ちょっといいたいだけ

主に私立恵比寿中学とukka(ex:桜エビ~ず)について書いています。

20141019 エビマニVol.1~逆襲の干され曲~

2日連続2回目の舞浜アンフィシアターです。
前日とは打って変わって前が押したので、会場到着は開場済みの開演15分前。
昨日は行かなかった物販の前を通りかかるとそこには自販機が。
中にはあったのかよ!と思いましたが、後の祭りです。

本日は着席指定なので座ってゆったり。
ここは1列ごとに段差もあるし見やすかったです。
席もそこそこ良かったんですが。

ライブは「ダイビング」から始まり、「また明日」で終わる、
まるで2011年のようなイベントでした。様式美。

とはいえ、メジャー後の曲のほうが断然多いので、
そこまで普段との違いみたいなものは強くは感じませんでした。

ただこういう選曲だと、所謂沸ける曲が少なくなるので
あまり騒がないタイプの私には結果的に良いセットリストでした。

個人的に盛り上がったのは、明転から「ダイビング」でライブがはじまった瞬間と、
「どしゃぶりリグレット」と「大好きだよ」と「One Love」のあたり。
「Another Day」はやっぱり中山さんだったので、なるほどなと思ったくらい。

あとは「あたしきっと無限ルーパー」が来たところも盛り上がりました。
曲アタマの入りが好きなんですよね。
未確認のツアーで毎回やってたので、今年に入ってから
まるでやってないと思ってたら、ファミえんでやってたという。
あのファミえんについては、楽しかったということ以外は、
帰り道のあまりの過酷さで忘れてしまったようです…。

直前でセットリストが1時間ちょっとで終わっちゃうっていうことで、
「使ってポートフォリオ」と「揚げろ!エビフライ」が追加されたそうなんですが、
ここに関しては特にこれといって。

前日にまさかの「ほぼブラジル」があったのでこちらではやりませんでしたね。

武道館のメイキングでやっていたので、
いよいよ「ピンクジェネレーション」の機運かと思いましたが、
この日も無かったですね。

「なにがなんでも」もやりませんでしたし、
やるとは思ってなかったですが「大爆発No.1」もやりませんでしたので、
カバー曲をやる季節はもう終わってるってことなんでしょうね。

ある時期以降あまりやらなくなった曲といえば、
「サクラゴーラウンド」が聴きたかったです。
一時期年がら年中ゴーストやってたし、
昔は曲の季節感なんか気にしていない(意訳)って言ってたのに、
いつの頃からか季節感出してくるようになった結果、
あんまり見る機会がなくなっちゃったんですよね。

好調のコンセプト的には「干され曲」というタイトルは付けたけど、
実際はカップリング集みたいなものだということで、
「チャイム!」はあんまりやらないけど外れちゃったんでしょうね。
どしゃぶりはやったのに…両A面…。

途中に挟んだMCでやった「エビマニQ」のコーナーは、
往年のフリーイベントを彷彿とさせるヌルめのクイズコーナーでしたが、
グループMCの前半後半両方でやるとは思いませんでしたよ。
懐かしさみたいなものは感じましたが、むしろ今これやるの?という風に思いました。

こういうイベントやることで、手駒を増やしていくことになるので、
全然意味はあったと思いますが、「vol.1」なだけにこれからも続くんでしょうか。
セットリスト的にはただバランスが悪いライブだなと思いました。

ある程度の枷を設けた方がいろいろと考えるとっかかりができるので
面白いとは思うんですが、結果的にライブセットに向かないという判断を
これまでしてきた曲をただただ並べるだけでは、やっぱりあまり意味がない。
緩急の緩だけを並べたらやっぱりうねりは出ないのではないかなと思いました。

この催しのコンセプト自体は悪くなかった
と思いますが、満足度はあまり高くなかったです。

このために引っ張り出してきた曲が多すぎるので、正直今に馴染んでなさすぎた。
今回、このメンバーで初めてやった曲についてはやっぱり
過去の亡霊が憑りついているので、そう簡単にはいかないよなと思いました。
繰り返し見ないと違和感は消えないですよね…。

むしろ違和感が強くなる可能性もありますが、どこかでそれが
個性として勝つ瞬間がくるかも知れないのでそれもまた時間がかかりますよ。

個人の感想としてはただ回顧がしたいんじゃなくて、
良いライブが見たいんですよね。
そのエッセンスとしてライブセット向きじゃない曲が入ったり、
懐かしい曲が入ったりするのがいいんじゃないのかなと思いました

普段やりにくい曲をまとめてやりますよ、要望には応えました、ドヤ。
みたいなのことじゃないんじゃないんだよなって思いました。
我ながら客はわがままですね。