ちょっといいたいだけ

主に私立恵比寿中学とukka(ex:桜エビ~ず)について書いています。

20140506 私立恵比寿中学スプリングソニー・ミュージックレーベルズルーキーツアー2014~生まれ変わりちょうちょうボーンとエトセトラ~(Zepp DiverCity)

Zepp DiverCityに行ってきました。メジャーデビュー3年目に突入です。*1

ちょっと早めに行こうかとも思っていましたが、結局はいつもの調子で。
開場の少し前に着いて、入場口の前に行った頃には300番ちょっとまで呼び出しが終わってる感じでした。

1部は2階席だったので適当なところで入場、席は上手寄りでした。
やっぱり2階は落ち着いて見れるし最高だなといつも思いますが、結局は前の人が立つので座って見れないから、2階は着席指定にしたらいいのではないでしょうか?おっと、エゴが出てしまいました。

2部は1階中盤の入場だったのでどこに行けばいいんだろうと1部の時から思って1階を見ていましたが、全くの地獄にしか見えませんでした。とはいえ、2部も結果的には女性限定エリアのちょっと後ろに行けたので、そこそこ見やすい位置で見ることが出来ました。
会場の中にイベントスタッフが配置されていたせいか、極度の推しジャンもなく前後から押されることもなく、1部の時に予想していたよりは快適でした。ちょっと前の人の振りかぶったペンライトに、顔面を突かれそうになったくらいで。

だいたいスタンディングだと下手側にいることが多いのですが、「仮契約シンデレラ」の真山さんの見せ場が上手に行ってしまったので今後の身の振り方を悩んでるところもあります。

さて、ライブは基本的なセットリストは名古屋とほぼ同じ*2ようでしたね。やっとツアーという概念みたいなところに考えが至ったのかもしれないなと思いました。
毎回行ける人には毎回の変化が楽しいですが、今やチケットもなかなか取れませんし、日本全国を回るわけですから、一握りの人向けにやるレベルではないという感じでしょうか。

まあ、それが当たり前というか、これまでがちょっと麻痺してたような気もします。

客入れのアンビエントみたいなBGMから、客電を徐々に落としながらイントロダクションで新しいOverture(nezeture)につながる流れは、アーティスト様かよ!と思うようなカッコよさがありました。まあそこでオイオイ言わんでもと思いましたが。

8人体制となってはじめてのツアー、新曲はバタフライエフェクトのみ。(この日から「アンコールの恋」が追加されたわけですが)当然、9人でやってきた曲がセットリストの殆どを占めるわけで、振りやポジションが大きく変わっていないものは特に不在感を感じました。

特定の誰ががいないというよりも、開いた隙間や綺麗にV字を描いていた部分のバランスとか、ホンのちょっとしたところが気になります。慣れるまではずっとこんなことを感じるのだろうなとは思います。

それに慣れたところで過去は消えないので、それはそれとしてまた思い出すのだろうなと思います。*3

奇跡的なバランスで絶妙な完成度を保ってたものが変わるわけですからそりゃそうですよね。でも、違和感や不在を感じることに悲観的なわけではなく、これから先には期待感しか無いから全然楽しい。寂しい気持ちはまあ置いておきます。

1部が終わった後にちょっとお茶しながら話をしてた時に、新生も好きだけど、何故か見ているとツラい気持ちになるという話を聞いて、もっと強く生きましょうよ!と思いましたが、気持ちはわからなくもないです。
でも、今を生きるしかないのだよなという気質なので大した事は言ってあげれなかった。人それぞれの思いや引き摺り方をしていくしかない。

このツアーからの趣向として、VTRでの前振りからのユニットを1曲挟む構成。東京では「たそがれシアター」を安本さんとカホリコの3人で。これでユニットのメンバーに対する聖域*4は無くなったので、過去のユニットも引っ張って来れるようになりましたね。新生フリンデルガールは誰だ。

「たそがれシアター」の途中まで、各々が歌っている時に電飾の色が変わってましたが、個人カラーはないんですよね?ね?*5

視点ていうのはやっぱりいろいろあって、重要度の順番は人それぞれで、個々のメンバーに対する事、グループに対する事、楽曲に対する事、運営や演出に対する事とありますが、比較的楽曲に対する比重が高い方なので、歌われなくなる楽曲は少ないほうがいいと思っているので、今回のようにメンバーが変わってもユニット曲をやるっていう前例が出来たことはいいことだと思いました。当然、全てのものが複合して良い悪いは決まると思いますけど。苦手な曲もあるので、やらなくてもいいなと思っているものもありますが、それはそれ。

8人用の歌割りもかなり良いと思います。今回はじめて見た曲もありましたが、概ね良い振り分けが続いています。杏野→小林、鈴木→中山だけに拘っていないのが良いんじゃないでしょうか。散り散りになっているとはいえ、瑞季パートの振り分けも良いと思いました。

「スターダストライト」はまだバランスが上手く取り切れていない感じ。
「手をつなごう」で、かほちゃんに振り回されそうになっている真山さんはウケました。
「誘惑したいや」に関してはもう新しい良さがあると思います。これまでとは別の。

以前を知っている以上、比べることはありますが、これからへの期待はさらに膨らんでいるのでまだまだ楽しみだし、今の時点でもかなり楽しいですから、もうプラスしかないよ。

それにしてもアンコール前の「matsuriture」のダサさはなんなですかね。連休最後で疲れすぎてたのであんまり思い出せないのでこの辺で。

最後に新曲ついては、「バタフライエフェクト」は歌詞があんまり。曲もどこかで聴いたようなという感じなのですが、振りが込みになると全然見れます。「アンコールの恋」はホンのちょっとだけ登場人物が大人に近づいている感じ。曲は今風で、そりゃアンダーグラフだもんねっていう。嫌いじゃないです。

今のところ、今回のシングル楽曲*6は所謂「エビ中の曲」ではないなという感想はあります。でも、もうそれが悪いとは思っていないんですよね。
その辺についてはまたいつか。

____
20140506
私立恵比寿中学
スプリングソニー・ミュージックレーベルズルーキーツアー2014~生まれ変わりちょうちょうボーンとエトセトラ~
Zepp DiverCity

http://seesaawiki.jp/ebc/d/20140506

*1:3周年には突入しない

*2:頑張ってる途中とU.B.U.が1部2部でやっていたのが振り分け、2部のサクラ・ゴーラウンドがチャイム!と差し替え、振り分け分で新曲、アンコールがテレコ

*3:ちなみにそういった部分で言うと、いまだに「えびぞりダイアモンド!!」の大サビで矢野妃菜喜パートを思い浮かべます

*4:とはいえ、「おりじねぇたぁ」とか「postgirl」については意味合いが強いので分かりませんが

*5:真山さんが紫がどうこうっていう話をブログに書いていましたが、そんなことは知りません

*6:既発表曲のバタ、アンコール、ラブリーの3曲