お久しぶりです。
誰に言うでもなくご挨拶をしておりますが、皆さんいかがお過ごしでしょうか。生誕ラッシュも終わったこのタイミングで、秩父に行っていた話をします。
特に隠していたわけでもなく、Twitterでは当日にTweetもしていましたので、そんなつもりもありませんでしたが、リアルの人生があまりにもリアル過ぎ*1てちょっと時間を作れなかったので、こんな時期外れになってしまいました。
まあ、この前文も誰に向けて書いているわけでもないというか、未来の自分に向けて書いているのでサクっと読み飛ばしてください。
さて、2年ぶり3回目のちゅうおんですが、今年も開催地は秩父ミューズパーク野外ステージ。流石に4公演行く気力も金銭的余裕も時間もないので、申し込みの段階から2日目2部の最終公演一本で抽選に参加。運よく当選しましたので、日曜の昼に秩父へ向かいました。
現地に行ってしまえば特に不都合もなく、家に帰ってしまえば毎回良い思い出になるのですが、今年もたどり着くまでの過程はなかなかなものでした。
この週末天気が良くないという話でしたので、たまらんなと思っていましたが、この時期の秩父の山の上ですので、天気が良かったところで夕方は寒いんですよね。
一応、ウィンドブレーカーをカバンに入れて、駅までの道を遠回りしてカッパを入手してから最寄りの駅に向かうことにして100均へ。XLサイズの雨ポンチョは難なく入手できました。
朝から何も食べていなかったし、夜まで何も食べれないことになる可能性も高かったので、ここでパンと飲み物を買って、非常食にクランチチョコレートを持って出発。
西武線で埼玉方面に向かって、途中でレッドアローに乗るか、池袋まで行ってレッドアローに乗るかが早く秩父まで行ける方法ではあるんですが、今日ばかりはそんなに早く行っても仕方ないですし、3回目なので流石にちょっと行き慣れたところもありますので、特急料金がかからない方法で向かいました。
最終的には「飯能」で西武秩父線「西武秩父行き」に乗り換えるんですが、飯能での乗り換えが、24分待ちになってホームのベンチでボーっと線路を見ていたら、あと3分くらいに時間になって、ゴミを捨てておこうと振り返ると電車がとっくの昔に来てた様子。
ゴミ捨てようとしてなかったら、あと何分待っていたんでしょうかね……っていう。自分のいた場所から10mくらい後ろで電車が止まっていましたよ。怖い。
そして、24分も待っていた当駅始発の電車が満席になっている地獄を味わいながら、西武秩父線に乗り込みました。乗り遅れなかっただけラッキーです……。
さて、西武秩父線に乗ってしまえばあとは最寄り駅までは連れて行って貰えます。50分くらいボーっとして西武秩父です。ボーっとする時間が多いです。
西武秩父からはシャトルバスです。前回、前々回は改札を出てロータリーを右に行く感じだった気がするんですが、そちら側では別の目的地のシャトルバスが待機していて危うく違うところに運ばれるところでした。チケットが無いので運ばれませんが。
今回は改札を出て左側にロータリーを進むと、ミューズパークへのシャトルバスがありました。降りるのに時間がかからないように前の方の座席に乗り込んで一人窓際でシートベルトを〆て出発を待ちます。
ミューズパークまではバスで20分弱くらい。この道のりを歩く選択はないですね。そんなワケでミューズパークの駐車場に到着、ぐるっと会場を半周して、ミューズパークのオアシスこと「軽食堂ピエリア」に辿り着く。知ってましたが、休業中。一部売店?自販機?は稼働していて、人は集まっていましたので、座る場所も無かったので離脱。ちょっとした車止めみたいなものに座って開場を待ちます。
開場待ちの入場列が出来はじめて、何もすることが無いので列に並んでたら、定刻よりも早めに開場した気がします。
そのまま入場して、自席を確認しに。3度目のちゅうおんにして、初めての屋根のある席です。苦節4年、万が一雨が降っても大丈夫です。
開場後、トイレに行こうと思ったら会場最上段の裏側まで上がらなきゃいけないので結構遠いなと思いましたが、前回までって入場口の方にも行けるトイレありませんでしたっけ?一度遠路はるばるトイレに行った後はまた開演までボーっとして待ちました。
機材のチェックで音出ししたりしてましたが、雷みたいな音が鳴ったりバビバビ雑音が聴こえたりしていて、生なのに……と思いました。*2
2部はフジテレビTWO*3で生放送があるということで、定刻にスタート。まだ明るい秩父にバンドのメンバーがパートごとにステージへ。
いやー、今年もはじまったなーという感じで「風になりたい(THE BOOM)」から。ここ*4は天国でも楽園でもないけど7か月ぶりに見れた幸せを感じて風になります。
赤茶(エビ茶?)のロングスカートの衣装も非常に良かったですね。天気が良くて暑かったらちょっと大変そうでしたが、丁度いい天候だったなと思います。
自己紹介では真山さんが安定で噛んでいたので流石だなと思いました。客前が久しぶりとはいえ、4ステージ目なのに!とは思いました。
「君のままで」はバンド映えする曲*5だなーとイントロのギターを聴いて思っていたら、安本さんのフェイクがはじまったので、「おお、これこれ」と思いました。苦手なんですが。
「自由へ道連れ」も当然バンド映えするし、柏木さんが「道連れしちゃうぞ」の後盛り上がってましたしまだ振付けのなかったパシフィコ横浜での初披露時のような感覚で見れました。この辺りまで今日はりこちゃんダメな日かなと思いましたが、以降調子が上がっていった気がします。(そもそもダメな日などない)
「SHAKE! SHAKE!」はライブで見るの初めてだし、安本さんがラップしてるしで、だいぶ興奮していました。
興奮していたところに「誘惑したいや」が来たので、既に出来上がってしまいました。泣いちゃったよ。安本さんは本調子じゃないとはいえ、安本さんがいることは何よりも重要。「感情電車」はかほちゃんの「その空」が決まったので言う事無し。エモエモのエモになっていたところに「23回目のサマーナイト」のバラードver.で、
普通のも聴きたいのに!と思いながらも、キメのところはどうなるんだろうと思いながら涙をぬぐっていました。(件の真山さんのアレは無かった)
椅子に座って今年もちょっとしたエピソードトークからのソロコーナー。真山さんは「ノーダウト*6」で自分で選曲したっぽいなーと思いました。
本当のところは知りませんが、好きそうだなーと思って聴いていました。男性キ―の曲はいつも気持ちよさそうに歌っているよなと思います。
星名さんの「タマシイレボリューション*7」にはちょっと度肝を抜かれました。Superfly?まじかよ?ってなりましたが、高音張りっぱなしみたいな曲だからめちゃめちゃ良かったな。これは校長の選曲かな?と思いながら。とにかく飛び跳ねながら頭の上でクラップするのが日本一カッコいいと思いました。
柏木さんの「wonderland*8」は完全に初めて聴いた曲でしたが、完全に柏木さんの好きそうな曲オブ好きそうな曲だったので、そりゃそうですな(意味はないです)と思いました。
安本さんは「金木犀の夜*9」という意外なラインからのカバーで、めちゃめちゃ良い曲なんですが、久しぶりに姿を見てこの曲を歌われたらちょっとどうしたらいいのか分からなくなるなと思いました。*10これ選曲誰なんだろう?安本さんも聴いてそうだけど……。
かほちゃんの「糸*11」は曲紹介の時点で想像ができて、実際に想像を走って追いかけてくるような感覚でした。想像で既に良くて、実際にもそのまま良いという感じ。想像の時点での満足度で、なっちゃん*12も中島みゆき歌ってたな*13……とか、途中から全く関係ないことを考えていました。
りこちゃんは「愛のために*14」でこれも意外なラインからだった。でも、これはりこちゃん発信ではないと思うので校長選曲でしょうか。「隣の席では老けた男が~」って歌いはじめたらなんか笑ってしまいました。
「紅の詩」は柏木さんの迫力がやっぱり凄いなってなりましたね。柏木さんのぶっちぎり感が現れた「紅の詩」でした。
「バタフライエフェクト」は意外な選曲だなとは思いましたが、これもバンド映えする曲だなという感じ。それにしても去年後半からの「バタフライエフェクト」の登板率は凄い気がしますが、何かあったんですかね?
そして「スターダストライト」で号泣してしまうわけです。このアレンジが今回一番色んな意味で凄かったかな。「スターダストライト」大好きおじさんなので、歌い出しからグワっと来たんですが、そのまま全編ソロパートをつないでいったので、聴き倒した「スターダストライト」が、初めて聴く「スターダストライト」になっていたので、終始うわーって思ってました。この時点ではすっかり夜で、スターダストライトが似合う時間になっていました。*15
続く「まっすぐ」でもそのまま涙ぐんでいましたね。いつの頃からかこの曲がえらくハマるようになってだいぶ好きな曲になったんですが、このまま埋もれないで日の目を見てほしい……。発売当時とは曲の持つ力がだいぶ変わってる楽曲だと思うので、エビ中が売れたら、再評価されるはずだから、早くもっと売れてください……。
「踊るロクデナシ」は意外な選曲だった気がしますが、メンバー紹介がはじまったのでなるほどなと思いました。去年の春ツアー、秋ツアーの前半でずっとやってたみたいですが、秋ツアーの最初で1回見たくらいでライブではほとんど見てなかったですね。
それにしても、弦楽のカルテットまでいるバンドでやれるのって凄いことだなと思います。
「星の数え方」は久々の3声2チームのハモで、メンバーがそろっていることは大切なことだよなとまた感じてました。
もうこの5年くらい全員が万全の状態で揃ってることなんかないのが実際のこのグループですが、その時々のメンバーが揃えば最高のものが見れるという感覚で見ているので、たとえ誰かが出られなくても、全員揃ったらもっと良いものが見れちゃうんだよな、といつも思っています。
だから、誰かが休んでも待つこともできるし、誰かがいなくても何とかしてくれるという信頼感で見続けることができてるんですよね。
最後はまさかの「23回目のサマーナイト」2回目で、今回は通常バージョンにメンバーのソロパートのコーナーを入れて。もう楽しくなっちゃったな。「これ以上、私に言わせないで~」も出て*16、最高です。
最後に本日中に注文するとサインが入るというCDの告知がありましたが、家に帰る頃には日付が変わっているのでは?と思いながら帰路につきます。*17
1年空いただけで、久しぶりな感じの「ちゅうおん」ですが、初回から意外と同じ曲をやっていないんですよね。ちゅうおんに合う曲、合わない曲があるかなという風に思っていたんですが、20曲やっても過去セットリストとの被りが数曲ということで、曲がちゅうおんに合う合わないじゃなくて、それぞれの曲をちゅうおん的な表現をするかどうかという域になっているのかなと思いました。とはいえ、今回の選曲はバンドセット映えする曲が多かったですね。
さて、帰りは規制退場ということで、屋根の下ブロックは最後の退場。最後の退場ということはシャトルバスの順番も最後です。地獄。待機していたシャトルバスが全て出発して、秩父の山の上に取り残されることになりました。それは冗談ですが、西武秩父駅からの折り返しを待つことに。
まじかよ。
駐車場の手前で30分近く待ったような気がしますが、バスが1台、また1台と戻っては来たんですが、1台目のバスには全然乗れない、2台目ももうちょっとで乗れず、3代目にやっと乗れました。その後、何台バスが戻ったのかは分かりませんが、車内の無線が丸聞こえだったので、我々がバスで走り出したちょっと後には、もう戻らなくていい(折り返しはしなくていい)という無線が入ってました。最初からあと数台バスが用意されていれば、もう1本前の電車に乗れていたのでは?という感じでした。感じなだけで同じ電車になってた気もしますが。
帰りも電車で掛かる時間は一緒ですので、小2時間ほどかけて都内に戻りました。出発時間から乗換案内での予定通りなんですが、最後に1駅分の乗り換えがあって、ここで10分待つことになって、ため息。しかし、気持ちを強く持って帰宅。お疲れ様でした。
私の昨今のエビ中ライフですが、大型対バンライブと配信ライブが苦手なので、今年はTIF*18も@JAM*19も見ていませんが、AOOP*20は見ました。配信ライブが苦手なのでポジティブな感想はあまりなかったんですが、そこまでネガティブじゃなかったので、もしかしたら何か書くかもしれないです。*21
そんな感じです。
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20200920
私立恵比寿中学
エビ中 秋麗と轡虫と音楽のこだま 題して「ちゅうおん」2020
秩父ミューズパーク 野外ステージ
*1:私事ですが、引っ越しで地獄でした、今現在も全く片付いていないんですが
*2:何の音化はよく分かりませんでしたが、結果的に特にトラブルもなかったです
*3:引っ越しのドサクサでひかりTVが見られなくなって、料金を払っているのに録画も視聴もできない状態だったのでブチギレていました
*5:初回の2017年にも披露
*7:Superfly
*8:iri
*9:きのこ帝国
*10:姪っ子に久しぶりに会ったおじさんの感想になってしまいました
*13:20130808「坂崎幸之助のお台場フォーク村 10周年 第36夜 帰ってきたともえちゃんフォークジャンボリー」で「悪女」を歌っていました
*15:1部の公演では「ちがうの」でした、「ちがうの」も聴きたかったけど、この「スターダストライト」をやられたらもうしょうがない
*16:当たり前ですが
*17:結局は帰宅中に携帯から購入しましたが、開始時間が早かったので22時過ぎには帰宅できました
*18:TIFを全く見ないのは初年度から初めてでした、CSで流れることがあればその時に見たいと思います
*19:これまでも1度も行ったことがありませんでした、CSで流れることがあれば見ます
*20:私立恵比寿中学オンライン学芸会〜all of our playlist〜
*21:生配信の撮りっぱなしの流しっぱなしなのは私が求めているライブではないのですが、AOOPは適度の編集されたものだったので、比較的ちゃんと見ていられたので良かったなと思っています、そして安本さんが復帰だったですし、単独ライブの配信だったので見ないという選択肢が勝ちませんでした