Amazonさんから、珍しく発売日に到着してたんですが、
諸般の事情で1日おいて昨日の夜にBDを見ました。
見始めたのが1時を回るくらいだったので、特典だけ見て
本編は週末にでもと思ったんですが、BDなのでディスクも別れてないし、
プレーヤーに入れたら頭から再生されてしまったので、そのままの勢いで
結局全部見てしまいました。
いろいろと物議を醸した演出については、
当日は色々思うところはありましたがなんだかんだで悪くないなと思いました。
当然BDは編集されているとはいえ、特に演出の部分で
これはアウトだろってほど長く感じるところもなかったし、
映像バート、ダンサーパートにも意味がないものはなかったように思います。
ダンサーの異物感に関しては狙ってる部分もあるでしょうし。
スタートの「ebiture」から3曲やって、
自己紹介からの飛び降り、タイムスリップになるわけですが、
最初の3曲で上がったところを殺されたって印象が批判派を生んだんですかね。
かといって序盤であげるのはライブの常套手段だし
その後の展開とのギャップを作るためにも悪くないんじゃないかなと思います。
今回についてはそこで振り落とされた人が多かったのかな。
自分の中では、ここの飛び降りまでの流れと飛び降りの部分が最高だったし、
その後のドラえもんのタイムマシン風の映像も最高だったから
全然置いていかれることもなかったし、特に問題も感じなかったかな。
まあ、最高の映像パート→ダンサーパートに関しては、
さすがにのりしろ*1を多くとりすぎてたとは思いますけど、
状況的にも許容範囲です。意図が理解できる部分だですので。
ストーリーテラーであるところの鳥も
当日持ってた印象よりも喋ってなかった。
人間が青年館よりも直接的にコミットしてこない分、
ライブを邪魔していないようにすら感じました。
でも、一度気に入らないなと思ってしまったら、
全く入ってこないのは仕方ないし、そう思う人もいるでしょうね。
今回の私はたまたまそっち側に行かなかっただけだとは思います。
序盤で上げて、演出で落ち着いたところで、
ステージ上と客席の隔絶があり、
その後、お待ちかねのライブパートに入ったかと思ったら、
中盤でソロ・ユニットの新曲が5曲、さらに続いて「パクチー*2」から
「ほぼブラジル」という殺し曲*3で冷え切ったみたいな感じなんでしょうか?
こうして映像で見直すと、演出自体*4よりも、
たぶん選曲の繋がりによるアップダウンのキツさと、
(はしゃぎたい人には)ダウンの長いセットリストが
批判に繋がっていたんじゃないかと思いました。
お話自体は意外と悪く無いです。
そして色々と物議を醸した、
「エビ中のみんなは結局どこに?」という疑問に関しては、
台詞かどうかはわからないですが、星名さんが
「みんなおかげで帰ってきたよー!」って言ったので、
そのタイミングからはこっちの世界に戻ってきてたんだと思います。
それが答えだし、それ以上もそれ以下もないかな。
映像作品としての中野は本番ではちょっと長く感じた曲間が詰まってたり*5
当日見えなかったメンバーの表情が死ぬほど見れたので、満足度高かったです。
これは中野に限ったことではありませんが、
とにかく曲がいいんですよね。このグループは。
大体、普段は目が一点を追いかけている時間が長いので、
いつも見ていない場面が見れるということもやはり楽しいです。
逆にここで面白い顔してるのに!という風に思うところもありますが。
でもやっぱり、「約束」の前にキャノン*6は意味わからないですけど、
「約束に特別な意味を持たせたくない*7」というところに落ち着くんでしょうかね。
この演出について、人に言われてハッしたのは、
「キャノンの後に暗転無しでイントロの無い曲をやるのが良かったんじゃない?」
という意見でした、演出よりも今の段階では「約束」が持っている意味の方が、
まだ自分の中では比重が重かったということですね。
あと気になったのは、隔絶された世界の向こう側から
「一緒にー!」って真山さんが煽ってたところかな。
最後に「ジャングル」から連想されるものとして、
タイムスリップ物っていうのは、斜め上を行きすぎてるとも思いました。
特典映像については中野をメンバーに伝えた時の映像がありました。
ざっくりとこんな感じです。
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