ちょっといいたいだけ

主に私立恵比寿中学とukka(ex:桜エビ~ず)について書いています。

本日もいつものように先生の都合で自習になりました(自習Vol.6 小林歌穂プロデュース)

川崎はやっぱりちょっと遠いですね。
と思って家を出ましたが、思った以上に早く着きました。このところ川崎といえばラゾーナのルーファ広場かプラザソルだったので、非常に久しぶりに向こう側に行きました。

川崎市体育館からだと20年くらいぶりに行きますし、旧川崎球場でも15年くらいぶりでしたね。*1なんというか、もう完全に駅からの道中の風景も忘れていますよ。そもそも変わっているんでしょうけれども、元が思い出せません。

そんなこんなでポカンとした気持ちでカルッツかわさきに到着。あまりに久しぶりだったので、信号を渡って旧川崎球場側の川崎競輪場の前まで行きましたね。

で、カルッツの前には既に入場の待機列ができていて、入場前に「会員証、チケット、身分証を確認します」というアナウンスをしていました。

会員証……とは?

FC会員向けのイベントだっていうことを完全に忘れていましたので、会員証を持っていませんでしたよ。
一瞬ヤバいと思いましたが、スマホでマイページの提示をして回避。入場に必要なイベントで初めて忘れた気がします。FCクジを引かなかったことはあった気がしますが。

さて、本人確認が終わって開場まで入り口前に溜まりができていたんですが、入り口にも本人確認の貼り紙があったのでもう一回するの?と思って身分証を握り締めて開場を待っていました。ありませんでした。

開場して中に入ると、これが川崎市体育館か?という真新しい建物になっていました。去年できたので当たり前ですが。

入ってすぐに座席表があったので自分の席を探しましたが、どうも勝手が違うなと、席が3階でしたので1階の座席表には席番は当然ありませんでしたね。

というか、3階へはどうやって行くのか分かりませんでしたが、ひとまずトイレにでもと思って1階のトイレへ向かった先に階段があったのでそこから上がっていくと上からスタッフが降りてきたので、3階席とはこちらからでよろしいですか?と聞いたら、寂しげな微笑みと共にはいこちらから上がってくださいとのこと。

結構な角度だった気がしますが、2階を通り過ぎて、3階に階段を上がっていくわけですが、なかなか3階につきませんね。

ようやく3階まで上がってきて、客席への入り口を探していたらロビーから旧川崎球場のグラウンドが見えて、何かイベント*2をやっているような感じだったので、楽しそうだなと思いました。

そして、窓から見た風景ですげえ高さだなと思いました。

下手側の階段を上がってきていたので、上手側の入口までぐるっとたどり着きやっとホール内に。

ホールは流石にできたばかりという感じでしたね。建物自体もホールも椅子も綺麗でした。

さて、自分の席を探して座ると完全にステージ上に死角があるし、周りに人が来たらこれはいよいよ見えないなと思いました。

前日は「つむじしか見えない」とか言っていましたが、つむじすら角度によっては見えないという感じ。
夜の回*3がハズレていることを考えると、入れただけでもとは思いましたが、なかなかハードだなって思いました。

----(本編ココから)----

さて、客入れのBGMはエビ中の曲と中山莉子ソロの「ペコペコリーヌ」が交互に流れています。1:1の割合です。

恐らく致死量を超えるペコペコリーヌを聴いて、ちょっとグッタリしていたら何やらボソボソと始まりましたので、耳を澄ましましたが、客席がザワザワしたままでよく分かりませんでしたね。ちょっと音が小さいなと思っていたら、途中で音量が上がったように感じたので思いは通じるものだなと思いました。

結局ちょっと内容はよく分かりませんでしたが、開演前の影ナレをプロデューサー自ら読み上げる形で開演を迎えました。

普段は比較的着席指定席を買うことがが多いのと、今回の申し込みも第一希望をそうしていた気がしたので、来たチケットも3階ですし着席だと思い込んでたんですが、はじまった途端に周りが立ちはじめたのでチケットを思わず確認してしまいました。

当たり前ですが、券面には指定席と書いてありましたので、立って見ることで、着席での絶望的な視界からは解き放たれました。が、角度がさらにつきますので上手側の何割かは見えませんでした。それは仕方ないことです。

やっとたどり着いた小林プロデュースの自習ですが、開幕いきなりの「ちちんぷい」で、私はこの曲が好きなので「おおっ」となりました。
時が経ち聴きやすくなっているような気もしていますが、それは自分の興奮のせいかもしれません。

続いて「ラブリースマイリーベイビー」だったわけですが、この曲メンバーの皆さん好きですよね。まだコンセプト的な部分はよく分かりません。独自の何かあるとしたら衣装が小林画伯の手書きTシャツであるところくらいでしょうか。

3曲目には2017年個人的楽曲大賞の「HOT UP!!!」で、既に選曲のシンクロ率に安心感が出てきました。

最初の自己紹介を含むMCで、今回のセットリストにはストーリーがあるという、いつもかほちゃんがセットリストを覚える時にやるやつを実際に寸劇として見せるというコンセプトの発表でした。最初の3曲は置いといて。

次のブロックは、
M04.買い物しようと町田へ
M05.ポップコーントーン
M06.誘惑したいや
M07.面皰
ということで、買い物に行ったら、ポップコーンの誘惑に負けて食べてしまい、ニキビができましたという、寸劇「少女のできごと」。
身も蓋もない!

そして、次のブロックは、
M08.未確認中学生X
M09.禁断のカルマ
M10.チュパカブラ
ということで、自分を未確認生命体の人間に恋するバンパイヤだと思っていたら、吸血は吸血でも吸血鬼ではなく、吸血生物チュパカブラだったという、寸劇「私は一体…?」。
かほちゃん……。

セットリストの軸は「チュパカブラ」で、それに合わせて作っていったという告白。

それでいて、全体的なセットリストの雰囲気というか、感じる肌触りというかは2016年の春ツアーに似ていて、あの春ツアーが過去最高のセットリスト*4だと思っているので、その感覚も共有出来ているのかなっていう。
まあ「チュパカブラ」からの発想だということで、それはそれで幻想なんですが。

細かいことを言うようですが、本来であれば今回は「自習Vol.5」のはずですし、「自習Vol.5 小林歌穂プロデュース」ですね、そして慣例で言えば、夜は「自習Vol.5 中山莉子プロデュース」だったはず。まあそんなことはどうだっていいんですが。

そして、寸劇はここまでしかないという、またアレな宣言をして終盤のブロックへ。

シンガロン・シンガソン」はフォーメーションに隙間があることを、ことさら感じるというか*5なんというかなんですが、廣田あいか以降を感じさせる曲はこれだけだったんですよね。2017年の曲は「HOT UP!!!」とこれだけ。

「Lon de don」は『シンガ「ロン」・シンガソン』から、『サ「ドン」デス』に繋がるのりしろなんだろうか。

そして、本編最後の「サドンデス」では誰も負けない。岡崎体育、よくデータ送ってくれるよなーって思いました。

アンコールは一転して「幸せの貼り紙はいつも背中に」で、会場内の空気が澄んだところに、最後が「スーパーヒーロー」で、これがまた2016年を感じさせるというか。
やっぱり逆に2017年っていうのは特別なんだなっていうことを感じたような気がしました。

2016年までと、2017年以降はやっぱり大きく世界観が変わっているんじゃないのかな。
少女のままでいられた2016年の回顧が、どこか感じられたセットリストのように感じました。

夜のりこちゃん回は当たらなかったので見ることはできませんでしたが、「響」とかやるんだろうなって思いながら帰路についていました。

小林さんは「好きなもの」へのこだわり、中山さんは「今」へのこだわりみたいな感じになるんだろうなと。

チュパカブラ」や「面皰」なんかの好きな曲とか、曲の繋がりの物語性とか、手書きの平凡人であったりとか。

中山さんは「えびぞりダイアモンド‼」と「仮契約のシンデレラ」に関しては早くアップデートしたいみたいなところがあったのでは?と思います。
そしてやっぱり「響」をやっていたり、報連相ファンクをやっていたり。あと「CHAN-CHARA-CHAN」好きなんでやっぱり見たかったなー。

最後に小林さんの天真爛漫さというか、あのホンワカした空気に潜む悪意というかが、完全に手書きのTシャツに出ていたように思います*6。背面にはそれぞれの髪型なんかを模した平凡人が書かれていたんですが、正面には名前が書かれていて、悪いじりが感じられました。

・真山→まやま
・安本→もちょ(やすもと→やすもちょ→もちょ/はじめての呼びかたらしいです)
・星名→ほしなみさん
・柏木→かしわぎ選手
・中山→虫
・小林→ぽー(だったかな?)

「まやま」とか、いつもの感じなんだなって思わせといて、逆にいじってんじゃないか?っていう疑念にすらかられる感覚を覚えました。

最後の最後に舞台袖でキャノンのスイッチを自分で押して、終った、と思った瞬間にテープが噴射されるという。心臓が止まるかと思いました。

それはそれで色々と思うところのあるイベントでした。自習Vol.5の開催を待ってます。

natalie.mu
seesaawiki.jp

*1:本当にどうでもいいですが、2003/5/5のWEW川崎球場大会の橋本真也の電流爆破以来だったと思われます

*2:富士通スタジアム川崎スポーツフェスタ2018

*3:中山莉子プロデュース 自習vol.7

*4:まとまりというかなんというか、演出なども込みで

*5:上空から見ていたこともあり

*6:ちなみに衣装のスカートは「穴空」の時のものでした