ちょっといいたいだけ

主に私立恵比寿中学とukka(ex:桜エビ~ず)について書いています。

20161222-1223 私立恵比寿中学 クリスマス大学芸会2016「エビ中のオーシャンズガイド」 in 国立代々木競技場第一体育館

さて、相変わらずの忙しさではありましたが、何があってもこの時間帯だけは抜けますのでよろしくお願いしますと宣言しておりました、大学芸会がやってまいりました。

当日、職場を出ようとしたところで見事に捕まったりもしましたが、なんとか抜けて木曜日、そして祝日金曜日も見に行くことができました。席は両日共に着席指定で初日が下手側の関係者席脇、2日目が真逆の上手側関係者席の正面でした。

ロイヤルボックスの関係で、2日目の方が若干エンドステージ寄りではありましたが、だいたいセンターステージの前くらいのほぼ同じ位置から見ることになりました。アリーナコンサートの着席指定はどうしてもサイドスタンドからとなるので、たまには落ち着いて正面から見たいものだなとはいつも思います。

全体的なセットリストとしては、基本的にはあまり変わらず、前半、後半、アンコールでいくつか曲が入れ替わるという感じのセット。
エビクリなき今やることも無い「Thanks! Merry Christmas K」で始まりました。そりゃあそうですよね。ここまでをOPと考えて、本編は次からということで。
そこで、大学芸会用の曲になりつつある「あたしきっと無限ルーパー」が聴けて本当に良かったなっていう。

「未確認中学生X」から「参枚目のタフガキ」への繋ぎも良かったし、初日はここで「キラキラネスキラネス」、「Another Day」というレアな曲が来て、今回はいい感じだなーってこの時点では思っていました。

「キングオブ学芸会のテーマ」、「仮契約のシンデレラ」、「手をつなごう」と定番曲の流れから、賛否両論の幕間VTR。酷いといえば酷かったですけど、まあそこにそこまで期待してないっていうか。内容どうこうよりも2日間同じものが流れたところが厳しかったように思います。

そして、ユニット曲ですが、ドラフトからの流れをあまり熱心に追いかけてはいなかったのですが、期待値を超えていたのは尾形回帰の「たまげた恋のエルニーニョ」くらいだったかなと思います、それは期待値が低めに設定されていたことも原因ですが。
さつきがてんこもりの「新大陸」も角ちゃんの「んでなークリスマス」もいいフレーズとかメロディとかありましたが、そこまでじゃなかったですね。特に角ちゃんの曲についてはなんでそうしちゃったのかしらっていう。

「まっすぐ」のカップリングをほとんど聴いていないので、知らない曲が来るとこれがそれかーって思ってました。
セットリストだけを見返すと、後半までそんなに悪い印象じゃないんですけど、やっぱり「まっすぐ」の後にくる最後のブロックが地獄だったので、そういう印象が強く残っちゃってるんだろうな。

「サドンデス」はビーナスパートを初日は真山廣田の順を逆にして、2日目は柏木小林が残るっていうのをやりましたので、もう思い残すことなく2016年に置いて行って欲しいですね。そもそも2016年のモードでもないのに新年にまで引っ張る必要ないと思います。この後に「MISSION SURVIVOR」、「ちちんぷい」ときて、精神的な疲れが凄かったような気がします。

そして、本編最後に「春休みモラトリアム中学生」だったんですが、この直前にも繋ぎの演出がはいっていて、ロックリーのイントロが流れて、これはフェイクだったんですが、さすがのロックリー大好きおじさんでもそれは無いだろと思ったところで、「エビ中の曲はロックリーだけじゃない!最後の曲は何か予想してください!」みたいな煽りが入ったんですが、そもそも代表曲としてロックリーを上げる人もいないと思いますし、予想させた結果がモラトリアム中学生だっていう何重もの地獄で、初日と2日目でここは変えてくるかと思ったら一緒だったので、なんだかなーってなりましたね。

私はそこまで 「春休みモラトリアム中学生」が嫌いではないですが、今年の締めくくりの本編最後に持ってくる曲ではないよなって思ってしまいました。
それと、曲間の繋ぎでフェイントをかけるっていう手法は1イベントで何回もやるもんではないなと思いました。

以前何度か上がってきた話題としてのアンコールの有無問題と合わせて考えると、このアンコールありきのセットリストはどんなもんかなと思いますよ。
アンコール自体も「ポップコーントーン」があるから、あとはどうとでもなるみたいな感じがあって、強引だなって感じてしまいましたね。初日の「Lon de Don」は音がデカ過ぎて心臓止まるかと思いました。

それにしても、やっぱり「まっすぐ」と「ポップコーントーン」は特別だなって思いました。今年はこの曲だなって。「まっすぐ」に関しては秋ツアーに行けなかったこともあって、ライブで聴くの初めてで、ほとんどハンドサインとポジション変更だけなのに圧倒的だなって思いました。
アンコール最後の曲は「ポップコーントーン 」で良かったんじゃないかなって思いますけど。

ロッコは初日と2日目で上下の乗り込むメンバーを変えてくれたばっかりに、完全に裏目ったので死にかけました。あとトロッコの通路が広かったですね。ははは。
柏木さんがブログでも言及していましたが、センターステージに出てきたのは最後の挨拶だけで、初日の途中からそういう事なんだろうなと思いながら見ていましたが、本当に難しいもんだなと思いました。

2016年ていうのはそういう年だったなって、後に感じる事なのかもしれないですが、ほぼ毎年ステージクオリティみたいなものが順調に上がってきたグループにとっては、厳しい一年だったんじゃないかと思います。

大学芸会に関しては、最初のさいたま*1との戦いを続けなければいけないと思っていて、2014年は東西でやるという事で違いを出して、2015年は2013年のリバイバル的な設定ではありましたが、8人で作り上げてきた新しい世界観の集大成になっていたなと感じました、そして2016年の大学芸会はクリスマスを包括したはじめての試みではあったなと思いますが、コンディションと会場の両方にエクスキューズがあったので、これまでで一番満足度が低いように感じてしまいました。
結局は演者のコンディション次第ですね。
さすがに今回の設定が回収されていないと怒る人もいないかとは思いますし、前半の衣装は可愛かったのでそれはそれで良かったかな。

今年もOPVは最高でした*2し、局所的にはやっぱり良いところがありましたが、イベントの全体的な印象はあまり良くなかったかな。
できることをできる範囲でやるには場所も作りも良くなかったのでは?という風に思いました。

とにかく代々木第一体育館っていうのは、コンサート会場として同規模の会場より劣っていると思っているので、もう勘弁してほしいなって思います。今回に関しては音のバランスも悪かったし、各種ステージセットの自由度も低いし、そもそもの形状が向いてないわけですから。

2020年に向けては建て替えられると思っていたら、耐震工事が行われるということで、今後ももしかしたら使えるのかもしれませんが、もう二度と使わなくでもいいんじゃないですかね……。

12月の末に丁度良く会場が開いてるなんてことはないとは思いますので、会場選びは難しいと思いますが、よろしくお願いしたいです。

結果的には2016年を象徴する形になっていたかなっていう印象でした。
代々木第一体育館が好きじゃないことだけでも伝わればと思います。

http://seesaawiki.jp/ebc/d/20161222
http://seesaawiki.jp/ebc/d/20161223

*1:9人体制最後の2013年末

*2:最後の魚に飲まれるくだりから俄然クオリティが下がりましたが…