パシフィコ横浜に行ってきました。
朝から雨も降ってるし、気温も低いしなかなか厳しい環境ではありましたが、東京をぶち抜いて神奈川まで行ってまいりました。
今回のツアーは初日の八王子とこの横浜だけだったので、この横浜が個人的千秋楽になります。
移動にそこそこ時間がかかりますので、ちょっと早めに家を出たんですが、結果的に乗換案内通りに着けたので開場の30分くらい前に現地に到着しました。寒い。
既に入場列が形成されていて、寒いので早く中に入りたいなと思ったんですが、あまり風が来ない壁際で開場を待つことにしました。
待ち時間が暇だったので、入場列に並ぶ人たちを眺めていたんですが、なかなかな年齢層になってるなという感じがあってちょっと辛くなりました。
その分女性客も多いと思うのですが、男性客は私も含めそこそこの年齢の人が多く感じましたね。
ちょっと切ない気分になりながらも入場列が短くなってきたので会場内に入って自席の確認へ。
パシフィコは大体着席指定で2階席にいることが多いんですが、今回のツアーは八王子も含めて一般の席を買ってみたところ、何回チャレンジしても1階通路より前の席は来ませんね。今回は最後方から片手で足りる辺りでした。
これは着席指定の方がステージに近いやつでしたね……。まあ発券した時点で分かっていたことなのですが。
通路寄りの席*1だったので、人の出入りの邪魔になるのが面倒だったので、ロビーで曇天の海を見つめていると、いつも展示ホール側で掴んでいるWi-Fiを大ホール内でも掴めたので、無限インターネットが出来るなと思って時間を潰していました。
2019年で私が日本一好きなんじゃないか説のあるSpice Girlsの「Wannabe」が流れてきて、そろそろかな？と思って時計を見ると丁度17時で終わるくらいだったので、これではじまるとしたら最高だなと思いましたが、残念ながら次の曲がはじまってその途中でライオンキングがはじまりました。
八王子との大きな違いは安本さんがいないことなんですが、安本さんのパートは曲ごとに割り振られた他のメンバーが歌うパターンでカバーされていて、正直遜色がないレベルになっているので、恐ろしいなと思いました。
元々の状態を知っているから、安本さんの不在を感じますが、今はこの編成ですって言われたらそうですかってなっちゃうと思います。
トリッキーなつくりが多い9人時代の曲を5人でやるのは大変そうだなと思いました。
1ブロック目が終って自己紹介になった時に、安本さんパートの自己紹介もやっていてなるほどと思いましたが、残念ながらトマトを投げることはありませんでした。*2
そして、いつも通りに最後に回ってきた真山さんがオカマヤマ宣言*3をしていて、確かにちょっと声が出ていないというか低い感じではありました。真山さん、今年も生誕を前に喉が終わってるというお知らせでした。
この状態にしてお休みパート振りが真山さんの比率が若干高く感じた*4んですが、これは普段から休まないのでこうなるのは仕方がないですが、ちょっと痛々しかったなと思いました。
真山さん、声を張ってしまえば出る感じでしたが、出だしがかすれていたので大変そうでした。全体的に気持ち低い声だったように思います。
例えばの話ですが、これで真山さんの声が出ないなんてことになったら流石にパンクしちゃいますね……。*5
あとパート割でいえば、6人の「まっすぐ」がどんなパート割だったかあんまり記憶にないんですが、星名さんが「またスキャンダル」を歌ってたりとか、何箇所か事故ってるパート割があったなと思いました。
「playlist」収録の新曲以外に八王子から曲が入れ替わった部分は、「金八DANCE MUSIC」が「未確認中学生X」に替わっていました。八王子の時にも「未確認中学生X」はセットリストに入っていましたが、金八から「梅」*6を経由しての未確認だったので、未確認で良かったです。
「踊るロクデナシ」が無くなったのは残念でしたが、「星の数え方」があったので仕方ないなと思いました。*7
曲中で休憩時間を入れる「元気しかない！」で1人仕事*8があった柏木さんが、職場放棄して全員で寝るという事態になりました。面白かった。
真山さんは夜に飲むアレルギーの薬を夕方に飲んだので眠いと言って、お立ち台の上に寝ていました。*9
「もうみんな分かってるからいいよ」と言って趣旨説明をしない柏木さんにりこちゃんがちゃんとしろと声をけるものの、結局寝たままの柏木さん、
曲が再開するところの歌い出しパートがりこちゃんからなのでずっと様子を見ていたような気がします。お立ち台に練る真山さんのところに行って、隙間に座った星名さんとかかわいかったです。
かほちゃんも若干不安になっているかのような雰囲気を出していましたが、結局は曲が再開するまでダラダラ。
元気しかないが再開すると、かほちゃんの左のポケットからは、セミの抜け殻、使わないカラシ（From 崎陽軒）、（セットを指差して）あの辺のねじ、大ハズレ（藤井さん）のチェキが出てきました。
横浜ということで、柏木さんが名前を書いておいたのは小籠包でした。概念。
りんごちゃんパートはリコ中山、スターティン。*10
はじめて聴いた*11新曲ですが、3曲とも良かったんじゃないかと思いました。
3曲の中では「ちがうの」がすごく良かったなと思いました。ダンスに制限がある中でも「ちがうの」は久々に星名さんのダンスが楽しめる曲になっていると思いました。星名さんのバレエ的な動きのあるダンスは素晴らしいので、その辺りが見所でもあると思います。
新曲は比較的ダンスフォーメーションにも参加している星名さんですが、どうしてもセンターにいること多いので新曲がみんな星名曲感が出ちゃってるなと思いました。
その中でも「PANDORA」は星名さんがセンターでお立ち台に立つべくして立っている曲なので、好きなタイプの曲ではないですがそれはそれで悪くないなと思いました。*12
この日初披露だった「ジャンプ」も良かったけど、これは安本さんが戻って来た時に聴きたいなって思いました。初披露はアンコールに入れてくるのかなと思いましたが、本編に入ってきたのでちょっと驚きました。
新曲は星名さんもラップ*13したり、多めにダンス参加したりしてるから仕事量が増えててちょっと心配。
それにしても「ちがうの」とても良かったので家に帰ったらyouのtubeで見ようと思いました。新曲、3曲ともライブで見て良かったので「playlist」が楽しみになってきました。*14
アンコールは「オーマイゴースト? ～わたしが悪霊になっても～」からスタートしましたが、歌い出しの真山さんから星名さんの流れで、星名さんが歌詞を飛ばして*15、当然カメラに抜かれていたので、やっちまった！っていう顔はしていました。*16
ちなみに私はゴーストにありがたみを感じない体質なので、ああゴーストなんだ……となりまして、ゴースト終って暗転したところで、真山さんが何やら*17叫びまして、この真山さんの変な煽りは？ロック・リーだー！って何故か私の頭の中で変換された瞬間にイントロが流れて興奮しました。私はロック・リーが好きなので。
ひとしきり興奮した後に5人が横イチに並んでセンターがかほちゃんだったので「感情電車」かな？と思ったら、かほちゃんが喋りはじめて「勝ち負けあるなら勝ちたいけど負けてもいいんじゃない？」みたいなことを言って「涙は似合わない」がはじまって感極まってしまいました。
アンコールまで終わってMCの時間になりましたが、八王子に比べると非常にあっさり*18していましたが、歌詞を飛ばした星名さんがうわごとのように「夏だというのに なによこの寒気……（飛ばした部分の歌詞）」と真山さんに繰り返し言っていて、もう終わったことは仕方ないみたいなことを言われて、「何回歌ったんだよ……」と言っていましたが、こっちは何回聴いたと思ってんだよ！と思いました。
年越しライブもパシフィコであるということで、今何日？11/23っていうことは、もう1か月もない！と言いはじめたので、ちょっと心配になりました。*19
最後にスペインの話をしてて、アミーゴはメキシコだよってなってたけど、メキシコってスペイン語だよと思いました。
さて、安本さんの不在すら強く感じさせないという剛腕を見せられて、さらに新曲も良いという状況で、さらに安本さんが帰ってきたらこれ以上になると思うと大変なことだなと思いました。
これが1階の最後方でも全然楽しめるからスゴいという感じですが、もう少し前で見せてくだされという気持ちはあります。
できることならパシフィコで着席ライブやってださい*20と思いました。横浜が移動30分圏内くらいならさらに良いのに……。
鉄人真山さんが喉を潰していて、ステージ上に無傷なのがりこちゃんだけという状況*21はちょっと心配になりましたし、ステージに5人は少ないから大学芸会はバンドにしたのかなと思いました。出力される歌は十分の迫力がありましたが、目に入る人数は少なすぎると思ってしまったので。
帰りはライブ終了後に強い気持ちでみなとみらい駅まで歩いたので、丁度来た電車にも乗れましたし椅子にも座れたので、過去最高のパシフィコからの帰宅をキメることが出来ました。
最後になりますが、客層がニューミュージックだなと思いました。令和のニューミュージック。
以上です。
20191123
私立恵比寿中学
「ようこそ秋冬ホールツアー2019 ～世界のみなさんおめでとうアイドルって楽しい～」
パシフィコ横浜 国立大ホール
seesaawiki.jp
natalie.mu
*2:初日の安本さんは「トマト！」と叫んだ後に客席に向けて投げるマイムをしていましたが、この日はメンバーの皆さんは「トマト！」の後に懐に入れるようなマイムをしていました、どういう意図だったんだろう？初日以降はそんな安本さんもそんな感じだったんでしょうか
*3:喉が潰れてオカマ声になっている様
*4:ちゃんと数えたわけじゃないので、そこまでの偏りはないかとは思いますが
*5:これを書いている時点で秋ツアーは残り1公演ですが、その前に生誕ソロがあったり、12月に入ってからは大学芸会2DAYS、CDJ、年越しと息をつく暇もない状況なので
*6:何公演かは「梅」でした
*7:八王子と横浜の違いはM05「金八DANCE MUSIC」（→「未確認中学生X」）M10「I'm your MANAGER!!!」（→「ちがうの」）M11「結ばれた想い」（→「星の数え方」） M12「踊るロクデナシ」（→「ジャンプ」※初披露/先行配信曲）が差し替えで、M17「未確認中学生X」が曲順変更で（→M05）、M17に「PANDORA」
*8:今回のツアーの趣旨説明
*9:誰かに「その上で寝れるのか！」みたいなことを言われていました
*10:言わない
*11:厳密にいえば、事前にも聴いてはいますがさらっとしか聴いていないので
*13:熟女のSUSHIBOYS部分も担当
*14:安本さんの歌唱も聴けるようですし
*15:自分のパートに入るコール（件の「無敵の美怜」）を口ずさんでたらしいです
*16:こういう時の星名さんの可愛さは異常
*17:なんかセリフみたいなのを言ってたんですが
*18:当たり前です
*19:当人はかほちゃんと遊んでましたが
*21:実際のところは分かりませんが
