行ってきました、東京国際フォーラム ホールA、ツアーファイナルです。
今回の席はこのツアー3回目にして初の下手。とはいえ、PA卓の光ですらも遠くに見える距離感だったので、結果的にステージは全体的に視界に入りました。
諸事情ありまして、開場時間後に到着しましたのでそのまま中に入ろうと思ったら、外にいっぱい人がいたのでまだ開場していないのかな?と思いましたが、入り口に辿り着いたら入場がはじまっていたので、そのまま入場しました。そして、ロビー内を上がったり下がったりしながら自分の席へ。
国際フォーラムは初めて入る会場だったのですが、ちょっと早目に着いて良かったなっていう感じの構造ですね。駅から近いけど中が複雑。
席に座ってからは、はじまるまで仮眠をとったりしてそれまでの寝不足の回復に努めて待ちました。朝早かったんです。
結局、このツアーは3公演見ることができたのですが、全ての会場でステージ横にスクリーンのある規模で結構後ろの方からだったのでスクリーンばっかり見てたツアーってイメージになりました。
着席じゃない席を買ってみようという試みが尽く裏目に出た感じではありましたが、まあこんなこともあります。
このツアーでは、ebitureが終わってから緞帳が開いて*1幕が吸い込まれていったドーナッツの穴から星名さんが現れて一言煽ってからスタートとなるんですが、この日の星名さんは喉を飛ばしていた様子。
普段は高音になりすぎて何を言ってるかよく分からないところが、別の意味でよく分かりませんでした。それでも第一声として、はじまるぞ!って感じがあって良かったです。
OPのブロックは久々に「売れたいエモーション!」が聴けたの良かった。
今回のツアーでも結構やってた*2感じですが、地方でしたので見てなくて、にゃにゃにゃんもウェーブもやらない派ですが、楽しく見ました。8人のパート割の売れエモってどのくらい見たんだろうと思いましたが、旧瑞季パートが来ると身構える感じがありました。何故かはわかりません。
自己紹介からの中人ブロックの小芝居で、「海辺の星が…」みたいな話になってきて、いよいよこのツアーでもイサキが上がる*3のか!?と思いましたが、例のあのイントロが流れて「スターダストライト」がはじまって、思わず前のめりになりました。神戸の「パクチー」はどんな感じではじまったんですかねぇ。
「禁断のカルマ」は何か冷静になる曲なので、振りコピしてる人たちが曲中何度か屈むので視界が良くなる曲だなといつも思います。カルマは真山さんのソロがいっぱいあるから良い曲です。
金八ブロックは「キングオブ学芸会のテーマ」からだったので、このツアーでは、NO「金八 DANCE MUSIC」でフィニッシュでした。
基本固定の「ちちんぷい」、「ハイタテキ!」の後で、「フユコイ」が聴けたのも良かった。開始の立ち位置こそ違います*4が、去年のツアーでのポーズからはじまっていたような気がします。
真山さんと安本さんが座っていて、他のメンバーはバラバラと散って立っていて2コーラス目以降、徐々に振りがはじまっていくあの構成で、あの「フユコイ」好きだったので、嬉しかったです。
穴空ブロックの編成が初めて変更が入ってちょっと驚きました。*5
例によってファイナルはこれまでのツアーとは多少違う演出があったりしたわけで、新譜に参加するという事で、吉澤嘉代子さんが出てくるのかなと思っていたんですが、今回出ないともうタイミング無さそうという事で、HEREでしたね。
その前に桜エビ~ずも出てきたんですが、それはまた後で。
曲順の変更はゲストで「春休みモラトリアム中学生」の生バンド演奏に出てきたHEREのバンドセットの関係かということで納得していたんですが、全体の曲数とかブロック感が変わっていて、中盤以降今何曲目みたいなのが崩れていたピンと来なくなっていたので、アンコールの「スーパーヒーロー」が終わった時に、「ポップコーントーン」がセットリストから抜けていた*6ので、「本気かよ…」と思いましたが、そのまま「このツアー、本当に最後の曲です*7」から「ポップコーントーン」が始まった時には、またさらに感動してしまいました。
「本気かよ…」の瞬間、「もっと外してもいい曲あったのでは?どうしたキネオ?」と考えてしまいました、ごめんなさい。そりゃそうですよねっていう。
「お願いジーザス」がこの演出で見ることがもうないのかと思うと切ないし、あの「面皰」にもう会うことが無いと思うとまた寂しいなと思うくらい、観に行けた回数はそんなに多くありませんでしたが、印象に残る物も多かった、良いツアーだったのでは?と思いました。
そんな中でも、今回のツアーでこの1曲となったら「ポップコーントーン」でしたね。
これまでは真山・柏木両氏の手でドーナッツの穴に向けて投げこまれていたポップコーンを客席に向かって投げていたので、あのデカいポップコーン、ちょー欲しかったです。後でいわれて気が付いたことは、演出の都合上*8ブロックの終わりじゃないとできない曲だったんだなと。
オーラスの「ポップコーントーン」からのエンドロールのVTRも相変わらず良かった。近藤さんの型みたいなものが、エンドロールに良く似合うと思うんですよ。EP4*9の予告編ともいえるような映像でしたが。
MCの代わりに途中で入ったVTRもEPテイストでしたが、これには松野さんかな、頭のところにナレーションが入ってたので短いエピソードとはいえ、そこそこ長いVTRを見せるにはちょうど良い感じでしたね。
リコ中山は相変わらずどこを切っても天才肌というか、常人の域を超えたところで戦ってますね。戦ってはいないですけど面白いです。
さて、中盤のMCコーナー代わりに、桜エビ~ずが登場して1曲披露したんですが、選曲がインディーズ期のコーナーで本体もやっている「えびぞりダイヤモンド!!!」だったので、これはどういう意味でこうなったのかななんていう事を考えたりもしました。
桜エビ~ずがステージに出てきた時に、藤井さんもこういう事するんだなーって思っいました。
まあ去年のファミえんから、会場には来ててもステージには出ないって感じを続けていたので、いよいよですかとはなりましたね。どっちも見る派なので特に問題はありませんでしたけど。
個人的には何も本編のセットリストに入ってる曲じゃなくてもとは思いしたが、これまで一番回数やってるっていう仕上がり感もあっただろうし、見比べてみてよっていうのもあったのかも知れないですね。
件のオリジナルをいきなりやって、来てない人ブチギレっていうパターンも面白かったですが。
とはいえ、TIFの時も思ったけど、5人のえびぞりパート割も丁度いいし、今の桜エビはあの頃のエビと平均年齢近いから当時の感じも出るしなかなか良いんですよね。去年の夏に比べると見違えるくらいにもなってますし。
でも、ツアーファイナルという事を考えると、出し所はこのタイミングなの?とは思いました。
尾形回帰のヴォーカルがキーを外していても、桜エビ~ずに妙なゴリ押し感が出てしまったとしても、1階ほぼ最後方から見たとしても、ちょっと最高なツアーファイナルだったことには変わりないですね。
書いている間に職員会議が挟まってしまったので、諸々微妙な感じになってるかもしれませんけれども、まあとりあえず。
- アーティスト:私立恵比寿中学
- 発売日: 2016/04/20
- メディア: CD
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20160702
私立恵比寿中学
「JapanホールKeikiiiiツアー2016~the snack bar in gakugeeeekai~ 千秋楽」
東京国際フォーラム
私立恵比寿中学JapanホールKeikiiiiツアー2016~ 全セットリスト
seesaawiki.jp