最早現場に行ける割合が減っているので、現場の環境変化についてはそこまで大きく感じることはなくなったかもしれません。
これは(あくまで自分にとって)環境が悪くなっていないとは思ってはいませんが、2012、2013と加速度的に変化してきた状況に比べれば緩やかだったかなと。
エビキュリ2DAYSは終わってませんが、それはそれとして、今年の活動全般について思うところを書いておこうかと思います。
・春までの大きな混沌
まずは2013年末に発表されたメンバー3人の転校に伴うグループ内の混沌が大きなトピックだったでしょう。
その混乱をさらに大きくした杏野さんの短期留学、新メンバー2人の転入、瑞季、裕乃さんの活動期間*1、幕張・大阪の本編同内容公演など、武道館までは本当に混沌していたかと思います。
ライブ・メディア的には1月末まで10人(杏野さん留学中の為)*2、その後は8人体制で活動し、その後、武道館で一旦旧9人体制をメインに11人*3での初ライブを行い、改めて3人を送り出しました。
そして、新体制での初シングル「バタフライエフェクト」の発売で今年前半(春までの)の混沌に一段落がつきました。
ステージ上はもっと混乱が続くかと思っていましたが、グランキューブのカホリコを見て*4明るい未来が見えた気がしました。
・販促ツアーの縮小、それに変わる個別握手会
今年発売されたシングルは2枚。
「バタフライエフェクト」(6/4発売 週間3位 デイリー1位 初動53913*5)
「ハイタテキ!」(11/5発売 週間3位 デイリー1位 初動59099*6)
それに伴う販促ツアーの内容に変化が有りました。
「バタフライエフェクト」ツアー*7
無料(もしくはそれに準ずる*8)イベント5か所、Zepp3か所(各地2公演)+ホール3か所
「ハイタテキ!」*9
無料イベント5か所(1か所中止)+舞浜2回+横浜、神戸
実質は舞浜2公演の分とアリーナ2公演分がツアーの売上と言ってもいいくらいなんじゃないでしょうか。
現メンバー初披露のグランキューブに続いて、大阪オリックス劇場からはじまった、バタフライツアーでしたが、旧ツアーの形態にホールコンサートを挟んでくる、
新旧とり混ぜた変則日程でした。
そもそも「関東でのフリーイベントは無理」というのは、カルマ→未確認の中でずっと言われていたことなので、2014年は、もう出来ないだろうというのはありました。とはいえ、比較的以前の形に近い感覚*10でしたが、ハイタテキツアーでは、その発表された日程の少なさに唖然とした記憶があります。
当初の発表は関東会場は最終日のみということで、これは「いよいよ(とうとう?)」という感じでした。実際には日程だけでギリギリまで場所が発表されなかった舞浜アンフィシアターの2本に両方とも行くことが出来たので、そこまでの不満*11はありませんでした。
個人的にはそもそも首都圏しか行かないので、実際のところは、未確認辺りのツアーとの極端な差は、握手をする機会がいよいよ減ったなっていうくらいでした。
規模感からすると、Zepp6公演を舞浜2公演と入れ替えてるくらいで、動員数的には大きく変わっていないのかなとも思います。*12
売上の違いはそのくらいの上積みがあったんじゃないかな、という感じでした。
フリーイベントの減少を補う形で行われるようになったのが、事前販売の個別握手です。
当日の集客(販売数)がコントロール出来、ライブ用の設営も無いことから、やりやすいことは間違いないだろうなという感じですね。
むしろ問題なのは、これによって発売日近辺のお渡し会が無くなった*13ことがかなりの痛手です。新宿、渋谷、池袋、豊洲辺りならそこそこ無理なく行けたのに……。
お渡し会も事前予約がメインなので、販売数のコントロールは出来ると思いますが、店舗ということでそういう意味でも限りがあるのでそれよりも、大々的に出来る個別握手が効率がいいんでしょうね。お渡しとコストはぜんぜん違うと思いますけど。
そもそも枚数を買うわけではないので影響は少ないんですが、逆にライブもなく、10秒の握手のために数時間移動することに行き帰りの移動*14でちょっと考えこむこともあります。ライブが無いなら近所のCDショップでお渡ししてよ……。
枚数を買う人にはそこそこ悪くないシステムだし、1日かけて遊べるイベントではあるんじゃないでしょうか。
・夏のイベント充実
メンバーの入れ替わりによるちょっと長めのインターバルを置いての、8人最初のシングルを出してツアーを回った後*15の初めての夏はとても充実していたんじゃないかなという風に思います。
バタフライツアーファイナルのパシフィコから、すぐ気志團との対バンイベント*16があり、恒例のフジテレビ夏イベント(今年は)新大陸のライブに出演して、エビ中のエビ中によるエビ中のためのフェスである、「ファミえん」を今年も開催。その後、代々木第1のGF、沖縄の撮影旅行に合わせたライブ、2年連続の気志團万博とイナズマロックフェスまで、なんか派手に動いてた気がします。
映像に残ってるものはどれもこれも楽しそうですよね。沖縄とフェスも行きたかった。あとはもうすぐ届くであろう、ファミえんの完全版BDを楽しみにしています。
・超選民・ゲリラ活動
今年になって増えたのは、日程の苛酷さで行けないことよりも、選民が厳しすぎて行けないイベントや、企業イベント的なものですね。
単純に番組の収録等ならば仕方ないですが、予告なしにイベント出演することなんかも増えました。
その分BT*17等で早めにイベント写真が上がったり、挨拶動画が上がったりしているので、在宅にも優しいとは言えるかと思います。
・BT*18
BTのコンテンツ充実に対して、BT画像にウォーターマークが付くようになったことは、大きな出来事でした。所謂ネット上の写真と有料コンテンツの境が理解できない層が、数多く存在するのは分かるんですが、これが微妙な位置に入ってると、非常に残念な気分になります。
あと、会報の版型は封筒のサイズに変にこだわらないで、もうちょっと書き文字が読みやすいサイズにしてもらってもいいかなと思います。
・メディア
雑誌の類はもう立ち読みをするのも無理なレベルで、インタビューが濃いものくらいしか買わなくなっています。この前Number立ち読みしちゃったけど、買えばよかったかな……。
テレビはグローバル化計画*19、天才盆栽中学生*20が予定通りに終了し、10月クールからはロボサン*21がありました。Hiらんど*22は見れません。やっぱりこの辺りも充実すればするほどソフト化されるものが多くて、とりあえず全部買うっていう感じではなくなっています。
ラジオに関しては、放送部*23となんやねん*24が継続中で、ずっとなんやねんの内容が好調だったわけですが、さすがにNONSTYLEも安定してきて落ち着いてきちゃったかなという感じ。そこで放送部の前半のフリートークの良さが出てきているという感じがします。放送部、3本録りじゃなくて2本録りになればいいのにな……。
とはいえ放送部は、ロボサンの撮影でスケジュールがとれないという事態も経験して、なかなか楽にスケジュールを抑えることもできなくなっているんだろうなという風にも思います。
川柳とリクエストというラジオらしいコンテンツを組み込んで、演劇部で安定した尺をとっての3本録りが限界なんでしょうかね。
・最後に
今年は1年当落に踊らされた1年だったなという風に思いますが、最後の最後に来年の藤井は抽選全滅ということで、本当になんだかなです。
とはいえ、良い席でも見ることもあったので、たまには俺にもこんな日があってもいいだろ、と思いました。年始は職員会議と酒場放浪記には行く予定です。エビもなんとか行きたいです。ネクストガールズは連れて行ってくれる人募集しています。
2014年のエビ中はさらなる新しいお客さんの流入が有り、どんどん知った顔が消えていく1年でした。(毎年言っていますが)フリーイベントが行動圏内で無くなったことで、早朝から会場に行くことがなくなりました。チケットさえ買えれば、開場時間に行けばいいというのは本当に良いです。なので、チケットを売ってください。
真山さんがとにかく「舞台をやりたい」って言っているので、舞台の出来る環境づくりを目指して藤井さんには頑張っていただきたいなと思います。まあどちらかというと外部の舞台に出るほうがいいかなと思いますので、来年も無理してミュージカルをやらなくてもいいかなって思ってます。やるんならきちんとしたものをお願いします。
では、ひとまず良いお年を。
*1:1月末までグループ帯同
*2:自習で旧メンバー8人体制などもありました
*3:OPVとアンコール以降
*4:はじめてLVに行きました
*7:私立恵比寿中学スプリングソニー・ミュージックレーベルズルーキーツアー2014〜生まれ変わりちょうちょうボーンとエトセトラ〜
*8:医学祭とスパーランドイベント
*9:オータムソニー・ミュージックレーベルズハヌケツアー2014〜どうかせんぱちぱちhahahaん〜
*11:現場不足についての
*12:ホール3回とアリーナ2回の差分も含めて
*13:その後のことを考えると、無くなったというよりも一度減ったものの戻ったように思います
*14:パシフィコは遠い
*15:この辺りのことはエブリシングポイント2で詳しい
*16:氣志團主催の対バンライブシリーズ「極東ロックンロール・ハイスクール 第弍章」Zepp Tokyo
*21:「甲殻不動戦記 ロボサン」テレ東