「桜エビ~ず2ndライブ~はるいろ咲乱舞~」に行ってきました。
代官山自体も10年ぶりくらいだし、UNITにははじめて行ったので、駅からの距離感も中の規模感もよく分からなかったのですが、到着が開場時間のちょっと前になってしまったので焦り気味で向かうと駅からはほど近く、列が既に出来ていたので分かりやすくて良かったです。
前回の1stワンマンはチケットが手に入らずに見に行けなかったので、正月の「俺の藤井」さいたま以来に見ることになります。
1部はそこそこの番号でしたので、最前にこそいけませんでしたが2列目くらいで見ることができました。
客入れのBGMがちょっと何を意味しているのか理解に苦しむパターンではありましたが、逆に30分弱の待ち時間脳内イントロクイズで楽しめました。
1部のOPで、例のあの曲*1が流れたので、ちょっと興奮してしまい、近くにいた知り合いに思わず「この曲ではじまるんですか!?」と聞いてしまいました。
例のあの曲のイメージを守る形で、メンバーが袖からスッと順にステージ上に入ってきてポジションについてライブがはじまるという懐かしさがありました。
前回はセットリストをさらっと見ただけだったので、選曲はハロプロと3Bとエビのカバーが中心でっていうことかな?くらいの印象でしたが、今回もそのラインはあまり変わらず、さらに曲数を増やしてるという感じでしたね。
結構、懐かしいなと思う曲が多かったので、「やらかいはぁと*2」のイントロで急に新しい曲(っぽいオケ)だから知らない曲かな?と思いましたが、途中で分かったので一応知ってる曲ばっかりでした。
意外系の選曲としては、スピッツの「ハチミツ」をやっていましたが、曲の途中で、このハチミツって誰の曲だっけと思いながら聴いてました。曲もタイトルも分かったのに誰の曲か分かんないという初老をかましましたが、MCで紹介してくれたので生きていけました。
1ブロック3〜4曲で間にMCを挟む定番進行で、挟まるMCもテーマトークで結構長めだったような気がします。
最初のブロックが終わって自己紹介した後に次のブロックの頭は、芹澤もあちゃんの「つけまつける*3」でスタート。
「つけまつける」を一曲丸々聴いたのは、この時が初めてだったかもしれません……。
1部ではもあちゃん参加のMC後のブロック最初が「どしゃぶりリグレット」だったので、MC終わった瞬間にダッシュでハケるよりも、もあちゃんがセリフを言ってハケて行けば良かったのになーと思いました。
今回はソロが前述のもあちゃんと川瀬あやめちゃんwithバックダンサーの「バラライカ*4」だけに絞られていたので、グループでの初披露の曲が多かったんですね。水春ちゃんの「少女A」が見たかったですけど……。
とはいえ、カバーされたハロプロの曲も丁度良く聴いてた頃の曲が多かったので楽しめました。
「ひとりじゃないよ*5」のイントロが流れてきた時は、OPと同じくらい興奮しましたし。ライブで聴いたのは初めてだったんじゃないかな。
https://www.youtube.com/watch?v=hJ_YCUxaWLU
2部に関しては、先行とは思えない番号で世間の皆さんに引かれましたが、最終的には中盤くらいの位置で見ることになったので、折角だから中央で見ました。
茜空ちゃんはゴリゴリ場を仕切っていく水春ちゃんの対角*6で、年長者を馬鹿にしたりツッコんだり、オチに回ったりと活躍していました。初めて曲数の多いライブを見たわけですが、歌よりもダンスが良いのかなという感じですね。
村星りじゅちゃんの歌は得意不得意がハッキリ出るタイプですかね。良い感じに歌えてるなっていう時もあればそうでない時もあるっていう感じがしました。所謂アイドル的なことが苦手そうなこの人が出てくると凄そう。
桜井美里ちゃんは、歌は安定してるのですが、言動が安定していないので面白い反面、意識的ではないので火傷する可能性も高いですね。まあ新中1だと考えると凄いなと思いました。たまにすごい良い表情しますね。
水春ちゃんはMC力の高さがちょっと別次元で、良いのか悪いのかと思っていましたが、危機管理能力の高さとその対応能力にギャップがちょっとあったので、その辺が面白いところではあるなと思いました。
結局MC能力も表情の作り方も歌もダンスもこのグループの水準以上だなと思います。
そんな水春ちゃんが、2部の終わりのMCで「さくらえびにまだ居るから」っていう言い方をしていたのは、感謝の気持ちをライブやイベントでの活動で返していかなければならないという趣旨の話からの流れなので、そういう風にとるのはうがった見方なのかもしれないですが、ポジティブな意味で言っているのかな?っていう風には思ってしまいました。
年齢的な部分もありますが、器用貧乏な感じのする人には良い目を見てもらいたいなと思ってしまいます。
MCとしての水春ちゃんと同じくらいに藤井さんが買っているんじゃないかと思ったのは、アイドル的な側面においての川瀬あやめちゃんの信頼度ですかね。
今回たまたまかもしれませんが、旧メンバーの中で一人だけソロを歌ったり*7、受け持っている歌パートがやっぱり良いところに寄ってきているような感じはしました。
グループの個々人的にキャラクターは結構ばらけている感じがありますが、ストレートにアイドル的な人っていうとこの人になるのではないかと思いますし、そこに信頼を置いているように感じました。
全員にいえることですが、この人たちは表情が作れてるので良いと思いました。
衣装は1部が制服(セーラーの上着にチェックスカート)、2部は私服だったわけですが、水春ちゃんの私服にNG出したマネージャーはちょっとアレだと思いますよ。彼女の私服とかレッスン着とか面白いのに!
あとオールドスクール風のセーラー服の下のスカートがチェックなのはやっぱり違和感があります。
2部にはアンコールがあり、2度目の「えびぞりダイアモンド!!」には、途中からもあちゃんも参加して、終盤は結構フリーな感じでやってましたね。もあちゃんはポジションが無いから右往左往してる感じでしたが。
2部終わりの客出しで藤井さんが出てきて言ってましたが、歌やダンスを覚えるのが苦手というMCをほぼ全員がしていて、「これでできないできないって言われると、エビ中って何だったんだってなるよな」みたいなことを言っていて、それですよねってなりました。
イベントの性質上、日頃のレッスンの成果を発表する発表会的な感じが強くて、3ヶ月に1回の閉鎖空間のライブは、何か失敗したなと思っても取り返すチャンスも少ないし、発表会が目的になるのも何かちょっと違うんじゃないかなと思ったりもしました。
どの程度のレッスン量なのか分かりませんし、まだこのグループが何者で、どこに向かうのかみたいなところがふわっとしすぎているので、いろいろと掴みづらい感じは残りますね。
それに紐づいてなのかエンドのMCでほぼ全員が泣く感じなんですが、こういうのってどっかで断ち切らないと、気まずい感じになっちゃうんじゃないかなと思いますので、ちょっとイベントの間隔とかやり方とかに変化が出てくるといいなと思いました。
そして、次のイベントがもうTIFあたりになる可能性が高い*8ので、また4か月くらい空いちゃいそうだなっていう感じですね。
グループに興味があるなら、USENとかSHOWROOMを見て過ごすのが正しいんでしょうが、なかなかそうもいかないので……。
2部は映像のカメラが見た限り2台ステージ前にいましたね。BSフジのデガラシで良いのでライブの映像が見たいですね。最悪スタダ楽曲だけでもいいですし。
1部2部通して、最終的な感想は石丸的というか、アムラックス的というかそんな感じだったので、楽しかったです。
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20160402
桜エビ~ず
桜エビ~ず「2ndワンマンライブ」
代官山UNIT
http://seesaawiki.jp/sakuraebis/d/20160402_1
http://seesaawiki.jp/sakuraebis/d/20160402_2