ちょっといいたいだけ

主に私立恵比寿中学とukka(ex:桜エビ~ず)について書いています。

20150627 私立恵比寿中学飛び出せ全十ホールツアー 2015 ~わっくわくはるバルーンGOGO~ 追加公演/千秋楽(NHKホール)

本当にありがたいことにチケットを譲っていただいたので
追加公演ツアーファイナルのNHKホールに行くことが出来ました。
今回のツアーは自力で2回、救済されて2回の計4回見ることが出来ました。

NHKホールは比較的行きやすい会場なので、14時半頃まで家にいて、
開場時間くらいに着けばいいかなと思ってたんですが、まあ1時間もかからないわけで、
原宿から件の田村ゆかりさんのライブが行われる代々木第1体育館の方から、
思い出の代々木公園を通ってNHKホールの前まで行きました。
開場まで30分以上時間が有りました。困りましたね。

CDだけ買おうと思っていたので、物販ブースも一瞬眺めてみましたが、
特に大行列でもないのでサラっと見れてしまいましたし、まあ告知通りCDは売っていなかったので
すぐに外に出て座れるところを探して、入り口からちょっと離れたところで座って開場を待ちました。

入場の待機列が作られて、開場時間が来たので列に加わってロビーに入りました。
会場盤のCDをやっと買って、この日のジャケットの申込用紙を書いて、
受付に行くと元デフ松井さんが居たような気がするんですが、気のせいですかね。
また人事異動で関連部署に来たんでしょうか?それともブックリスタ仕事?
ちょっと良くわかりませんでしたが、以前と変わらぬ態度だったので本人かと思います。

会場内に入って自席を確認、電波がある!
ということで、あとは自分の席で開演を待ちました。眠気がすごくてヤバかったです。
そして、最後に来て、このツアーで一番良い席で見れたんですよね。
1階でPA卓よりも前でした。PA席のモニターの明かりを気にしないでライブが見れる!
っていう感じでした。肉眼で確認できるレベル!最高!*1

NHKホールはモニターが左右に1面ずつ用意されているので、
表情自体は追いやすいと言いますか、歌ってる人は抜かれるので表情が分かりますし、
さらには席が、センターブロックの上手通路寄りで、流れ弾が多い位置だったので
非常にありがたい席でした。下手側がちょっと見にくかったですが満足の行く視界でした。

オープニングの吟遊詩人は安本さん、まあ生誕ですしね。
って感じで見ていたら、チャランポお姉ちゃんが出てきたのでひと盛り上がり。
緞帳が上がったら全員吟遊詩人だし、スペシャルな感じはありました。

ツアーファイナルにして初めての「夏だぜジョニー」はじまり。
その後は基本的な流れに戻って、組み換えブロックでロック・リーや梅があったし、
ゴーストもあったのでシングルのリード曲を全部やるのかなと思いましたが、
さすがにそこまでのボリュームはありませんでした。それはそうですね。
そういえば「大人はわかってくれない」もありましたね。あとは突然の「Lon de don」。

このツアーは飛び飛びで見ていたので、ここまで「梅」に当たらなかったから、
最後まで「梅」無しで行けるかと思いましたが、さすがにファイナルではブチ当たりましたね。

「どしゃぶりリグレット」の前にある傘を差し出すくだりが見れたのがうれしかった。
松戸とNHKの2日目見てたはずだから、神奈川で階段のクリストファーのくだりで何もなかったな
と思ってたんですが、どしゃぶりの演出だったのかと、逆にわかって面白かった。

中盤のMCを何故か早く切り上げようとする柏木さんに、
まあファイナルですし、安本生誕もあるんでしょうしと思いましたが、
「大人はわかってくれない」と「ハイタテキ!」が良かったので、
色々*2と忘れたんですが、ゴースト、MXと比較的心を無にする時間帯が来たので
結構正気に戻ったといいますが、ホールでゴーストを見ると、昔を思い出しました。

恐らく普段はギブソンレスポール*3を持っている2人だけが一旦下がるかと思うんですが、
全員中央から一旦消えて、チャランポの妹さんが出てきてチャランポの曲「ムスタファ」を1曲披露しました。
真山さんと廣田さんがパートを割られていてマイクを持って出てきて、
その他のメンバーは大道芸を披露していました。まともに出来てたのはかほちゃんの一輪車だけでしたが。

そのまま仮契約のセリフをチャランポももちゃんが言って、
一緒に1曲踊ってました。私立チャランポ中学の9年生って言ってた気がします。
真山さんも7年生なんだよな…。

チャランポが新譜の宣伝をして、ツアーの宣伝をして、物販の告知をして帰って行くと、
ステージにクリストファーが例の手紙と花束を持って現れて、告白をしにいくことに。
走って袖に向かっていって、ホンの数秒でステージに戻ってくると、ため息。
上手にため息をつきながら向かってくると、安本さんに花束を渡して生誕コーナーがスタート。
この時に袖に下がって真山さんがケーキを運んできていて、
ケーキにローソクが無かったので柏木さんが「エアーで」と安本さんに言うと、
「エアー?そういうの得意」っていってローソクを吹き消す。エアーで。
真山さんが「ケーキは後で食べましょう」といったん片付けようとした時に「またあえるから」みたいなセリフで、
安本さんの表情が変わり、「またあえるかな」のイントロが流れ始める。
安本さんの隣にいた星名さんが「歌っちゃおうか?歌っちゃおうか?」と煽ったため、
驚いていた安本さんも歌わなきゃとまた表情が変わったところで、
かほちゃんが歌い始めるというサプライズで安本さんが泣き始めると、
各メンバーが代わる代わる安本さんのところに駆け寄って歌いました。
最後に個人パートが回ってきた真山さんは得意のもらい泣きをしていたようで、
安本さんに指をさされてました。最後は安本さんに歌わせるのかなと思いましたが、
最後まで7人で歌いきり、安本さんも感動していたようでした。

ひと通り終わって、17歳の抱負をっていういつものくだりになった時に、
ファン、メンバー、スタッフ、家族への感謝の言葉しか出てこなかったのも、
安本さんらしいなって思いました。もう今年は何回も祝われてるだろうから、
そんなに毎回ないよね。

終盤はこのツアー定番の「幸せの貼り紙はいつも背中に」と「買い物しようと町田へ」で〆て、
これまでの公演よりもちょっとボリュームのある追加公演によるツアーファイナルは終了。

かと思ったんですが、いつもの様に緞帳が下がって軽くアンコールがかかったところで
唯一「金八」からツアーでやらなかった「蛍の光(Demo)」に合わせてツアーを振り返るVTRが流れる。
各会場の吟遊詩人とリハやオフショットを繋いだ、近藤キネオ節の良いVTRでした。
恐らく当日のチャランポランタンが参加したリハの映像まで入ってる良いエンディングだなと思いました。

VTRが終わり、客電が点いて、影ナレが流れてもアンコールが続いてましたが、
席を立って階段を上がり始めたところでアンコールが始まりました。
とりあえず席に戻って「永遠に中学生」を見ながら、どうしてここでアンコールをやったのかな
っていうことばっかり考えてました。いつもの事ですがやってくれる分にはありがたいと思いますが、
やるべきところ、やるべきタイミングは今ここだったのかなっていう風には思いました。

ツアーファイナルですし、アンコールを解禁する場面ではあるかなと思いましたが、
エンドのVTRの前にかすかにかかったタイミングでそのまま引っ張ってアンコールしてから
VTRを流せばよかったのになと思いました。別にアンコール自体は必要ではなかったような気もします。
アンコール解禁するならファミえんでも良かったんじゃないかな。

ツアーファイナルに強い意味があるのも分かるんですが、
やる側のエモと見る側のエモのバランスがちょっと崩れているのかなという風には思いました。

グループ全体のスケジュールはこれまで以上に過酷だったのかもしれないです。
でも、客が直接見れるのは週1、なんなら2週間が空いたりしているので、
1年目2年目のツアーファイナルのエモさみたいなものと、
今のツアーファイナルって質が変わっているのかなと思います。

当然、エモいと感じる人もいただろうとは思いますが、
チケットが普通に外れるイベントになっている以上、
全通レベル向けにやるのは何か違うんじゃないかなと思いますし。
まあそういう意図があったわけでは無いのかもしれませんが、
アンコールに絡んで色々と思うところはあったなという事で。

アンコールで上がった緞帳はそのままに客電が点いて、
また終演を伝える影ナレが流れたところで会場を出ました。
アンコールは続いてましたが、まあそういう気分だったので。
最終的には最後にメンバーの影ナレがあってお開きになったようですが、
もうアンコールをするとかしないとかじゃなくなるなと思いました。
この半年でやってきたことが無駄になったのがもったいないなと思いました。

追加公演まで終わってみて、最終的に考えても
今回はアルバム「金八」のツアーだったので、全般的なセットリストの納得感は強いです。

逆に言えば「金八」のツアーだったのに吟遊詩人の旅という設定を
演出に入れ込んだのはちょっと上手く行っていなかったかなと思いました。

会場盤は最終日に来てやっと買ったので「吟遊詩人」はまだちゃんと聴いていないんですが、
良いように言えば「金八」から「夏だぜジョニー」への橋渡しなのかもしれないですが、
演出的にはどっちつかずのイメージになってしまったのかなと思いました。

そこまで気にするほどのものでも無いのかなとは思いますけど。

まあツアーは生き物だよなと思いますので、
オープニングのナレーションてはじめは無かったですよね?
そういう意味ではどんどん説明も過多になってきましたし、
たぶん以前も書いていますが、分かりやすさが必要な部分と
必要じゃない部分もあると思うんですが、ここはいらないとこだったかな。

見に行ったのは関東圏だけで、大阪のLVも見てないので、
地方での雰囲気は全くわかりませんが、首都圏のライブの客席は
もう均一化された感じですね。うるさいし邪魔だなと思いますし、
苦手ですけどもうしかたないですね。

あとロック・リーのキッカケセリフを飛ばしてやり直しをさせた真山さんは、
小心者の割には大物だなと思いましたし、飛ばしてる真山さんを見て大笑いしてた柏木さんは
多分もっと大物なんだろうなと思いました。やり直させた星名さんもだけど。
でも、結局真山さんは「みんな真山ってそういう人だって知ってるでしょ?」みたいな事を言ってたので、
この人はこういう所あるよな!って思いました。
田村ゆかりさんから花が来たし、後半に安本生誕サプライズもあったので、
頭がパンクしてたんでしょうね。仕方ないですね、がんばりまやまでーす。

ざっくり思い出しながら書きましたが、こんな感じでした。
以上です。

http://seesaawiki.jp/ebc/d/20150627

*1:1階中段ちょっと後ろくらいです

*2:「ちちんぷい」の地獄のようなアレとか

*3:ホウキのことです