この日は紆余曲折ありまして、渋谷にいました。
本来は新宿に出ようかなと思って移動していたんですが、諸々のタイミングで渋谷に行こう、となりまして、そんなこんなで渋谷に来たので、折角だからエビ展に行くことにしました。
結果的に次の日も渋谷に来ることになるとは夢にも思っていなかった、ということもないんですが、普段渋谷に来ることもあんまりないのでね。
さて、夕方というにはちょっと早い時間にタワレコへ到着。
すごい勢いで日時指定の前売り券であったりとか、日時フリーの前売り券であったりとかが売られていたので、完全当日券で行ったらどれだけ待つのかなと気合入れて行ったんですが、会期も後半に差し掛かるタイミングだったこともあってか、あっさりと500円を支払って、シルバーの袋でマスクされた写真を選び、すんなりと入場、ちょっと拍子抜けというかなんというか。
既に見に行っていた人から、そこまでの内容ではない、という評価を聴いていたので大きな期待はなく、私立恵比寿中学の校門の横をすり抜けて入場しました。*1
入口の壁には過去の販促ポスターが並んでいて、まあどれを見ても懐かしいんですが、懐かしさ以外の発見は特にないというか、まあ10周年を祝う展示なので、回顧展には違いないんですが、並べて見てるという感想しかなかったような気がします。
まあ自宅にあるわけじゃないですし、実物をはじめて見たものもありましたが、それはそれ、ポスター以上の何かはなく。
その流れで進むとナタリーの写真(一部未公開のものもあり)が会場入ってから一番奥のモニター周りの壁にまでぎっしり並べられていて、つらつらと見て行きました。
過去の写真になればなるほど、自分も見に行っていたイベントであったり、ナタリーで見た写真であったりということで、当時のイベントの事なんかを思い出したりもしつつだったので、(リアルの記憶と写真自体の記憶で)懐かしいな!となりました。
natalie.mu
※一番懐かしい!と思ったのはこの写真だったような気がします
展示内容としては、とりあえず過去衣装を見たいなと思って行ったんですが、衣装の展示は3列に並んでいて、場所も狭かったのでちょっと見辛かったように思います。
どうしても前のものが後ろのものに被る形での展示でしたので。 *2
そんな中でも衣装自体はやっぱり懐かしいという感じで、各衣裳、基本的には1着ずつしか並んでいなかったんですが、結構真山さんのものが多かったので、まあラッキーかなという感じはありました。
壁際の展示を順に見て行く*3と会場の最奥のモニターでは、有名人からの10周年お祝いメッセージが流れていて、そのまま見る感じで。
あの人は?とかこの人も?とか色々ありましたが、まあこういうものはタイミングなんかもありますから……。
結構な組数のVTRを見て、ちょうどモニター横に未公開写真があったので眺めていたら、メジャー以降の過去シングルのCMが順に流れて、これもまた懐かしいなと思いながら見ていたら、今度は各メンバーのコメントが流れて、最終的にVTRを最初から最後まで丁度見れた感じでしたが、そこそこの尺があったので最終的にはVTRを見る時間が一番長いという感じのイベントでした。
VTRを見終わった後は、会場中央にディスプレイされていた、デザインラフとかイメージとかの展示をくるっと見て、ファンアートのコーナーを見て、っていう感じで思ったよりも長い時間会場内にはいたような気がします。
噂通りの内容だったとはいえ、「エビクラシー」幻のジャケット衣装の松野さんのセーラー服は、2017年の春ツアーラストのVTRでメンバー全員でジャケット撮影をしていた場面の、全員で手をつないでくるくると回っていた光景が蘇ってきて、また「今、なんでこうなってるんだろうな」っていう気持ちにりました。
なんというか、あの時*4は、この衣装を着ている松野さんの映像を見て、想像していた未来だ!と感じていましたが、結局この衣装から先の未来にはもう松野さんはいないわけで、ホンのちょっとだけのロスタイムだったな……と思ってしまいました。
あれからだって目まぐるしく濃い時間が流れているはずなのに、何かあると引き戻されて現実を見るみたいな感覚が2年経っても起こるのは仕方ないですね。
平成の終わり直前に平成のエビ中を見に来て、松野さんのことを思い出すには良い機会だったなと思います。
令和の松野さんは、絶対にノリノリで「令和初!」とか、「これって令和っぽくない?」とか言ってるはずだなと思いました。それが私の想像する令和のエビ中でした。*5
そんな諸々を考えていると、「梅」に乗っかるでも何でもいいから上手いこと波に乗ってみんなが幸せになればいいなと思いました。
そんな感じです。
live.natalie.mu
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20190427
私立恵比寿中学
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タワーレコード渋谷店 SpaceHACHIKAI
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