ちょっといいたいだけ

主に私立恵比寿中学とukka(ex:桜エビ~ず)について書いています。

20190211 桜エビ~ず「初!東名阪ツアー!~2019年は全国的に桜エビが開花するでしょう~」(初日 1部/2部)恵比寿 The Garden Room

さて、初の東名阪ツアーだよ、桜エビ~ずを見に恵比寿に行ってきました。
恵比寿、久しぶり~って毎回言ってるような気がするんですけど、この前は何で行ったのか思い出せません。
流石にサブ主総会以来ってことは無いような気もしますが、全く思い出せないのでまあそれでいいでしょう。

かなり昔に恵比寿で1年くらい働いていたことがあったんですが、当時から特に恵比寿で何をするってわけでもなかったので、久しぶりだなって思う以外の感情があまりない街です。

さて、事前物販を買うつもりが無かった私は、10時半くらいに到着すればいいかしらと思って、電車に乗ったところで、何時からでしたっけ?とインターネットで検索をはじめましたところ、開演が11時半と書かれていたので、アレ?開場は?1時間前?となって、俄然焦りましたが、開場は11時だったので胸をなでおろしました。
そんなワケで、恵比寿に到着。チケットを受け取って入場待機列に。

恵比寿自体が前にいつ来たのかって話でしたが、恵比寿The Garden Roomに至っては、来たのは覚えてるけどいつだったのかって感じだったので検索しましたところ、22年前でした。*1

待機列、死ぬほど寒いなと思いましたが、そこそこの番号ですので、呼び出しがはじまってしまえばそこそこには入れましたのでまだマシかなと。
それにチケットを譲って貰った人なんかと並んでたので、孤独死もせずに済みました。普段は孤独感に苛まれています。

入場して、ドリンク交換。フロアに入ると、思ったよりも全然広かったですね。これが500人動員をするスペース(ルーム)か……。そして、下手寄り3~4列目あたりに潜り込んで
1部のポジションを確保しました。

客入れのBGMもうっすらは聴いていましたが、特にこれといった傾向は無かったように思いますので、今回もみんなで選んだ曲なのかなと思いました。

さて、開場から開演が30分だと、待ち時間も短くていいですね。BGMのボリュームが上がって、落ちて暗転。

暗転のまま一人で入場、センターにに立つ人の衣装は件のアレ。
もあちゃんの生誕ソロ「サイレントマジョリティー」からスタート。去年は見れなかったので、今年見れてありがたい。これはありがたみがあります。*2
とはいえ、去年と同じであるのならば、この曲は多人数でパフォーマンスされるという前提というか、パートが割られている曲なので、一人だとかなりの部分で歌われるべき場所が歌われないので、これには対処する必要があるのでは?と思ってしまいました。
最後のサビからアウトロのところで、メンバーが登場してダンスを踊るという演出は良いですが、歌詞が掛け合いになっている部分が一方通行なのが気になってしまったなという。
全く出来であるとかなんであるとかに関係ないところで引っ掛かってしまいました。もうやらないなら特に気にしません。

そして、もあちゃんが歌い出しを担当した「Believe」で「おおっ!」となりましたね。
「灼熱とアイスクリーム」は去年の夏一番イイ曲だったから、冬でもやっていただいて構いませんよという気持ち。

自己紹介と1部完売のMCを挟んで、「僕らのハジマリ」、「初恋模様」と懐かしい曲。これはこれで今の桜エビではやらない曲だなって思うので、過去の資産は偉大です、過去の曲なら初出の時に戻れるので。

自己紹介の時に桜井さんが「猪突猛進で」みたいな話をしていたので、猪突猛進があるのかなって思たんですが、自家製の方のファンクで「お年頃distance」でした。そして、みんな大好き「タリルリラ」。

MCでは、これまでもあちゃんの歌パートがなかった初期の楽曲*3のパートを生誕ということで歌うことになって、歌いたいパートを選んだりしたとのこと。*4水春さんは「6人になってもパート変更が無かったけど、もあちゃん全部歌えるから一緒に歌えて良かった」というようなことを言ってましたね。
ちなみに、もあちゃんが歌いたかったパートは 「初恋模様」の桜井さんのパートだったそうです。

MC明け、「ワナビー」と「オスグッド」という、耐える時間帯を乗り越えると、「急なロマンティック」で楽しくなり、ワンマンでしか聴けない曲こと「Magik Melody」は最高。
まあアウェイでやる必要もないかとは思いますが、これも他で聴けないタイプの曲かなっていう感じもあるので、バランスの良い時には短いセトリでもやっても良いのにと思いました。ワンマンならマストでしょう?というのは、一部地域の感想でしょうか。

MCでは恵比寿初上陸(事務所があるので良く来てるのに)という話。そして、桜井さん発の「ルーム」いじりで盛り上がり。ライブハウスとホールの間の会場規模の概念として、桜井さんの中では「ルーム」があり、「ルーム」ならできること等が思いつくそうで、リハの時に「ルームだったら、こんなことやってもいいんじゃない?」とか提案してきたりした*5そうで。水春さんは「ルームってどういう基準なのかわからない」というようなことを言っていました。

桜井さん曰く「だって、ここルームですよ?」です。

臭くて汚いライブハウスじゃなくて、「ルーム」なので、楽屋は明るくて自撮りが捗る*6し、全身の映る鏡もあるし、ホントにアイドルはライブハウスとかでやってる場合じゃないよ。*7

いよいよ会場が地上になったから、「もう地下アイドルとは言わせない」みたいな話をしていましたが、スタダなんだから余計なこと言わなくても良いのになって思いました。

「グラジェネ」は川瀬さんの「まるでブルーベリー」が聴けるので非常に重要な曲というか、そこが好きすぎるんですよね。川瀬さんのパフォーマンスが桜エビの核だと思っていますので。

「おねがいよ」は何度か見て行くうちに、振付けがとてもいいなと思うようになりました。この曲、桜井さんの落ちサビが好きなんですが、今回は70点くらいだった気がします。
なんだろう、上手くなってほしいワケでもないんですが、味が残ったまま上手くまとまると凄く良いというか、可愛いパートなんですよね。最後のまとまりがあまり良くなかった。

「まわるまわるまわる」で件の呪文が唱えられるようなってるし、「リンドバーグ」もかなりうるさくなってる気がしますが、楽曲の力があるのでまだ耐えられる感じでしょうか。個人的には非常に遺憾です。

これで本編終了。

アンコールは「キラキラ」から、この曲なんかに似ているとうか、曲が何かに似ているというよりも、醸し出す雰囲気というかなんというかが何かに似てるって思うんですよね。
まあその答えが出てないんですが。

もあちゃんの生誕挨拶では、今回、去年と同じ「サイレントマジョリティー」を選曲したのは、去年も見てくれた人もいると思うので、2018年で成長できたところを、同じ曲をやることで見せられると思った。
抱負は「桜エビといえば、芹澤もあ」と言われるように、もっと目立ちたい、その為には自分からいろいろやっていきたい。みたいなことを言ってらっしゃいました。

そして「今の私の気分です」みたいな、もあちゃんの一言から、「帰れない!」で終了。
この曲はオケがローファイ?っていうか雰囲気モノだと思うんですが、この日の音響だとあんまりよく聴こえてなかったかなっていう気がしました。あとライブと音源の空気感が全然違ってる感じがしました。

もあちゃんの成長については、水春さんが(加入当時?)「握手しないこととかあったもんね」と若干のアレを出してきたりしていましたね。

どうせなら「リンドバーグ」か「まわるまわるまわる」を本編とアンコールの最後に振ってしまえば、と思いがちなんですが、「帰れない!」で終わるのもまたいいなっていう感じですね。おじさんは終わらない青春に憧れがあるので、そいういうことです。
seesaawiki.jp
2部までの間は食事をしたり川柳を書いたりして過ごしました。

開場時間の直前に待機列に向かいました、寒いので待てないです。1部より若干後ろの番号で入場しましたが、引き続きそこそこの番号なのでそこそこに入場して、また下手寄りで5~6列目くらいに。

微妙に斜めに入ってくる人が隣にいたので、脇腹に肘がちょいちょい入ってきていて前に行くか後ろに行くかしてくださいと思っていました。最終的に反対側にも2列前くらいにいた人がフリコピとケチャをしながら隙間を欲して後ろに下がってきていて、両サイドから人に迫られる感じになりましたが、視界はそこまで悪くなかったので我慢しました。押し返しそうになりましたが。

2部は新衣装*8、そして「急なロマンティック」から。アレ?さっきも聴いたなと思いましたが、好きなので良いです。曲数増えたから色んな曲をやればいいのにとは思いますけど。

「こころ予報」「オスグッド」は序盤から耐える時間帯だな、と思いましたが、「オスグッド」の曲自体はそんなに嫌いじゃない。
歌詞とかうるさいのとかは苦手なので、プラマイでいうとマイの方に針が振れちゃうなっていう。「こころ予報」は毎回あんまり印象に残らないのでそんなに入り込んでないんだろうなと思います。

最初のMC、今回は自己紹介ではなく他己紹介で。紹介されるのがいつものMC順で、紹介する人は飛び飛び。

桜井さんを紹介した川瀬さん曰く、元々*9は一番年下で末っ子甘えん坊キャラだったが、MCなど成長をしているということを言っていたけど、甘えん坊はキャラじゃないからと何故かそこを否定していた。

川瀬さんを紹介したのは水春さん、アイドル力がすごいけど、普段はゴリゴリ(ゴリゴリとは?)、ギャップがあるので矛盾人間と呼んでいるとのこと。

もあちゃんを紹介するのは茜空さん、タピオカを買うために8分走ることができるとか、言ってましたがどんどんホメ殺しみたいな感じになって、最終的にはもあちゃんだけ見てればいいから!ってなっててちょっと行き過ぎているなと思いました。
曲中の表情が良いから、灼熱(とアイスクリーム)とか表情を見てほしい、(目を泳がせて)あるかどうかわかんないけど、って言ってましたが、2部のセトリにはありませんでした。*10

茜空さんを紹介した村星さんは、やっぱりコメントにエッジがあるというか面白い。
オンオフが激しいところがある、曲中の表情の表現が素晴らしい、ダンスに見とれてしまう。普通に舞台上でオンオフの話をしちゃうところが村星さんの村星さんたるところだよなって思いました。

村星さんを紹介するのは桜井さん、埼玉コネクションの2人は帰りの電車が良く一緒になるので悩みを聞いてもらっている。
「この子、年上なんですけど…見た目はモデルさんみたい、桜エビのモデルじゃないですか」っていう言い方が桜井さんだなって思いました。村星さんは努力の人、それはよく分かるなって思います。私はあまりブログは読まないんですが、たまたま食事をしている時に村星さんのブログの話になって興味深い分析を聴いたので、ブログを読んでも努力していることが分かるっていうのが、変に面白く聞こえてしまいましたが、努力の人だと思います。

水春さんはもあちゃんが紹介。「水春ちゃんは19歳です」っていうのが若干ウケてたけど、ここまでの人は学年と年齢を言ってたので、水春さんは社会人だから、中途半端な感じになったんだよなって思いました。水春さんは面白い人だけどステージ上と下で面白さが違う、Instagramとか面白いでしょ?という話でした。
最終的に水春さんが、もあちゃんが面白いって言ってるから、みんなInstagramフォローしろってことだよねと切り返してましたね。

長くなったのでサクサク行きたいと思いますが、「360°シューティングガール」、「お年頃distance」の流れから、「Magik Melody」で空気を捻じ曲げて「嘘とライラック」で、うひゃー!ってなりましたね。

「嘘とライラック」CD-R時代で一番良い曲だと思うので、これからもやってほしいですね。

MCで川柳コーナー、箸にも棒にもでしたので自分の力不足を痛感しました。大喜利力をもっと磨きたいと思いました。選ばれた方々おめでとうございます。

MC終わりに水春さんが「ライブは後半ですが、まだまだこのままじゃ…帰れない!」からの「帰れない!」。このパターン良いのではないでしょうか。

「おねがいよ」もそうなんですけど、イントロ強い曲が好きなんですが、桜エビはイントロ強い曲が多い。ということで好きな曲が多くなるんでしょうね。曲の頭で「これこれ!」ってなる曲が多いのは、良いと思います。

「グラジェネ」、「まるでブルーベリー」が好きだからそればっかりの話をしますけど、その手前の桜井さんのパートがあってこそなので、曲の構成が良い。

「Believe」は初期桜エビを体現する曲なので、大事に使われているなという風に思います。あの時の桜エビにこれをやらせた人は偉いと思います。全く売れセンでもないし。

短いMC*11を挟んで「ワナビー」「タリルリラ」の皆さんお楽しみの曲の後は「まわるまわるまわる」で、(曲数的に)本編最後はなんだろうってなるんですけど、最後は「キラキラ」でした。

「キラキラ」で終わるの、ちょっと重たいなー。なんで最後の曲の前に「まわる」なのかなーとか思いましたが、安直なセットリストを避けているのかもしれません。

アンコールは「わたしロマンス」から。
1部も2部もアンコールは1曲目のイントロが流れてメンバーがステージに上がってくるという感じだったんですが、これは演出かなって思いましたが、キッカケミスだと思う人も
いたみたいなので、そうなると上手くいってなかったのかなってなりますね。

物販の説明、写真撮影の後、最後の曲は「リンドバーグ」。

正直「リンドバーグ」をアンコールの最後に持ってくるのは、ちょっと引っ張り過ぎなのでは?という感じもあります。とはいえ、おいしいものは最後にとっておきたい気持ちもわかります。

最後に藤井さんが出てきて、ツアーの追加公演で仙台が決まったという話をしに出てきました。
東北産の橘花怜ちゃんが会場にいるのを水春さんに耳打ちして、水春さんが「花怜くん、やったよ!」って言ってました。

「東名阪仙だ」という話になりましたが、阪仙(ハンセン)と聞いてしまったので、頭の中ではサンライズ*12がグルグル回っていました。最後、ハケる時に水春さん涙ぐんでましたが、どこに?と思いましたが、それは他人がどうこう言うことではございません。

ちなみに、1部でもあちゃんが歌っていたパートは、元のパート割に戻っていたと思います。
seesaawiki.jp
川瀬さんのInstagramによると、1部はもあちゃん、2部は藤井さんの作ったセットリストだったのとのこと。

1部は配信曲を全部やって、2部はサブスク漏れしてる曲を多めにやるっていうあたりがセットリスト作成者の個性が出てるというか、藤井さん「わたしロマンス」好きだよね。

基本、曲間の暗転があまりない演出*13なので、MCに入る時だけ暗転するのがちょっと面白くなってきました。
でもこれがあるので、曲間が短くて疾走感があって良い気がします。

今回はもあちゃんの生誕ソロ以外のカバーがありませんでしたが、初のツアーでカバー入れるのはどうかなっていうのもあるかも知れないですけど、カバーを入れても良いんじゃないかなって思いました。まあ東京開催に関してはですが。

東京は500キャパの「ルーム」を昼夜完売にして、動員が1000人になったという言い方をしていましたが、延べ人数でっていう話はややこしくなるのであんまりオススメしませんね。

桜エビはライブで聴いた曲を音源で聴くと、全然印象が違うことが多くて、曲によっては音源の方が好きだなって思うこともあるんですけど、今ライブの歌がめちゃくちゃ迫力があるんですよね。そしてライブ全体を通して出来が悪いなっていうのを感じることがホントに少ない。たまにしか見れないので、酷い目にあったら次はもういいかなってなる可能性もあると思うんですが、今のところそういうのほぼないんですよね。

結局こうなってくると、さらに視界が開けるにはキッカケだけですね、でもそこが一番難しいから大人が頑張って欲しいんですけど、もう頑張ってますよね……。
早くホールでできるようになればいいですね。それで客層が変わるかどうか。

今、全般的に視聴者参加型になってきているので、環境はさらにアレですね。いよいよ成長痛の季節でしょうか。

さて、そんな感じです。
_____
20190211
桜エビ~ず
「初!東名阪ツアー!~2019年は全国的に桜エビが開花するでしょう~」
恵比寿 The Garden Room

octave

octave

  • 発売日: 2019/09/11
  • メディア: MP3 ダウンロード
sakuraebis

sakuraebis

  • 発売日: 2018/11/14
  • メディア: MP3 ダウンロード

*1:1996年12月の「スチャダラ2010」という演劇でセンターステージ座りだったので、まったく参考になりませんでした

*2:折角だから違う曲を聴きたいというご意見も分かりますが、ありがたみが違います

*3:「Believe」「僕らのハジマリ」「初恋模様」

*4:スタッフからのパート割の提案を元に、歌いたいところがあればリクエストできる状況だったそう

*5:川瀬さん談

*6:村星さんが自撮りをしようとした瞬間に「部屋が明るい」と思わず声に出したと茜空さんが言ってました

*7:ライブハウスツアー批判

*8:北欧風柄のブルーと白、そしてスカートにキラキラ

*9:もあちゃん加入までは最年少

*10:終った後にウケました

*11:茜空さんが一かいハケましたが、「Believe」で倒れる場面があったそうです

*12:スタンハンセンの入場局

*13:前の曲のポジションから次の曲がはじまる感じ

20190124 私立恵比寿中学・Negicco「エビネギ2 ~バンドで一緒に仲良く演ろうね~」Zepp Tokyo

例によって早退をしまして青海に向かいます。
自宅からよりは比較的近いとはいえ、ゆりかもめを挟むのでそれなりに時間がかかりますね。

整理番号もアレですので、開場時間くらいに着けばと思いましたが、結局は開場の20分くらい前でしょうか、現地に到着。

総キャパの半分よりちょっと前くらいの番号*1でしたが、開場から20分ちょっとくらいで入場出来て良かったです。

はじめに待機場所と言われたのが、MEGA WEBの展示車が見える裏窓だったので、こんなもん呼び出しされるの明日の朝レベルだろと思って震えていましたが 、結果的に外には1時間もいなかったですね。

Zeppの入り口前に誘導された整理番号3桁も後半になると、だいぶ雑に10人単位でバンバン呼んでいました。1度の呼び出しで5、6人しか入っていなかったので、実質は余裕で3桁では入場できたものと思われます。*2

ドリンク交換をして中に入ると、前の方は流石にそこそこ詰まっていて、女限エリアの後ろも結構混んでいたので、もう前の方で頑張るのは無いなと思い、後ろの方でよさげなところは……と思いましたが、柵回りは結構埋まってる感じでした。

中央の柵は満員、後方の柵にスキマを見つけたのでそこで見ることにしました。柵があるって楽だな……。
ちなみにさらに後ろの一段段差が付いたところの柵は、もうスキマが無かったです。

一旦落ち着いて、カバンを下ろしたり上着を脱いだり、本日の客入れBGMはラップばっかりだな*3と思ったり。

そんなことを思っていたら、Taskの3WDが流れてきたり*4、BiSHが流れてきたりといった感じで、非常に雑多な感じだったので、今日の選曲は誰なのか、と思ったりしながら柵に寄りかかっていました。

はじまる前にそこそこ背の高い人がちょうど前にいて、どっちかにズレてはくれまいか、そこまで混んでもいませんしと思っていましたが、まあそういうわけにもいきませんでsora tob sakanaが流れ始めて、心の中で「sora tob sakanaはじめます」と唱えたところで一瞬客電が落ち、フロアはどよっとしましたが、すぐに客電は点き直し、「ベイビィ・エビネギ・ポップ!」のカラオケにBGMは切り替わって、開演時間になりました。

そういえば、客入れの終わり頃にステージ上で楽器をいじっている音が聞こえて、「あ、バンドでやるんだった」と思い出しました。それまで全く忘れてました。幕でステージ見えませんでしたし。

ステージを覆っていたスクリーンに映し出されたOPVは、「ベイビィ・エビネギ・ポップ!」のMVからのスピンオフ。
茶店のマスター的な人はNegiccoのスタッフの人でしょうか、私は詳しくないので分かりません*5でしたが、世間は盛り上がっていましたので、恐らくそういうことなんでしょう。

店内にレコードがたくさんあるし、DJがいるっていう会話があり、DJこと藤井校長と目が合うみたいなのをやっていました。今後藤井さんを見かけるたびに「DJいるから、聴きたい曲かけてもらおうよ!」っていうセリフを思い出すことになると思いますし、実際に言いたいと思います。言いません。
さて、スクリーンの後ろから照明がたかれて、本編スタートです、Negiccoの「圧倒的なスタイル」から。「おーっ」と思いましたが、OPVの最後で9人で肩を組んだところで終わったんですけど、「あっ……ラインダンスや……」となりました。2年前と同様、乗り悪く不参加でした。端っこだったから勘弁してください……。

そして「永遠に中学生」で、「肩組みや……」ってなって、ひとりになりたい……と思ってしまいました。実際はそこまで嫌じゃないですが、端っこだったので勘弁してください……。

とやっている間に、前方の視界が開けました。ありがとう圧倒的なスタイル、ありがとう永中という気持ち。

自己紹介的MCを挟んで、ここからは2曲ずつのラリー*6エビ中は「ほぼブラジル」と「感情電車」。何故ここでブラジルなのか?という風には思いましたが、ブラジルは楽しいので問題ないという感じでしたが、
「太陽発校庭経由私」のところで、人数が少なくて思わず、「少ないな……」となりました。現実に引き戻されるー。「感情電車」は小林さん頼みます……っていう感じですし、小林さん、流石っすって感じなんですが、ウェーブのところで、また 「少ないな……」となりました。とにかくステージ上の人が少ない。

続く2曲は「バタフライエフェクト」からで、Negicco*7を挟んでの直列フォーメーションから始まる曲ということで、この日はどっちもかほちゃんが先頭で、何か狙いでも?という感じにはなりましたが、この曲はバンドセットでの違和感のなさが引き立ちましたので、気になりませんでした。
「テブラデスキー ~青春リバティ~」もあまり聴く機会がないですし、バンドで聴くのも違和感が無いので良かったです。「テブラで踊れ」のところの振りが好きなのでうれしいです。

続いてシャッフルしての2曲Negiccoの「ともだちがいない!」*8から、「イッショウトモダチ」*9という流れ。終った後のMCで、セットリストでストーリーを作るのが得意なかほちゃんが「友達がいなかったのに、一生友達と呼べる友達が出来たんですよ」という身も蓋もないストーリーを言っていたので、話を粒立ちさせなくても良かったのでは!?と思いました。
ここまで普段やってる曲がかなり少ないなという感じ。
またラリーが再開して、Negicco2曲*10のあとは、「さよならばいばいまたあした」そしてクリスマス大学芸会*11に続いて、「大好きだよ」で、こんなに早くまた聴けるとは思っていなかったので、今回も「おぉ……」ってなってしまいましたね。振付け含め最高だな……。

本編最後は3曲ずつのラリー*12で最後のブロックでこの日唯一攻撃性を感じさせる「大人はわかってくれない」、そして「全力☆ランナー」は、2年経っても「ミルクティ」の件で松野さんを思い出してしまう曲で、
聴くたびに何か簡単じゃないなって思ってしまいます。
最後はこちらの勝手な感傷を吹き飛ばす「ラブリースマイリーベイビー」で楽しく終わりました。

アンコールは恒例の池ちゃん楽曲の交換で、Negiccoによる「頑張ってる途中」、そしてエビ中による「ねぇバーディア」、2年前も思いましたが、 「ねぇバーディア」は貰えませんかね……。
「まだやってない曲ありますよねー?」ということで、最後は「ベイビィ・エビネギ・ポップ!」でした。

私立恵比寿中学×Negicco 「ベイビィ・エビネギ・ポップ!」

ライブが終って、最後まで新しい曲やらなかったなーっていう印象の後に、そういえば、ほぼ2017年のあの日までの曲だけで構成されたセットリストだったなって思いました。
バンドで曲やるって言ったら!みたいな選曲もほぼなかったですね。

前回のエビネギ以降のエビ中は、ただひたすらに色んな意味で戦い続けた2年間だったのでは?という風に思います。このセットリストは2年前のあの日から、もう一度歩き出すみたいな意味合いがあるのでは?と思ったりしました。

既にあの時からはだいぶ遠いところまで歩いてきていると思うし、その歩みは力強いものだったなと思うんですが、一度、立ち返ってみて思うこともあるんじゃないかなっていう感じがしました。リセットという意味合いではなくて、新しい一歩を踏み出すという意味で。

長い戦いを乗り越えてきた6人は、このステージでこれまでの傷を癒しに来たのかなと思いました。そんな風に思うので、星名さんが出られなかったのは、本当に残念というか、またこの人達には次の戦いがあるのかって年末に思ったことを思い返しました。理不尽。

初回のエビネギに感じた「ゆるさ」というか「ぬるさ」というか、あの時は本人たちは楽しいかもしれないけど、一体何のためにやっているのかその意義が分からないなっていう感想だったんですが、今回見て思ったのは、こういう対バンが存在することが、それぞれのグループには必要で、その対バン相手っていうのが、エビ中にとってはNegiccoだったし、Negiccoにとってはエビ中だったという必然が存在したんだなっていう感じです。
その関係性が、 対バンイベントなのに「全く戦う意思のないセットリスト」に表されているのかもしれないなと思いました。

2年前には見に行っているこちらが、無意味に戦意剥き出しで大宮ソニックシティに行っていたんだな、っていう風に思わされました。
この2グループがガンガンやりあう様なんて別に想像もしていなかったし、見たいとも思っていなかったつもりでしたが、どこか深層心理で、「対バンは戦い」*13であるというところに固執してしまっていたところがあったんだなと。こういう対バンがあっても良いじゃないって、今回は肩の力がだいぶ抜けた気がしました。

今回、出番じゃない人はステージ上に置かれたテーブルに座ってステージを見ていたワケですが、真山さんと安本さんは後ろで大騒ぎしながら見ていたので、ホントに楽しくやってくれればいいなと思いました。
もう、本人たちが楽しいだけのイベントやってくださいよ。
それも2017年以降のモードというか、2年経って思う事なのかもしれないなって。

ただ圧倒的に平和で楽しいからこそ、ステージ上の不在感を感じるところが多くあったなと思いました。
そして「エビネギオーライ」もやってほしかったなということで、新潟もFinalも行かない私の今回のエビネギは以上となります。
いや、2週連続で平日に抜けれないよ……。

そんな感じです。
natalie.mu

____
20190124
私立恵比寿中学Negicco
エビネギ2 ~バンドで一緒に仲良く演ろうね~」
Zepp Tokyo

前回の模様
20170103 新春特別公演 私立恵比寿中学×Negicco ~当日までには仲良くなろうね~ - ちょっといいたいだけ

※「感情電車」以外は全部古い曲だなと思ってましたが、「さよならばいばいまたあした」は「エビクラシー」楽曲なので一部修正しました。
※20200116 誤字など一部修正

エビクラシー

エビクラシー

  • 発売日: 2017/05/31
  • メディア: MP3 ダウンロード

*1:ちなみに1200番くらいで、ZeppTokyoのキャパはスタンディングで1階 2,416人になります

*2:当日券も売り切れていないと思われます、2階の当日券あるなら2階に行かせてくれ!と思っていました

*3:たぶんライムベリーの曲だと思って、TrackIDを100年ぶりに起動したらサービス終了してるから、別のアプリを落とせと言われたので、そのままにしました

*4:心の中で「Taskいきます」と唱えました

*5:エビネギ会議、毎回行けてないので……

*6:Negiccoの「光のシュプール」「カリプソ娘に花束を」から

*7:「Tell me why?」「そして物語は行く」

*8:真山、柏木、中山、Kaede

*9:安本、小林、Nao☆、Megu

*10:「江南宵唄」「雫の輪」

*11:初日

*12:「キミはドリーム」「さよならMusic」「トリプル! WONDERLAND」

*13:それはそれで間違ってはいないと思いますが

20190112 神宿「神が宿る場所~お控えなすって神宿でござる~」(DAY1)渋谷ストリームホール

※ご注意 神宿のことは全く分からないので触れていません!

諸々の事情が重なりまして、見に行くことになりました、神宿のツアーファイナルの初日です。2019年アイドル初めです。そもそものイベント初めですね。

諸々の中のひとつ、ストリームホールに行ってみたかった、というのがありまして、渋谷駅直結だという話でしたが、JR*1からの導線がよく分からず、直結を味わうことはできませんでした。
そもそも「16b」っていう出口が分からなくて、案内図の前で頭を抱えていました。*2

そもそも渋谷駅、どこもかしこも工事していて何もアテにならない。しかし、なんとか辿り着いて会場前までエスカレーターを上がっていきました。
ロビーがすごい勢いのある物販だなと思いましたが、件のビレバンのアレかと思い出しました。*3

さて、会場に辿り着きましたが、さらに諸々あり、開演直前に会場内に滑り込んだので、ほぼ最後列の上手寄りで見ることに。とはいえ、ステージが高いのかそこそこ見れましたので良かったです。

さて、桜エビ~ずさんは「わたしロマンス」からスタート。私はこの曲が好きなので、楽しいなって思ってるんですが、評判の12か月連続配信の曲からじゃないんですねとはなりました。

あと、急遽来ることになったので、よく分かっていなかったんですが、何故かツーマンだと思っていたところ、桜エビはゲストアクトだということで。
そもそもツアーファイナルだっていうのにツーマンにはしないですよね……。*4

それはそれで、重い女の曲こと「おねがいよ」は、井の頭線沿線とかビレバンとかのイメージと合うので渋谷が似合います。
よく分かりませんが。
どちらかというと地声の低いグループだと思うんですが、声がミドルテンポの曲に思いのほか合っているような気がしますね。
味を含めた歌でいうと、スキが無くなってきているので、こういう曲調でも歌えちゃうし、もあちゃんとか桜井さんとかをキャッチーに使うこともできるという感じ。

前半最後は「まわるまわるまわる」ということで、流れとか空気とか度外視っていうセットリストではありますが、曲が良いのであまり気にならないというか、曲単体で聴けちゃうから、並びが良ければさらに良いけど、ただ曲を並べただけで楽しいのはとても良いことですね。

これは曲数が限られているからなので、ある種ドーピングだとは思います。場面によって作り込みとかあった方が良いとは思いますけどね。

MCを挟んで、皆さんお待ちかねの「Magik Melody」がここで来るという。年末年始、溜めてきた結果アウェイでやるかね。
ただ、この曲はこの曲で時空をゆがめる曲なので、どこでどのタイミングでやっても「Magik Melody」の空気になるから本来なら使い勝手がいいと思います。

好みの問題は全ての曲で同条件だと思いますので、それが良いという人もいれば、悪いという人もいるとは思いますが。

「キラキラ」は確か初めて聴きました。
毎月リリース楽曲もいろんなタイプのものが出てくる中、耳障りが普通というか、そこまで特徴的じゃないなと思いましたが、それは普遍的な曲(テーマも含めて)を出すのは、地力が出るよねなんていうことを思ったりしました。派手だからいいわけでもないというか。

この曲の前が重い女の曲こと情念系の 「おねがいよ」 だったり、平成のTOKYO No.1 SOUL SET*5こと「グラジェネ」だったりするので、良いコントラストなのではないかと思います。

後で初Sのを聴いたりしたのも込みでの感想ですが、歌い出しがもあちゃんなのとかは、曲数を並べていくことでこの時期に実現することができるものだったりすると思うので、多くの打席に立つことでチャンスを作ってものにしていくことに繋がっていくんだなぁと思いました。

最後は楽曲強度最強の噂もある「リンドバーグ」で〆でした。
世代なのでなんでもキン肉マン的な比喩をしてしまうのをもう辞めないといけないなとは思うんですが、本当にこの類の意味のない話をしている時が一番楽しかったりするのでこれはなかなか辞められないんです。

とはいえ、「リンドバーグ」を聴きに来ている*6人っていうのも少なからずいると思うので、持ち時間が少なくても
やるべきだと思いますし、やったら盛り上がりますよね。

ただみんな聴きたいでしょうからやっときますよ、っていう感じになる前に、新しい最強の曲っていうのを作っていかないといけないんじゃないですかね、って思います。

「まわるまわるまわる」だって「おねがいよ」だって、そこに至るストーリーさえあれば 、出番の〆にできる曲だと思ったりしますので。

ということで、ゲストアクト*7として、6曲。
謎の扱いではありましたが、個人的には幸先の良い年明けになったような気がします。*8

終った後に、ちょっとだけ物販スペースにいたんですが、桜エビの物販、見たことないくらい盛況だったので、驚きました。
基本的に物販に行かないという病気があるからかもしれません。人気グループでした。売れてください。*9

神宿さんについては、熱心な人にお任せするという形で終了します。
メモ:気になった曲
CONVERSATION FANCY
www.youtube.com
好きといわせてもらってもいいですか?
www.youtube.com
星空帰り道
www.youtube.com
_____
20190112
神宿
「神が宿る場所~お控えなすって神宿でござる~」(DAY1)
渋谷ストリームホール
seesaawiki.jp

sakuraebis

sakuraebis

  • 発売日: 2018/11/14
  • メディア: MP3 ダウンロード
octave

octave

  • 発売日: 2019/09/11
  • メディア: MP3 ダウンロード
kamiyado complete best 2014-2015

kamiyado complete best 2014-2015

  • アーティスト:神宿
  • 発売日: 2020/01/15
  • メディア: CD
kamiyado complete best 2016-2017

kamiyado complete best 2016-2017

  • アーティスト:神宿
  • 発売日: 2020/01/15
  • メディア: CD
kamiyado complete best 2018-2019(TYPE-B)

kamiyado complete best 2018-2019(TYPE-B)

  • アーティスト:神宿
  • 発売日: 2020/01/15
  • メディア: CD

*1:山手線ホームからの正しい行き方が分かりませんでした、地図の読めないタイプです

*2:JRの案内図には改札名しか出てこない

*3:出張ビレバンでの買い物にも特典券が付くというのをやっていました

*4:この日はツアーファイナルの2DAYSのDAY1、DAY2はワンマンで関口なほさんの勇退ライブでした

*5:TOKYO No.1 SOUL SETも平成です

*6:桜エビといえばという曲になっているかと思いますので

*7:OA扱いじゃなかったのは、ライブの最後にも出てきて記念撮影とかもしていたからでしょうか

*8:よみうりの公開収録は予定が未定だったのでチケットをとれませんでしたが、当日倒れていたので結果的には良かった

*9:水春さんを中心に……