ちょっといいたいだけ

主に私立恵比寿中学とukka(ex:桜エビ~ず)について書いています。

20200920 私立恵比寿中学 エビ中 秋麗と轡虫と音楽のこだま 題して「ちゅうおん」2020 秩父ミューズパーク 野外ステージ

お久しぶりです。
誰に言うでもなくご挨拶をしておりますが、皆さんいかがお過ごしでしょうか。生誕ラッシュも終わったこのタイミングで、秩父に行っていた話をします。
特に隠していたわけでもなく、Twitterでは当日にTweetもしていましたので、そんなつもりもありませんでしたが、リアルの人生があまりにもリアル過ぎ*1てちょっと時間を作れなかったので、こんな時期外れになってしまいました。
まあ、この前文も誰に向けて書いているわけでもないというか、未来の自分に向けて書いているのでサクっと読み飛ばしてください。

さて、2年ぶり3回目のちゅうおんですが、今年も開催地は秩父ミューズパーク野外ステージ。流石に4公演行く気力も金銭的余裕も時間もないので、申し込みの段階から2日目2部の最終公演一本で抽選に参加。運よく当選しましたので、日曜の昼に秩父へ向かいました。

現地に行ってしまえば特に不都合もなく、家に帰ってしまえば毎回良い思い出になるのですが、今年もたどり着くまでの過程はなかなかなものでした。
この週末天気が良くないという話でしたので、たまらんなと思っていましたが、この時期の秩父の山の上ですので、天気が良かったところで夕方は寒いんですよね。
一応、ウィンドブレーカーをカバンに入れて、駅までの道を遠回りしてカッパを入手してから最寄りの駅に向かうことにして100均へ。XLサイズの雨ポンチョは難なく入手できました。

朝から何も食べていなかったし、夜まで何も食べれないことになる可能性も高かったので、ここでパンと飲み物を買って、非常食にクランチチョコレートを持って出発。

西武線で埼玉方面に向かって、途中でレッドアローに乗るか、池袋まで行ってレッドアローに乗るかが早く秩父まで行ける方法ではあるんですが、今日ばかりはそんなに早く行っても仕方ないですし、3回目なので流石にちょっと行き慣れたところもありますので、特急料金がかからない方法で向かいました。

最終的には「飯能」で西武秩父線西武秩父行き」に乗り換えるんですが、飯能での乗り換えが、24分待ちになってホームのベンチでボーっと線路を見ていたら、あと3分くらいに時間になって、ゴミを捨てておこうと振り返ると電車がとっくの昔に来てた様子。
ゴミ捨てようとしてなかったら、あと何分待っていたんでしょうかね……っていう。自分のいた場所から10mくらい後ろで電車が止まっていましたよ。怖い。
そして、24分も待っていた当駅始発の電車が満席になっている地獄を味わいながら、西武秩父線に乗り込みました。乗り遅れなかっただけラッキーです……。

さて、西武秩父線に乗ってしまえばあとは最寄り駅までは連れて行って貰えます。50分くらいボーっとして西武秩父です。ボーっとする時間が多いです。

西武秩父からはシャトルバスです。前回、前々回は改札を出てロータリーを右に行く感じだった気がするんですが、そちら側では別の目的地のシャトルバスが待機していて危うく違うところに運ばれるところでした。チケットが無いので運ばれませんが。

今回は改札を出て左側にロータリーを進むと、ミューズパークへのシャトルバスがありました。降りるのに時間がかからないように前の方の座席に乗り込んで一人窓際でシートベルトを〆て出発を待ちます。

ミューズパークまではバスで20分弱くらい。この道のりを歩く選択はないですね。そんなワケでミューズパークの駐車場に到着、ぐるっと会場を半周して、ミューズパークのオアシスこと「軽食堂ピエリア」に辿り着く。知ってましたが、休業中。一部売店?自販機?は稼働していて、人は集まっていましたので、座る場所も無かったので離脱。ちょっとした車止めみたいなものに座って開場を待ちます。

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バーコードが付きました

開場待ちの入場列が出来はじめて、何もすることが無いので列に並んでたら、定刻よりも早めに開場した気がします。
そのまま入場して、自席を確認しに。3度目のちゅうおんにして、初めての屋根のある席です。苦節4年、万が一雨が降っても大丈夫です。

開場後、トイレに行こうと思ったら会場最上段の裏側まで上がらなきゃいけないので結構遠いなと思いましたが、前回までって入場口の方にも行けるトイレありませんでしたっけ?一度遠路はるばるトイレに行った後はまた開演までボーっとして待ちました。
機材のチェックで音出ししたりしてましたが、雷みたいな音が鳴ったりバビバビ雑音が聴こえたりしていて、生なのに……と思いました。*2

2部はフジテレビTWO*3で生放送があるということで、定刻にスタート。まだ明るい秩父にバンドのメンバーがパートごとにステージへ。
いやー、今年もはじまったなーという感じで「風になりたい(THE BOOM)」から。ここ*4は天国でも楽園でもないけど7か月ぶりに見れた幸せを感じて風になります。

赤茶(エビ茶?)のロングスカートの衣装も非常に良かったですね。天気が良くて暑かったらちょっと大変そうでしたが、丁度いい天候だったなと思います。

自己紹介では真山さんが安定で噛んでいたので流石だなと思いました。客前が久しぶりとはいえ、4ステージ目なのに!とは思いました。

「君のままで」はバンド映えする曲*5だなーとイントロのギターを聴いて思っていたら、安本さんのフェイクがはじまったので、「おお、これこれ」と思いました。苦手なんですが。

自由へ道連れ」も当然バンド映えするし、柏木さんが「道連れしちゃうぞ」の後盛り上がってましたしまだ振付けのなかったパシフィコ横浜での初披露時のような感覚で見れました。この辺りまで今日はりこちゃんダメな日かなと思いましたが、以降調子が上がっていった気がします。(そもそもダメな日などない)

「SHAKE! SHAKE!」はライブで見るの初めてだし、安本さんがラップしてるしで、だいぶ興奮していました。

興奮していたところに「誘惑したいや」が来たので、既に出来上がってしまいました。泣いちゃったよ。安本さんは本調子じゃないとはいえ、安本さんがいることは何よりも重要。「感情電車」はかほちゃんの「その空」が決まったので言う事無し。エモエモのエモになっていたところに「23回目のサマーナイト」のバラードver.で、
普通のも聴きたいのに!と思いながらも、キメのところはどうなるんだろうと思いながら涙をぬぐっていました。(件の真山さんのアレは無かった)

椅子に座って今年もちょっとしたエピソードトークからのソロコーナー。真山さんは「ノーダウト*6」で自分で選曲したっぽいなーと思いました。
本当のところは知りませんが、好きそうだなーと思って聴いていました。男性キ―の曲はいつも気持ちよさそうに歌っているよなと思います。

星名さんの「タマシイレボリューション*7」にはちょっと度肝を抜かれました。Superfly?まじかよ?ってなりましたが、高音張りっぱなしみたいな曲だからめちゃめちゃ良かったな。これは校長の選曲かな?と思いながら。とにかく飛び跳ねながら頭の上でクラップするのが日本一カッコいいと思いました。

柏木さんの「wonderland*8」は完全に初めて聴いた曲でしたが、完全に柏木さんの好きそうな曲オブ好きそうな曲だったので、そりゃそうですな(意味はないです)と思いました。

安本さんは「金木犀の夜*9」という意外なラインからのカバーで、めちゃめちゃ良い曲なんですが、久しぶりに姿を見てこの曲を歌われたらちょっとどうしたらいいのか分からなくなるなと思いました。*10これ選曲誰なんだろう?安本さんも聴いてそうだけど……。

かほちゃんの「糸*11」は曲紹介の時点で想像ができて、実際に想像を走って追いかけてくるような感覚でした。想像で既に良くて、実際にもそのまま良いという感じ。想像の時点での満足度で、なっちゃん*12中島みゆき歌ってたな*13……とか、途中から全く関係ないことを考えていました。

りこちゃんは「愛のために*14」でこれも意外なラインからだった。でも、これはりこちゃん発信ではないと思うので校長選曲でしょうか。「隣の席では老けた男が~」って歌いはじめたらなんか笑ってしまいました。

「紅の詩」は柏木さんの迫力がやっぱり凄いなってなりましたね。柏木さんのぶっちぎり感が現れた「紅の詩」でした。

バタフライエフェクト」は意外な選曲だなとは思いましたが、これもバンド映えする曲だなという感じ。それにしても去年後半からの「バタフライエフェクト」の登板率は凄い気がしますが、何かあったんですかね?

そして「スターダストライト」で号泣してしまうわけです。このアレンジが今回一番色んな意味で凄かったかな。「スターダストライト」大好きおじさんなので、歌い出しからグワっと来たんですが、そのまま全編ソロパートをつないでいったので、聴き倒した「スターダストライト」が、初めて聴く「スターダストライト」になっていたので、終始うわーって思ってました。この時点ではすっかり夜で、スターダストライトが似合う時間になっていました。*15

続く「まっすぐ」でもそのまま涙ぐんでいましたね。いつの頃からかこの曲がえらくハマるようになってだいぶ好きな曲になったんですが、このまま埋もれないで日の目を見てほしい……。発売当時とは曲の持つ力がだいぶ変わってる楽曲だと思うので、エビ中が売れたら、再評価されるはずだから、早くもっと売れてください……。

「踊るロクデナシ」は意外な選曲だった気がしますが、メンバー紹介がはじまったのでなるほどなと思いました。去年の春ツアー、秋ツアーの前半でずっとやってたみたいですが、秋ツアーの最初で1回見たくらいでライブではほとんど見てなかったですね。

それにしても、弦楽のカルテットまでいるバンドでやれるのって凄いことだなと思います。

「星の数え方」は久々の3声2チームのハモで、メンバーがそろっていることは大切なことだよなとまた感じてました。
もうこの5年くらい全員が万全の状態で揃ってることなんかないのが実際のこのグループですが、その時々のメンバーが揃えば最高のものが見れるという感覚で見ているので、たとえ誰かが出られなくても、全員揃ったらもっと良いものが見れちゃうんだよな、といつも思っています。
だから、誰かが休んでも待つこともできるし、誰かがいなくても何とかしてくれるという信頼感で見続けることができてるんですよね。

最後はまさかの「23回目のサマーナイト」2回目で、今回は通常バージョンにメンバーのソロパートのコーナーを入れて。もう楽しくなっちゃったな。「これ以上、私に言わせないで~」も出て*16、最高です。

最後に本日中に注文するとサインが入るというCDの告知がありましたが、家に帰る頃には日付が変わっているのでは?と思いながら帰路につきます。*17

1年空いただけで、久しぶりな感じの「ちゅうおん」ですが、初回から意外と同じ曲をやっていないんですよね。ちゅうおんに合う曲、合わない曲があるかなという風に思っていたんですが、20曲やっても過去セットリストとの被りが数曲ということで、曲がちゅうおんに合う合わないじゃなくて、それぞれの曲をちゅうおん的な表現をするかどうかという域になっているのかなと思いました。とはいえ、今回の選曲はバンドセット映えする曲が多かったですね。

さて、帰りは規制退場ということで、屋根の下ブロックは最後の退場。最後の退場ということはシャトルバスの順番も最後です。地獄。待機していたシャトルバスが全て出発して、秩父の山の上に取り残されることになりました。それは冗談ですが、西武秩父駅からの折り返しを待つことに。
まじかよ。

駐車場の手前で30分近く待ったような気がしますが、バスが1台、また1台と戻っては来たんですが、1台目のバスには全然乗れない、2台目ももうちょっとで乗れず、3代目にやっと乗れました。その後、何台バスが戻ったのかは分かりませんが、車内の無線が丸聞こえだったので、我々がバスで走り出したちょっと後には、もう戻らなくていい(折り返しはしなくていい)という無線が入ってました。最初からあと数台バスが用意されていれば、もう1本前の電車に乗れていたのでは?という感じでした。感じなだけで同じ電車になってた気もしますが。

帰りも電車で掛かる時間は一緒ですので、小2時間ほどかけて都内に戻りました。出発時間から乗換案内での予定通りなんですが、最後に1駅分の乗り換えがあって、ここで10分待つことになって、ため息。しかし、気持ちを強く持って帰宅。お疲れ様でした。

私の昨今のエビ中ライフですが、大型対バンライブと配信ライブが苦手なので、今年はTIF*18も@JAM*19も見ていませんが、AOOP*20は見ました。配信ライブが苦手なのでポジティブな感想はあまりなかったんですが、そこまでネガティブじゃなかったので、もしかしたら何か書くかもしれないです。*21

そんな感じです。

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20200920
私立恵比寿中学
エビ中 秋麗と轡虫と音楽のこだま 題して「ちゅうおん」2020
秩父ミューズパーク 野外ステージ

seesaawiki.jp
natalie.mu

*1:私事ですが、引っ越しで地獄でした、今現在も全く片付いていないんですが

*2:何の音化はよく分かりませんでしたが、結果的に特にトラブルもなかったです

*3:引っ越しのドサクサでひかりTVが見られなくなって、料金を払っているのに録画も視聴もできない状態だったのでブチギレていました

*4:秩父ミューズパーク

*5:初回の2017年にも披露

*6:official髭ダンディズム

*7:Superfly

*8:iri

*9:きのこ帝国

*10:姪っ子に久しぶりに会ったおじさんの感想になってしまいました

*11:中島みゆき

*12:元メンバー 杏野なつさん

*13:20130808「坂崎幸之助のお台場フォーク村 10周年 第36夜 帰ってきたともえちゃんフォークジャンボリー」で「悪女」を歌っていました

*14:奥田民生

*15:1部の公演では「ちがうの」でした、「ちがうの」も聴きたかったけど、この「スターダストライト」をやられたらもうしょうがない

*16:当たり前ですが

*17:結局は帰宅中に携帯から購入しましたが、開始時間が早かったので22時過ぎには帰宅できました

*18:TIFを全く見ないのは初年度から初めてでした、CSで流れることがあればその時に見たいと思います

*19:これまでも1度も行ったことがありませんでした、CSで流れることがあれば見ます

*20:私立恵比寿中学オンライン学芸会〜all of our playlist〜

*21:生配信の撮りっぱなしの流しっぱなしなのは私が求めているライブではないのですが、AOOPは適度の編集されたものだったので、比較的ちゃんと見ていられたので良かったなと思っています、そして安本さんが復帰だったですし、単独ライブの配信だったので見ないという選択肢が勝ちませんでした

観劇メモ:「ボクコネ 〜 ボクはテクノカットよりコネチカット」

日曜日の昼*1配信を見ました。
アフタートークは真山、星名、山田役の山口さん。まだ配信中なのでネタバレが嫌な人は見ないでください。

私立恵比寿中学4年ぶりの舞台ということで、めちゃめちゃうれしい開催だった*2んですが、チケットが取れずに絶望するところからスタートして、一般発売でギリギリ1公演取れたので、エビ中のお芝居がやっとまた見れるんだなという風に一端の安堵がありましたが、このご時世に勝つことはできず公演の中止ということになってしまい、3年ぶり2度目のチケット払い戻しをしました。仕方がないことですが、まだ舞台を見ることはできないんだなと思いました。

この状況で、色んな演劇関係者が演劇を延期することの難しさを語っていて*3、演劇は公演延期ではなく、公演中止にせざるを得ない事情というのが全く理解できることなので、(開催前の前準備から、全ての回収が出来なくなるため)厳しいが中止にするしか方法が無いのが実情だということであきらめていましたが、公演の配信をしてくれるということで、チケットが当たらなかったことを考えれば*4、配信で見れるのはありがたいなと思いました。ちょっとお値段は高いなと思いましたが。

配信前から販売を開始していた*5パンフも、いつもだったら会場まで買いに行くからいいよと思うレベルの送料をこういう時だから仕方ないということで払って通販で購入して配信を待ちました。*6

スマホの画面で見るのは忍びないのでテレビで見たいと思いましたので、ZAIKO(配信元サイト)で無料のテスト配信をテレビにキャストできるかどうかを確認、サンプル動画はVimeoの動画でしたので、Vimeoのアプリもインストールして、Vimeoの動画がキャスト(全画面)できることが確認できたので安心しました。

諸々の事情があり初日・初回の配信を見ることができないなということになりまして、夜も都合が悪かったので、日曜の昼の回を見ることにしてチケットの購入をしていました。

そんなワケで土曜のバタバタは対岸の火事ではありました。まあどっちにしてもこれはこれでこういうタイミングにまだ大雨が降るグループなんだなっていう感覚はありました。そして、まあ配信が出来なくなった原因が停電*7だったので不可抗力ではありますが、別のプラットフォームだったらこういう状況へのバックアップが出来ていたのではないか?とか、これはあくまで「たられば」の話なんで、何でやってもダメなもんはダメなのかもしれないんですが。新しいプラットフォーム(実績はあったようですが、私はこの機会に知りました)に対しての不信感みたいなものはどうしてもありますね。そんなこんなで土曜の配信が昼夜共に中止になってしまったことで、日曜の昼の回が初回になってしまいました。想定外だよ。

なんだかんだで日曜日テレビの前で配信の開始を待っていたら、結構時間ギリギリに視聴可能になったところで、配信が「Vimeoじゃない……」となりまして、テレビにキャストできないよ!となって、その後舞台配信が始まったところでVimeo経由のキャストをあきらめて、スマホの画面をそのままテレビに出力してandroidのbackボタンが表示されるテレビ画面で2時間の舞台を見ることになりました。この件に関しては結構怒っています。

アーカイブは24時間、本編とアフタートークで3時間弱あったので、何度もは見れませんでした。
というか、リアルタイムで1回見て、終盤をもう一度見ただけで終わりでした。外出自粛の世の中ですが、月曜日は平日です。

----ここからネタバレ----

さて、事前情報としては「ボクコネ」という作品は再演である*8ということくらい。設定も何も、あらすじも読まないで本番を見ることに決めました。パンフは手元に届いていましたが袋から出してませんでした。

私はSF好きなんですよ、そしてドタバタハートフルコメディが好きなんですよ。

物語は古いアパート*9の1室でのやりとり(星名、柏木)からスタート。
ここから最後までほぼ柏木さんはステージ上にいました、これってすごいなっていうのは終わってから思うことですが。
星名さんは今回当たり役というか、星名さんの実態からかなり距離があるはず(よく知りませんが)の役柄*10なんですが、ルックス的には完全にドンハマりの役で演技に関しても前作*11の完全コミックキャラクターと一般的な登場人物というところの丁度中間くらいの温度感で良かったように思います。
柏木さんは今回も主役でしたね。演技力の高さと、舞台に向いた感情表現ができるところがやっぱり毎回磨かれている気がします。*12自室が主な舞台ということで、ほぼ出ずっぱりなので、大変だったんではないかと思います。エキセントリックに感情が爆発する場面がありましたし、大概不機嫌な演技が多い*13ので、こういうところでエビ中のステージでの柏木さんのイメージとの距離感がある演技を見せているのは良いですよね。
続いてこの部屋に入ってくるのは真山さん*14が派手な衣装で入ってきて3人のシーンに。真山さんは比較的普通の人の演技が多かったので、シアターシュリンプの2作よりはだいぶナチュラルな演技でした。ドラマ*15の真山さんくらいの感じでほど良かったです。
りこちゃんは、これまでも何度か言っていたかと思うんですが、おばあちゃん(イイ意味で)なので、おばあちゃん役*16をしてもまったく違和感がないので凄い。一人だけかほちゃんが見えるという役で周りからはエキセントリックだと思われているけど、実は全部分かっているというような感じの役*17だったので、シアターシュリンプでのハマり方とは全く違ったハマり役だったかと思います。*18
かほちゃんは結局何が何だか分からなかった*19んですが、あんなストーリーテラーありますかね?っていう感じでしたね。りこちゃん演じる大家さんにしか見えていないという、それはそれで難易度の高い役だったかと思いました。過去作のような物語の主軸になる役回りではありませんでしたが、なかなか良い役だったかなと思います。結果的に全てのことを知っているのはかほちゃんでしたし。何者なのかはよく分からなかったけど。

序盤で宇宙少女(かほちゃん)が時系列を戻したところ辺りからの件で、なんとなく「なるほどな」と思いながら見てしまいました。
この「なるほど」は別に否定的な意味ではなく、私なりの「なんとなくそういう感じ(SF)か……」と思ってしまったということです。SF好きなのでそれはそれでいいんですが、コメディの要素もあるんですが、それ以上にシリアスな空気が強くて、このテイストが続くのは結構厳しいなという感覚が出てしまいました。序盤からそれだったので、後半に向かうにつれて、よりシリアスな展開になっていく脚本なので、さらに真綿で首を絞められるような感じになっていきました。
このあたりについては、どういう芝居かを知らずに見ていたのでこういうことになっていました。もう少しコメディに振ってくるかと予想していたので、脚本以上にシリアスな感じを受けてしまっていたかもしれません。

そんなに大笑いするようなところはそんなになかったように感じる内容でしたが、客側の反応が無いのはやはり残念でしたね。やっぱり会場のリアクションがあるのとないのでは大きな違いがあるなとい思いました。何箇所かスコンと笑う場所があったと思うんですが、家で見ているとそういう反応もそこまでしないですし、周りのリアクションでなるほどなと思うこともありますし、まあ逆もまたさもありなんなんですが。

振り返ってみれば、これまでのエビ中演劇史上最も救いがないというかシリアスなお話だったなと思います。*20脚本的には面白い内容だったと思いますし、そういう意味では、はじめて本格的な小劇場のお芝居だったなと思いました。ただ、1週間経っても思うのはシアターシュリンプには観劇後に後味の良さみたいなものがあったことを強く思い出してしまいました。これは過去が美しく補正されているだけかもしれません。

今回の演技については、全員良かったと思います。今回ワリを食っていたのはかほちゃんでしょうか。役柄がぶっ飛んでいる割に物語のアウトラインを整えている役割だったので大変な割に本筋にいない感じがありました。ただ、ゆずちゃん(中山莉子)とはしゃぐところから、物語の時系列を整える場面、最後の10分間の場面とか、芝居の緩急であったりとか、宇宙少女の気持ちの動きとか見せる場面も多かったとは思いますが。

本筋とはあまり関係ないですが、地球の滅亡というテーマが2020年春のこの世界にはマッチしていなかったのかなという感じもありました。正直言えばもっと楽しい感じの内容のものが見たかったというか。これはまあ仕方がないんですが。私が求めていただけなので。

19日昼の回のアフタートークでは、前列中央に真山さん、机を挟んで下手に山口さん(山田役/山口森広)、上手に星名さんという布陣で、今テレビ番組でもこういう感じに並んでいたりするわけですが、こういうのを見るとキン肉マンソルジャーチームを思い出します。*21
山口さんが真山さんを「真山っち」と呼んでいて、「真山って呼び捨てだから呼びにくい」と言っていたのが目からうろこでした。真山さんがSSWの役なのでギターを弾きながら歌う場面があるんですが、そのギターを山口さんが指導してくれたそうで、劇中で弾いているよりも実際はもっと弾けるっぽかったです。*22あとは星名さんの終盤の形態に美術さんの技術の粋が使われているとか、真山さんが苦労したのは序盤のどうでもいいようなところで噛んでいたので結局それがなかなか直らずに苦労したとか。山口さんは猟奇的な役というか人間性がヤバい役をやっていたので、マネージャー?さんから本当に嫌いになるといわれたとか。真山さんがすぐ後ろを向いて話し出すので顔は見れないし、ソルジャーチームにしている意味がないし、本当に可愛かったです。*23
アフタートークは45分くらいやってくれたので、結構たっぷりやってくれたなと思いました。

過去の上演時の写真を見ると、件の2人組は男女のペアだったりもするようなので、安本さんが復帰しても再演の可能性はあると思いました。元々住人も女性5人というわけでもないようなので。

ところで、このタイトルってなんでこのタイトルなんですか?

会場にも行っていないのにいつもと同じような内容になるのは何なんだろうかと思いますが、まあそういうことです。*24
とりあえず今は、全部のアフタートークを含めたBDの発売を待っています。

※BD出ます!やったー!

www.stardustpictures.co.jp

www.bokukone2020.com
natalie.mu

*1:2020/4/19 14:00配信

*2:シアターシュリンプ(土屋亮一/シベリア少女鉄道)でもないということもあったかも

*3:ちなみに私は鴻上尚史がインタビューに答えているのを見ました、演劇を延期するためには全ての出演者・スタッフを再び拘束して、同等の劇場を同等の期間押さえて、再度準備期間から開催までを仕切り直す(経費は倍、売り上げは座席の分以上には上がらない)ということなので難しいんだと言っていました、延期の難易度から中止にせざるを得ない

*4:なんとか1枚買えたけど

*5:配信時には手元で見れるという流れでした

*6:ちなみに配信前には開きませんでした

*7:当日、渋谷区内で一部停電があったとの話でした

*8:再再演、3度目の上演のようです/作・演出の高羽彩さんのWikipediaより

*9:あんまり気にしていませんでしたが、言われてみれば風呂トイレが共同でしたね

*10:日野さやか/貢癖のある、派遣と夜の仕事をやっている

*11:「ガールズビジネスサテライト」ではコミカルな女刑事役だった

*12:ちなみに「タイヨウのうた」は見ていません

*13:板垣恭子/周囲のせいで引きこもり切れない引きこもり、情緒不安定気味

*14:萬屋満/子役→地下アイドル→SSWの苦労人

*15:神ちゅーんず、君宙

*16:田中柚子/アパートの大家

*17:実際のところは分かりません!

*18:分かりやすいダークサイドな面は無いが、実は全ての登場人物のダークサイドを飲み込んでいる

*19:宇宙少女/ゆずちゃん(りこちゃん)にだけ見えている宇宙人らしき少女

*20:誤解を恐れず言うならば、安本さんの客演したシベリア少女鉄道の「この流れバスター」の方が、終盤に向けて荒唐無稽になっていったので見た後の後味はよかったというか、あきれて帰った気がしますが、なんかこう陰鬱とした気持ちにはならなかったような気がします、好みの問題ですが私はどっちも苦手だなと思いました

*21:不謹慎ギャグなのであまり言わないようにしているやつです

*22:劇中ではイントロをちょっと弾いた後にギターのボディを叩き始める

*23:ダメです

*24:人間性の問題でした

2019年の私立恵比寿中学

私立恵比寿中学10周年イヤーの2019年を振り返って、主な出来事と自分が見た感じなんかをまとめました。主観です。

2019年、私立恵比寿中学が結成*1してから10年を迎えるこの年を10周年を記念する1年*2と位置付けて活動をはじめることになりました。

しかし、話は遡って2018年12月24日、年末(年始)の恒例行事、大学芸会の当日リハーサル*3星名さんが怪我をして*4、そのまま大学芸会の残り2日、そしてCDJ(COUNTDOWN JAPAN18/19)を欠席することになりましたね。この怪我を引きずる形で新年を迎えて、恒例の放送部公録*5は星名さんお休みだったんですが、ここで柏木さんもインフルエンザで欠席ということで、4人エビ中での年始になりました。

【20201007公開終了となりました】私立恵比寿中学 「クリスマス大学芸会2018 DAY3~スペシャルロイヤルケーキ」LIVE映像

私はCDJ、放送部には行ってないんですが、この頃は姿を現さない(現わせない)星名さんの状況が全く分からなかった(リハでステージから落ちて頭を打ったということはブログで知らされていましたが)ので、どういう怪我なのか知りたいけど聞きたくないという感じでした。*6

星名さんは、ドラマ*7の撮影等から仕事を再開しているとの情報がブログであり、その休業期間の短さでそこまでの怪我じゃないのかなと思っていました……。

私立恵比寿中学 「トレンディガール」MV
2017年、年始以来のエビネギは5人での出演となりました、東京・新潟・東京と3公演*8開催。

前回はこのイベントは何のためにやっているのかよく分からないと思っていましたが、やることの意義というか意味が分かったという感覚がありました。*9だからこそ、このイベントに星名さんが出られなかったのは、当時ものすごく残念だなと思っていました。バンドセットでしたし、2017年からこっちのことを考えるとエビネギの意味合いというのは大きくなっていたと思います。

このイベントは今後もあるのかなと思いましたが、この年の3公演目のFINALの名の通りこれ以降は開催されませんでした。*10意味が分からなかった2017年は、何も思っていませんでしたが色んな意味が出来てしまったこともあり、なんとなく意味が分かった気がする今は、またやってほしいなと思っています。

私立恵比寿中学×Negicco 「ベイビィ・エビネギ・ポップ!」

星名さんの待望のステージ復帰は2月のFCイベントでした。
この日の星名さんは、OPとED以外に「曇天」の初披露に参加しただけでしたが、ステージ上の星名さんを見ることができたのは嬉しかった。まだ基本的には5人で、FCサイトで募ったリクエストのベストテン形式での披露だったので、意外な選曲というか、普段見れない曲にスポットが当たる感じだったので、前年のFCイベント*11と似たようなテイストにはなったように思いますが、「なにがなんでも」とか「大爆発No.1」が見れた*12のは良かった気がします。「なになん」のイントロ、5人は少ない*13なと思ったりしました。この日は過去のユニット曲の復刻があったり、会場リクエストでソロ披露があったりと非常にFCイベントっぽいFCイベントでした。安本さんの「藍色のMonday」と「Fantastic Baby Love」 はなかなか味わい深かったように思います。*14
まあなんだかんだあっても、星名さんの復活がハイライトではありました。*15この日、星名さんはエビ中のライブを見て、色々と思うところがあったようです。*16

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  • 発売日: 2018/12/19
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3月、4月は4月後半の春ツアー開始までは、あまりライブはなくて、3本目の劇場版EPが東名阪で上映されたり*17、10周年記念の展示会などがありました。劇場版EP3*18は、過去作と違い、EPのナンバリングタイトルの再編集版ではなくオリジナル*19ということで、他では見れない場面*20が多く見れたので充実感のある内容だったなと思います。(現在、期間限定公開中)

【期間限定】劇場版 私立恵比寿中学「EVERYTHING POINT -a new beginning-」(2018年公開)

渋谷のタワレコで開催されていた、10周年の記念展については過去衣装の展示で歴史を感じましたね。衣装以外にもナタリーの過去写真が会場中に展示されていたので、懐かしいなと思いました。連動する形でライブイベントもありましたが、チケットが外れたので見られていません。
渋谷に急遽に行くことにした日に見に行ったわりに結構な時間見てしまったので、前売り*21も買っていなかったんですが、見に行けて良かったなと思いました。
natalie.mu
natalie.mu

4月の後半からの「MUSiC」を引っ提げた春ツアー*22は通例とは違うライブハウス開催*23で、地方中心の開催*24だったので、1公演も観れませんでした。ツアーでは星名さんはお立ち台に上がってダンスをあまりしない形での参加になり、曲によってはステージ上から外れたりと、体調を鑑みた参加になりましたが、6人での活動になってうれしいなと思いました。
natalie.mu

ツアー中の5月にはZepp DiverCityを使っての2マンライブが3本*25あって、私はフレンズの回に行きましたが、これが最高だったので、MUSiCフェスに呼んでください!と思いましたが、願いはかないませんでした。そして、ひろせひろせ*26が願っていた楽曲提供も叶わず*27だったので、とても残念です。本当に楽しいライブだったので、2020年のMUSiCフェス*28には是非呼んでください。

6月の頭まで続いた春ツアー*29の終わりと共にTBSのアフター6ジャンクションに生出演、スタジオライブのコーナーでCMJK*30のリミックスした音源で生歌を披露。*31MUSiC楽曲を含む13曲をメドレーで歌って、積んできた色々なものを見せることができたんじゃないかなと思いました。

EBICHU After 6 Session mixed by CMJK ( live at AFTER 6 JUNCTION )

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その勢いのまま、初の主催フェス「MUSICフェス」を開催。楽曲提供アーティストやスタプラの大将、そして妹分的存在を呼んでのフェスということで、これも10年間で積み上げてきたものが見せられたイベントだったなと思いました。
場所も横浜だったので比較的見に行きやすかったこともあって良かったんですが、6月って梅雨でしたねっていう。前半は大雨、後半はそこまで気温も上がらず過ごしやすい感じではありました。個人的には前半は雨の中最前線で見ることができた(普通に入場して3列目くらいまで進めたので、その辺りで見ていました)ので、OP挨拶とゲストアーティストとコラボするエビ中さん達を何組か見ることができたので、背後からの圧をかけられる前に一旦撤退して、その後は音漏れを聴きながら食事をするなどしたり、芝生エリアのあたりからステージを見たりして都市型フェス(1ステージでの開催だったので逃げ場も無かった)を楽しみました。フジファブからのエビ中は遠くから見ていましたが、だからこそ音楽の力を感じました。

【20201007公開終了となりました】私立恵比寿中学 「MUSiCフェス ~私立恵比寿中学開校10周年記念 in 赤レンガ倉庫~」LIVE映像

playlist(初回生産限定盤B)(Blu-ray Disc付)(特典なし)

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その後は、DISH//主催の2マンに出演したり、春は大阪開催だった神ちゅーんずのイベント*32でドラマの区切りをつけるなどして、10周年を記念してトルコへ。トルコの大使館で交渉したり、トルコの街で観光したり*33エビ中のバラエティに飢えていた私には非常にありがたい番組を作ってきてくれました、最高。(OA時期は9月から月1で3本オンエアされました*34)ちなみに日テレ+で再放送を結構しているので見ると楽しい気分になりますので見てください。7月はトルコ行きもあったということで、活動は若干スローダウンした感じでした。
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8月、夏はフェス、ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2019(ひたちなか海浜公園)に参加*35、そしてファミえんが山中湖に(そして1日開催で)戻ってきました!ということで、私も3年ぶり*36ファミえんに行きました。バスツアーで新宿から行って、新宿に戻ってきましたが、ツアーバスは寝ていても目的地に着きますし、多少の渋滞なんかもありましたが今年は往路も復路も特に問題なく前後も最高、本編も最高と言いたいところでしたが、水演出が調子に乗り過ぎているなと思いました。イベントの性質上、午後から夕方・夜にかけての開催なので、水を浴びた後は気温が下がるばかりで若干命の危機を感じました。私も調子に乗ってスタンディングエリアに行ってしまったのが悪かったのかもしれません。ただライブは楽しかったです。ファミえんは行けば結局楽しいなということを思い出しました。帰りのバスにもすんなり乗れたので後のことはよく分かりませんが、なんなら横浜でライブを見るよりも帰宅が早かった可能性すらありましたね。
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今年のエビ中は、横山だいすけ×小林よしひさの両お兄さんが開催した「Family Live 2019」にも参加していて、イベントに寄った選曲のカバーやダンスをアンフィシアターのステージでやっていて、これが全年齢型のエビ中の魅力なので、Eテレの番組なんかにももっと出てください*37という気持ちになりました。ちょっとこれで紅白に一歩近づいたかなという気持ちにもなりました。*38

9月は気志團万博からの秋冬ツアー*39、今回はホールを回るし、東京周辺でも開催ということで、私は運よく初日の八王子に行くことができて、コンセプチュアル*40なライブを楽しみました。*41
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その後、ツアー中心に進んでいましたが、10月の市川公演でとうとう「playlist」楽曲、「PANDORA」初披露でしたが、その市川公演*42を最後に安本さんが離脱、期間を区切らない休養に入ってしました。心身ともにコンディションが整わないということでしたので、休めるだけ休んでよと思いました。

PANDORA 「ようこそ秋冬ホールツアー2019~世界のみなさんおめでとうアイドルって楽しい~ 」Ver.
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秋冬ツアーということで、12月まで続きますので今年は「ちゅうおん」の開催は無しで残念でしたが、状況を考えれば、安本さん抜きで「ちゅうおん」をやらないっていうのもそれはそれでいいかなという感じもありました。ただ「ちゅうおん」に関しては、また然るべきタイミングで開催してほしいなと思います。

「ちゅうおん」が無い秋でも、5回目の秋田分校はありました。元々は縁もゆかりもない秋田で、毎年イベントを5年続けたことで、本当にこれで文化になったんじゃないの?と思いました。私は地方には行かないという縛りで生きていますので、見に行ったことは無いですが、前後のスタプラ系のイベントも含めて、単独のライブともまた違う文化ができているよなと思いました。*43秋田にとってのレッスルマニアウィークみたいな感じなのかなと思っています。*44

秋の学園祭シーズンでは学園祭ライブもツアーと並行して行っていて、学園祭のライブに出てるの久しぶりだなと思っていました。チケット争奪戦への参加意欲が無かったので見に行っていません。*45

ツアーについては徐々に「playlist」の楽曲もセットリストに追加されて行っていて、11月には初日の八王子以来に横浜を見に行くことができました。ここで初めて聴いた「PANDORA」、「ちがうの」もこの日初披露だった「ジャンプ」も良かったんですが、フル尺のライブを久しぶりに見た*46こともあり、安本さんの不在を感じたというか「ジャンプ*47」は安本さんが戻ってきてから改めて聴きたいなと思いました。ちなみにこの日に初めてライブで聴いた曲の中では「ちがうの」が一番良いなと思いました。*48安本さんの不在は現実なので感じるんですが、5人のライブに不満はなく、5人でもエビ中なのに、ここに安本さんが戻ってくることでさらにパワーアップすることが約束されているというのが凄いという感覚でした。

ちがうの 「ようこそ秋冬ホールツアー2019~世界のみなさんおめでとうアイドルって楽しい~ 」Ver.
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そのまま12月まで続いた秋冬ツアーは、北海道で終了。安本さんがお休みになってしまって残念でしたが、過去最大規模のツアーをグループとしては完走しました。
ツアー終了直前に、メンバー5人で撮影された「ジャンプ」のMVが公開されて*49アルバムのリードとして安本さん不在ながらもテレビで歌ったりという機会もありました。

私立恵比寿中学 『ジャンプ』MV
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当初は秋予定だった今年2枚目のアルバム(通算6枚目)の「playlist」が発売されて、前作の「MUSiC」に比べてさらに音楽に向いた作品*50になっているような感じがあって、アイドルと音楽の持つ可能性を、今のところはアイドルという形を保ったまま、突き進んでいっているのでアイドルの新しい形を作っていかれるのではないかと思いました。どこまで行っちゃうんですかねっていう感じです。

playlist(通常盤)(特典なし)

playlist(通常盤)(特典なし)

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そして、恒例の大学芸会は2DAYS、バンド編成での開催で興奮しましたし、「history」の一連で安本さんが映像で登場、歌唱にも映像で参加するという最高なイベントになりました。幕張開催は去年、星名さんが途中で出られなくなったので、その分を回収するという意味合いもあったのかなと思いましたが、幕張は平日の夕方から行く場所ではないので、2年連続開催でみんな慣れたと思ったら大間違いですよということは伝えていきたいです。たまたまですが、着席指定の座席が初日と2日目で上手下手が逆になったので、両サイドから見れて面白かったです。5572320はメンバー数が減ってしまったので、変な編成がさらに変になってしまったので残念でしたが、もう2度と見ることはできない(この日も見ることはできていませんが)、生で聴けることはないと思っていたので、嬉しかったです。それはそれとして「愛のレンタル*51」最高なんだよな、ということです。
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さらに星名さんの18/19のCDJを回収*52して、2019-2020年の年越しは初めてカウントダウンライブの開催となりました。*53カウントダウンに関しては、フジテレビONEで生中継という奇跡*54もありましたが、そんなもんが発表される前からチケットを買っていたので、普通に見に行きましたが、序盤の「playlist」ブロックが終ったら、だいぶマニア向けのセットリスト*55だったので、生中継がせっかく入ったのになにしてくれてるんですかね、と思いました。私は楽しかったですし、はじめて聴く派の人も盛り上がったのかもしれませんが、世間の人はどう思ったのか聞いてみたいです。聞くすべはないんですが。
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藤井校長曰く、2019年度いっぱいを10周年イヤーとするという宣言がありましたので、2020年は10周年イヤーのロスタイムに入っていたんですが、1月の放送部公録スタプライベントの後は2月のFCイベントまで表に出てくる仕事は無し、今年は「エビネギ」も無かったのですが、1月2月は例年通りの感覚(毎年いつもイベントが少ない)でしたね。FCイベントはデビュー年*56に開催した初のホールコンサート、「じゃあベストテン」のリバイバル公演で、当時のキャパ(約1300席)の約4倍のパシフィコ横浜(5000席)を2回回しという、8倍のキャパを普通に埋めていました。*57内容も懐かしい全体の流れを踏襲して、当時のユニット曲を新しいユニット構成でやるなどなかなか面白い試みでした。

そして、3月から4年ぶりの舞台*58が予定されていましたが、コロナウィルスの影響で大阪東京共に中止、2回連続で払い戻しっていう、こんなことあるのかよっていう残念なことに。幻の演劇が2本あるアイドルグループなんて他に存在しないだろうよ……。とついてないというにはついてなさすぎる状況の中、安本さん復帰の知らせがあって、歓喜。どのくらいの感じで復活してくれるのかは今のところ分かりませんが、tvk「関内デビル」の撮影*59には既に参加しているということで*60、新しい安本さんがちょっとずつ見れてきています。
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そんなわけで、2020年がやっとはじまります。*61とにかく早く6人に会いたいな。

※20200331、0401 各種リンクを追加しました
※20200514 一部修正・追記
※20201029 LIVE映像の公開が終了したので修正(20201007でYoutubeでの公開は終了しています)
※20210201 脱字・一部言い回しを修正

*1:2009年8月結成

*2:校長曰く10周年イヤー

*3:3日間開催の2日目の当日リハーサル

*4:怪我の詳細は10周年本「HISTORY」でご確認ください、ちょっと引きました

*5:1/5 よみうりランドらんらんホール

*6:ステージから落ちている(高さのあるステージで、スタンド前に張り出しがあった)とのことで、そこそこの状況は予想していましたが、実際はそれ以上でしたので、後々知らなくて良かったなと思いました

*7:「神ちゅーんず ~鳴らせ!DTM女子~」2019年4月~OA

*8:1/24東京「エビネギ2」、1/26新潟「エビネギ3」、1/28東京「エビネギthe FINAL」

*9:今回、私が見たのは東京の「エビネギ2」のみですが

*10:2020年3月現在

*11:干され曲中心のライブ「エビマニ」が2018年のFCイベントで行われた

*12:これが見事に1部、2部に分けて!

*13:上下の両サイドから中央に進んで行くので人数が少ないと非常に寂しい

*14:藍色は可愛かったし、柏木ソロはこれは避けたいという話をしていたという意味で(途中から若干ふざけていました)

*15:この時も「曇天」のみの参加だったのですが、ことの重大さには気づいていなかったという気がします

*16:BD「ここから」で映像があった気がします

*17:過去最大規模の上映だったと思います

*18:「EVERYTHING POINT -a new beginning-」

*19:内容的にはEPと同様の作りでしたが、ツアードキュメントではなく2018年の活動全般を追った内容でした

*20:ファミえんはこの年からBD/DVDの発売無し、秋田分校のメイキングは過去あまり発表されていなかった

*21:前売り券の販売もありましたが、この為に渋谷に行くという発想も無かったので、たまたま渋谷に行くことになった時に時間もあったので寄ったらするっと入場出来たので、ラッキーでした

*22:ライブハウスツアー2019 ~Listen to the MUSiC~

*23:普段は春ツアーがホール、秋ツアーがちょっと変わった感じになる

*24:東京、その他首都圏での開催が無かった

*25:5/20打首獄門同好会、5/21でんぱ組inc、5/23フレンズ

*26:フレンズのボーカル・キーボード・ラップ担当にして、コンポーザー

*27:「playlist」に間に合いませんでしたし、その後もありません(2020年3月現在)

*28:2021年への延期(実質中止)となってしまいました……

*29:結果的に星名さんは一部復活、それは今に至るまでですが、現状はライブ全体には出演できるようになっています(ダンスは一部参加)

*30:電気グルーヴcutemen「参枚目のタフガキ」編曲「藍色のMonday」作詞・作曲、過去にはコンプリートゲストの特典で81曲70分の「EBICHU’s Championship Tera-Mix(Mixed by CMJK)」も制作

*31:後に「EBiCHU After 6 Session Mixed by CMJK」として配信

*32:なかのZEROホール

*33:バラエティやったと真山さんは言っていました

*34:特別編が2020年3月に追加で放送されました

*35:10周年なのにメインステージじゃなかったので残念でした、私はどっちにしろ行っていないのですが……

*36:愛知と山中湖2DAYSには行きませんでした

*37:Eテレを卒業したお兄さんたちとのイベントですし、Eテレには色々とあるわけですが……

*38:令和に便乗した「梅」では1ミリも近付いてる感じはありませんでしたが

*39:ようこそ秋冬ホールツアー2019~世界のみなさんおめでとうアイドルって楽しい~

*40:オーシャンズガイドに出てきた豪華客船で世界をめぐるという設定、本編中MC無し

*41:この時点では「playlist」の楽曲はまだなく、逆に「響」とか「スーパーヒーロー」とかが聴けたのもそれはそれで良かったです

*42:16公演中4公演目

*43:秋田分校の雰囲気は「ここから」で見れます

*44:レッスルマニアウィークは、世界最大のスポーツエンタティンメント団体のWWEが年間最大の大会として開催するレッスルマニアを中心に、WWE開催の各種イベントやその他のプロレス団体が開催地の近郊で大会を開催したり、レジェンドレスラーが集まってイベントをしたりするというものです、レッスルマニアは毎年開催地が違いますが

*45:全然関係ない大学の学園祭には3校くらい行っていましたが……

*46:この前に渋谷のゲリラで5人のライブを見ました

*47:後に安本さんのフィーチャー曲ということになりますが

*48:結果的に「playlist」の中で一番気に入っています、歌詞が抽象的で意味が良く分かりませんが

*49:安本フィーチャー曲なのに……

*50:「MUSiC」はどこか散漫な印象がありました

*51:初披露でした

*52:COUNTDOWN JAPAN19/20

*53:自前のカウントダウンの前にももクロ紅白にも出演

*54:ライブ中継はフジテレビONE/TWOとは別料金のフジテレビNEXTでの放送が主ですが、カウントダウンライブが3つ重なった結果、フジテレビONEで見ることが出来ました、うちの環境が基本的にフジテレビONE/TWOが見れる状況なので最高な結果でした

*55:所謂エビマニ系

*56:2012年

*57:当日券は出ていましたが

*58:ボクコネ~ぼくはテクノカットよりコネチカット

*59:ポスター撮影

*60:番組自体には週替わりで1人出演なのでどのタイミングで登場かは分かりません

*61:コロナではじまらない可能性もありますが……