ちょっといいたいだけ

主に私立恵比寿中学とukka(ex:桜エビ~ず)について書いています。

20190124 私立恵比寿中学・Negicco「エビネギ2 ~バンドで一緒に仲良く演ろうね~」Zepp Tokyo

例によって早退をしまして青海に向かいます。
自宅からよりは比較的近いとはいえ、ゆりかもめを挟むのでそれなりに時間がかかりますね。

整理番号もアレですので、開場時間くらいに着けばと思いましたが、結局は開場の20分くらい前でしょうか、現地に到着。

総キャパの半分よりちょっと前くらいの番号*1でしたが、開場から20分ちょっとくらいで入場出来て良かったです。

はじめに待機場所と言われたのが、MEGA WEBの展示車が見える裏窓だったので、こんなもん呼び出しされるの明日の朝レベルだろと思って震えていましたが 、結果的に外には1時間もいなかったですね。

Zeppの入り口前に誘導された整理番号3桁も後半になると、だいぶ雑に10人単位でバンバン呼んでいました。1度の呼び出しで5、6人しか入っていなかったので、実質は余裕で3桁では入場できたものと思われます。*2

ドリンク交換をして中に入ると、前の方は流石にそこそこ詰まっていて、女限エリアの後ろも結構混んでいたので、もう前の方で頑張るのは無いなと思い、後ろの方でよさげなところは……と思いましたが、柵回りは結構埋まってる感じでした。

中央の柵は満員、後方の柵にスキマを見つけたのでそこで見ることにしました。柵があるって楽だな……。
ちなみにさらに後ろの一段段差が付いたところの柵は、もうスキマが無かったです。

一旦落ち着いて、カバンを下ろしたり上着を脱いだり、本日の客入れBGMはラップばっかりだな*3と思ったり。

そんなことを思っていたら、Taskの3WDが流れてきたり*4、BiSHが流れてきたりといった感じで、非常に雑多な感じだったので、今日の選曲は誰なのか、と思ったりしながら柵に寄りかかっていました。

はじまる前にそこそこ背の高い人がちょうど前にいて、どっちかにズレてはくれまいか、そこまで混んでもいませんしと思っていましたが、まあそういうわけにもいきませんでsora tob sakanaが流れ始めて、心の中で「sora tob sakanaはじめます」と唱えたところで一瞬客電が落ち、フロアはどよっとしましたが、すぐに客電は点き直し、「ベイビィ・エビネギ・ポップ!」のカラオケにBGMは切り替わって、開演時間になりました。

そういえば、客入れの終わり頃にステージ上で楽器をいじっている音が聞こえて、「あ、バンドでやるんだった」と思い出しました。それまで全く忘れてました。幕でステージ見えませんでしたし。

ステージを覆っていたスクリーンに映し出されたOPVは、「ベイビィ・エビネギ・ポップ!」のMVからのスピンオフ。
茶店のマスター的な人はNegiccoのスタッフの人でしょうか、私は詳しくないので分かりません*5でしたが、世間は盛り上がっていましたので、恐らくそういうことなんでしょう。

店内にレコードがたくさんあるし、DJがいるっていう会話があり、DJこと藤井校長と目が合うみたいなのをやっていました。今後藤井さんを見かけるたびに「DJいるから、聴きたい曲かけてもらおうよ!」っていうセリフを思い出すことになると思いますし、実際に言いたいと思います。言いません。
さて、スクリーンの後ろから照明がたかれて、本編スタートです、Negiccoの「圧倒的なスタイル」から。「おーっ」と思いましたが、OPVの最後で9人で肩を組んだところで終わったんですけど、「あっ……ラインダンスや……」となりました。2年前と同様、乗り悪く不参加でした。端っこだったから勘弁してください……。

そして「永遠に中学生」で、「肩組みや……」ってなって、ひとりになりたい……と思ってしまいました。実際はそこまで嫌じゃないですが、端っこだったので勘弁してください……。

とやっている間に、前方の視界が開けました。ありがとう圧倒的なスタイル、ありがとう永中という気持ち。

自己紹介的MCを挟んで、ここからは2曲ずつのラリー*6エビ中は「ほぼブラジル」と「感情電車」。何故ここでブラジルなのか?という風には思いましたが、ブラジルは楽しいので問題ないという感じでしたが、
「太陽発校庭経由私」のところで、人数が少なくて思わず、「少ないな……」となりました。現実に引き戻されるー。「感情電車」は小林さん頼みます……っていう感じですし、小林さん、流石っすって感じなんですが、ウェーブのところで、また 「少ないな……」となりました。とにかくステージ上の人が少ない。

続く2曲は「バタフライエフェクト」からで、Negicco*7を挟んでの直列フォーメーションから始まる曲ということで、この日はどっちもかほちゃんが先頭で、何か狙いでも?という感じにはなりましたが、この曲はバンドセットでの違和感のなさが引き立ちましたので、気になりませんでした。
「テブラデスキー ~青春リバティ~」もあまり聴く機会がないですし、バンドで聴くのも違和感が無いので良かったです。「テブラで踊れ」のところの振りが好きなのでうれしいです。

続いてシャッフルしての2曲Negiccoの「ともだちがいない!」*8から、「イッショウトモダチ」*9という流れ。終った後のMCで、セットリストでストーリーを作るのが得意なかほちゃんが「友達がいなかったのに、一生友達と呼べる友達が出来たんですよ」という身も蓋もないストーリーを言っていたので、話を粒立ちさせなくても良かったのでは!?と思いました。
ここまで普段やってる曲がかなり少ないなという感じ。
またラリーが再開して、Negicco2曲*10のあとは、「さよならばいばいまたあした」そしてクリスマス大学芸会*11に続いて、「大好きだよ」で、こんなに早くまた聴けるとは思っていなかったので、今回も「おぉ……」ってなってしまいましたね。振付け含め最高だな……。

本編最後は3曲ずつのラリー*12で最後のブロックでこの日唯一攻撃性を感じさせる「大人はわかってくれない」、そして「全力☆ランナー」は、2年経っても「ミルクティ」の件で松野さんを思い出してしまう曲で、
聴くたびに何か簡単じゃないなって思ってしまいます。
最後はこちらの勝手な感傷を吹き飛ばす「ラブリースマイリーベイビー」で楽しく終わりました。

アンコールは恒例の池ちゃん楽曲の交換で、Negiccoによる「頑張ってる途中」、そしてエビ中による「ねぇバーディア」、2年前も思いましたが、 「ねぇバーディア」は貰えませんかね……。
「まだやってない曲ありますよねー?」ということで、最後は「ベイビィ・エビネギ・ポップ!」でした。

私立恵比寿中学×Negicco 「ベイビィ・エビネギ・ポップ!」

ライブが終って、最後まで新しい曲やらなかったなーっていう印象の後に、そういえば、ほぼ2017年のあの日までの曲だけで構成されたセットリストだったなって思いました。
バンドで曲やるって言ったら!みたいな選曲もほぼなかったですね。

前回のエビネギ以降のエビ中は、ただひたすらに色んな意味で戦い続けた2年間だったのでは?という風に思います。このセットリストは2年前のあの日から、もう一度歩き出すみたいな意味合いがあるのでは?と思ったりしました。

既にあの時からはだいぶ遠いところまで歩いてきていると思うし、その歩みは力強いものだったなと思うんですが、一度、立ち返ってみて思うこともあるんじゃないかなっていう感じがしました。リセットという意味合いではなくて、新しい一歩を踏み出すという意味で。

長い戦いを乗り越えてきた6人は、このステージでこれまでの傷を癒しに来たのかなと思いました。そんな風に思うので、星名さんが出られなかったのは、本当に残念というか、またこの人達には次の戦いがあるのかって年末に思ったことを思い返しました。理不尽。

初回のエビネギに感じた「ゆるさ」というか「ぬるさ」というか、あの時は本人たちは楽しいかもしれないけど、一体何のためにやっているのかその意義が分からないなっていう感想だったんですが、今回見て思ったのは、こういう対バンが存在することが、それぞれのグループには必要で、その対バン相手っていうのが、エビ中にとってはNegiccoだったし、Negiccoにとってはエビ中だったという必然が存在したんだなっていう感じです。
その関係性が、 対バンイベントなのに「全く戦う意思のないセットリスト」に表されているのかもしれないなと思いました。

2年前には見に行っているこちらが、無意味に戦意剥き出しで大宮ソニックシティに行っていたんだな、っていう風に思わされました。
この2グループがガンガンやりあう様なんて別に想像もしていなかったし、見たいとも思っていなかったつもりでしたが、どこか深層心理で、「対バンは戦い」*13であるというところに固執してしまっていたところがあったんだなと。こういう対バンがあっても良いじゃないって、今回は肩の力がだいぶ抜けた気がしました。

今回、出番じゃない人はステージ上に置かれたテーブルに座ってステージを見ていたワケですが、真山さんと安本さんは後ろで大騒ぎしながら見ていたので、ホントに楽しくやってくれればいいなと思いました。
もう、本人たちが楽しいだけのイベントやってくださいよ。
それも2017年以降のモードというか、2年経って思う事なのかもしれないなって。

ただ圧倒的に平和で楽しいからこそ、ステージ上の不在感を感じるところが多くあったなと思いました。
そして「エビネギオーライ」もやってほしかったなということで、新潟もFinalも行かない私の今回のエビネギは以上となります。
いや、2週連続で平日に抜けれないよ……。

そんな感じです。
natalie.mu

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20190124
私立恵比寿中学Negicco
エビネギ2 ~バンドで一緒に仲良く演ろうね~」
Zepp Tokyo

前回の模様
20170103 新春特別公演 私立恵比寿中学×Negicco ~当日までには仲良くなろうね~ - ちょっといいたいだけ

※「感情電車」以外は全部古い曲だなと思ってましたが、「さよならばいばいまたあした」は「エビクラシー」楽曲なので一部修正しました。
※20200116 誤字など一部修正

エビクラシー

エビクラシー

  • 発売日: 2017/05/31
  • メディア: MP3 ダウンロード

*1:ちなみに1200番くらいで、ZeppTokyoのキャパはスタンディングで1階 2,416人になります

*2:当日券も売り切れていないと思われます、2階の当日券あるなら2階に行かせてくれ!と思っていました

*3:たぶんライムベリーの曲だと思って、TrackIDを100年ぶりに起動したらサービス終了してるから、別のアプリを落とせと言われたので、そのままにしました

*4:心の中で「Taskいきます」と唱えました

*5:エビネギ会議、毎回行けてないので……

*6:Negiccoの「光のシュプール」「カリプソ娘に花束を」から

*7:「Tell me why?」「そして物語は行く」

*8:真山、柏木、中山、Kaede

*9:安本、小林、Nao☆、Megu

*10:「江南宵唄」「雫の輪」

*11:初日

*12:「キミはドリーム」「さよならMusic」「トリプル! WONDERLAND」

*13:それはそれで間違ってはいないと思いますが