から歩き回る異星の住人とか、ステージから吹き上げる炎とか、凝るところは凝っていたので、良かったです。

ちなみに2日目は反省を生かして16時過ぎに到着、雨も降って前日より冷え込んだからか、開場時間を若干巻いて入場できて良かったです。
2日目の席は下手側着席最前だったんですが、レールカメラが目の前をバンバン横切るのと、立ち上がったアリーナで花道の足元が隠れる感じでしたので、初日の方が列的には後ろでしたが全然見やすかったです。
ロッコにはさすがに近かったですけれども。足元なので目線はあまり来ません。

さて、今年もエビ中のライブが終わりましたので、来年に期待して終わることにします。
そんな感じです。

_____
20151212-13
私立恵比寿中学
年忘れ大学芸会2015「エビ中のオールアトラクスター」
さいたまスーパーアリーナ

http://seesaawiki.jp/ebc/d/20151212
http://seesaawiki.jp/ebc/d/20151213

関連記事:20131208 私立恵比寿中学年忘れ大学芸会2013「エビ中のスター・コンダクター」 - ちょっといいたいだけ

*1:CD物販が別テント、別動線だったので

*2:トラメガでイベントしていました

*3:むしろちょっとマイナスの角度まで

*4:途中までは設定の各国語で喋っていますが、決めのセリフだけ日本語になります

*5:2013年と同様の台詞回しなんですけど、ロボサン・マキアート以降だと違和感がある

*6:テブラデスキーのみ

*7:基本的には9人時代の曲よりも8人の曲を優先した方がいいと思っていたりはします

*8:結局本編中はステージ演出用以外は特になかった

*9:2013年はツアー中で、さらにホットファンタジーお台場があったり

*10:テレビや俺の藤井2016に向けての

*11:FNSは観覧がありますが

劇場版 EVERYTHING POINT -Limited Edition-

今回は映画館なので、上映中はもちろんですが、ティーチインの最中もメモはあまりとらなかったので記憶に残っている部分を。

今回は運よく12/1のれいなゲスト回と12/4真山さんゲスト回を見ることができました。

劇場版EVERYTHING POINTの内容がわからない時点では、EP3中心の内容だと思っていたので、いきなり転校したメンバーまで呼んで何するの?って感じではありましたが、喋らないストーリーテラーの七木奏音さん*1(結成時メンバー)がナレーションで綴っていく約4年間*2のグループの軌跡をまとめたものだったので、これには納得できました。

当然、本編で多くの時間を割いているのは8人になる過程*3から、8人になってからの2つのツアードキュメント(EP2、EP3)の内容になっていて、素材の量とか、(制作者側の)意気込みの違いが反映されているような気はしました。
ここはデフスターウォーズからEPシリーズのナンバリングが進んでいて、それが進むにつれて収録時間が増えていっていうのと同じことかなと。

とはいえ、「リーダー」宮崎れいなの転校宣言からはじまる冒頭の10分間くらいだけでも正直こんな規模での上映じゃ勿体ないよ。

でも、この映像に価値を感じる人がどのくらい居るのかって話になるともう何とも言えないなっていう。

あの頃を知っている、あの頃に興味がある人にとってはものすごい価値のある映像だし、デフスターウォーズの最後のチャプター以上の映像を見る機会があるとは思ってませんでしたので、ある意味衝撃的でした。

そんな、「EVERYTHING POINT -Limited Edition- 」ですが、この作品は、初期メンからカホリコまでが歩んできた道を、メジャーデビュー直前のリーダー転校(引退)を起点にして、直近のツアーファイナルまでがまとまっているわけですから、実際の活動内容的には非常に濃い4年間だったはずなんだけど、この映画に収まっているのは、ステージ上での場面もありますが、多くは非日常(アイドル)の日常の映像で、リハだったりケータリングだったりこの辺はEPのツアードキュメント、旅の記録たる部分ではありますね。

それでは気になったいくつかの場面をとりとめなく。

れいな転校の発表から、残り3回のイベントに向けての「イッショウトモダチ」のリハでは、ほとんどのメンバーが泣き崩れる中、当のれいなは苦笑い、この辺はイメージ通りでした。瑞季が泣いていないのも含めて。

カホリコの俺の藤井2014における密着パートでは、チーム大王イカから小芝居への流れ、小芝居終わりでこれで良かったのかという逡巡。

真山安本と遭遇する場面で教育係として声をかける安本さん。控室でカホリコのエビ転入を聞く大王イカの面々、これからも仲良くしてくださいと挨拶するかほちゃん、その言葉に乗っかってお願いしますと頭を下げるりこちゃん。

理事長のおちゃらけなしの言葉が聞けるのは珍しい。
エビメンに合流してのまた明日、Ustでも転入発表。この部分は俺の藤井は3Bのイベントだから、BD/DVDになっているとはいえエビを追いかける形でのメイキングにはできないですよねっていう。勿体なさ過ぎる。

その他にも、俺の藤井2014では、なっちゃん留学前最後の円陣の場面もあって盛り沢山なのに、これはこの映画じゃないと見ることができない部分になるのかな…。

三人の転校を前にした武道館前のレッスンで、安本さんが「また会えるかな」を歌っていると、なっちゃんと裕乃さんが感極まっていて、裕乃さんがなっちゃんにタオルを取ってもらって涙を拭う場面はなっちゃんの髪型の可愛さとか、裕乃さんが崩れているところとか、貴重な映像だった。

俺の藤井2014のメイキングからも、武道館のメイキングからもこぼれた部分については、ツアーとは別の案件なのでEP枠では拾ってもらえないから、これまで見られる機会もなかったワケですよ、れいな転校の件も含めてその辺りの貴重な映像が見れるのは本当に贅沢な時間だったと思います。

EP3に含まれるであろう内容に関しては、北海道公演後の空港での食事に至るまでのシーン、海鮮が苦手なかほちゃんのサーモンのくだりは、まさに小林歌穂小林歌穂たる部分なんだけど、それを引っ張り回す廣田さんも良さがあるし、海鮮食べたそうだけどくっついていくりこちゃんも良い。
そして、集合したあとに騒動中のかほちゃんの真似をする柏木さんも良い。

そしていくつかの場面で語られる、真山さんのエビ中への思い。
青春を感じられる場所はもうエビ中しかないからとか、エビ中好きなんですよ…とか、安本さんの声がないジョニー初出しは嫌だとか。

この作品、そしてEP3では安本さんの離脱はいろんなドラマを産んでいて、このくだりから藤井さんは生意気なことを言ってごめんなさいと涙ながらに謝る真山さんに「メンバーとスタッフは50/50だから、ホントなら聞かれるより前に藤井ちげーよって言ってくれても良かった。この場を設けたのはみんながどう思っているかを聞きたいからで、大人が決めてやらせる事よりも、メンバーの気持ちで決めたかった(意訳)」っていうチームの成長がダイレクトに感じられて、すごいなと思う場面でもありました。

この辺りについて、ティーチインでされた質問への回答で、藤井さんはこんな話を。
___

 昔はメンバーに意見を求めてもうーん……
 って感じだったり、遠慮があったけど今は聞けば意見が
 出てくるようになったから話を聞いてみるようになった。
 カホリコに聞くことは流石にないけど……
 でも、全員の意見を聞くことはあるかな。
 (意訳)
___

いつかのティーチインでキネオ監督がEP3の主役は「真山と星名」だと言ったそうです。
この二人が今のエビ中の支柱であることは間違いないと思いますが、真山さんから指摘があったようにこの劇場版では安本さんが主役であるな
と思って見ていたので、このキネオ監督の話は意外に感じました。

「キネオさんの推しはあやちゃんなんじゃないの?」
「でも、私が主役なんですよね?」
なんてことを真山さんは言っていましたね。

話を「イベント」に戻すと、やっぱり今回のイベントで特筆すべき部分は、転校メンバーの中でも芸能活動をしていない宮崎れいなを登壇させたこと。

高校生活のほとんどを費やしたという部活を引退して、進学も決まった(らしい)、この今しか呼ぶことはできなかったのかもしれませんね。

別に芸能界に未練もなければ、残ったメンバーやスタッフとも特にわだかまりがあるようなところもないからなんでしょうね。
見た目はあんまり変わっていなかったし、喋り方もイメージのままだったけど、受け答えの内容の端々に大人になったなっていう感じがありました。

良い関係っていいですね。
姿を見ることができて良かったです。

私が最終日のティーチインで聞きたかったことは、(劇場版の)この内容で、このイベントを含めて、どうしてこのタイミングだったのか?って辺りでした。

一応手を上げたりもしたんですが、そんな中で「この企画(映画)の趣旨は?」という質問がありまして、校長はこんな感じで答えていました。
___

 映画館でかけられる映画はずっと作りたいと思っていた。
 内容的には約4年間のイイトコ取りだから、
 他界したファンにも見て欲しかったし、
 さいたまに向けて今のファンにもエビ中っていうのは
 こういうものだっていうのを見て欲しかった。
 (意訳)

___


ここで大体聞きたい内容が答えられていたのでひとまず納得しました。

年長メンバー、元メンバー達の区切りがたまたまこの時期に来ていること、エビ中の置かれている現状がちょうど巡り合わせでこのタイミングになったんだろうなという風には思っています。

これもティーチインの中での話ですが、この日*4もたまたまそういう流れになって藤井さんはよく「推しがいなくなっても見に来てほしい」っていう話をします。
___

 推しがいなくなって他界する、他界するんだよ。
 でも、推しが歌ってた曲も残ってるし、
 推しがいたグループも残ってるから(他界しないでほしい)。
 (意訳)
___

推しがいなくなったことで他界するのは仕方がないと思う部分と、それだけじゃない繋がりを作ることが出来なかったっていう部分がいつもせめぎ合ってる。

この話に合わせて、真山さんが「他界しないで…」って言ってたのは面白いけど、結成メンバーの中でただ一人残っている真山さんは、一番(エビ中から)他界したファンを見ているから、それちょっと笑えないなとは思いました。笑うところですけど。

こういった形式*5での上映もそうですし、濃い目のファンに向けて映画であるという風に思っていましたが、校長的にはそうでもないっていうことで、そこの点はちょっと意外でした。

さすがに、これまでのエビ中を見てない人に向けて、エビ中ってこいういものだよっていう映画にはなってないかなとは思いました。

私は幅広い観客に向けての映画とは感じられなかったわけですが、とはいえ延べでも2000人程度しか見れないのは勿体ないと思いました。

一部売り物にできない素材があるそうで、映画館でしかかけられないみたいなことをキネオ監督が言ってましたが、大きな声が上がればまた上映できるかもしれないし、続編の可能性もあるかもしれないそうです。

映画を見ていた時の気分としては、これまで見えていた部分、見えていなかった、これまでの雑誌インタビューやラジオで細切れのエピソードとして語られていた部分の答え合わせをやっている感覚でした。

この映画を見て立ち返ったのは、結局のところエビ中の成長譚を見ているようで、実際はエビ中っていうフィルターを通して、毎回違うマドンナ(メンバー)と紡ぐ藤井さんの成長物語を見ているような感じになってるなと思いました。

映像の中に一番思想が出ているのは校長で、校長の思想を拾うことが一番うまいのがキネオ監督なんだろうなっていう。
そう考えれば、EP2のOPはそうなりますよって話ですね。
あれの賛否についてはここでは触れませんが、それも昔の話です。

さて、いろいろと書き連ねてまいりましたが、そろそろ終わりにします。

諸般の事情により手元にはまだEP3がございませんので、答え合わせの答え合わせがまだ済んではいませんが長くなりましたので。

そんな感じです。

2020年2月29日公開(公開終了時期未定)

【期間限定】劇場版 私立恵比寿中学「EVERYTHING POINT -Limited Edition-」(2015年公開)

※タイトルをフルで入れる改題をしました
※タイトル入れる時にタイプミスしてたのを修正、恥ずかしくて穴に入りました

*1:作品中では「(苗字無しで)奏音」ていう在籍当時の言い方をしていました、エンドロールではアルファベット表記でフルネームだったと思います

*2:奏音のモノローグに続いて、キネオ監督が参加しはじめた時期の宮崎れいな転校発表(2011年12月4日)の場面から始まります

*3:2014年の「俺の藤井」で大王イカのメンバーだったカホリコが合流するところあたりから

*4:最終日

*5:約300席の映画館でティーチイン付きの1週間限定イベント上映