ちょっといいたいだけ

主に私立恵比寿中学とukka(桜エビ~ず)について書いています。

変わった形の箱

普段、結構移動中だったりとか、普通に仕事してる時間帯だったりとかでなかなか平日の夕方~夜の配信は生で見られない事が多いんですが、この日はたまたま見られる環境だったので、ペリスコを何の気なしに見てたんですよね。

なんですかね、一人で画面に収まる廣田さんと画面外から話しかける校長とのやりとりを聞いて、これはポジティブな話ではないんだなって感じたんですよね。

校長が雑談のための雑談をはじめたところで、結構これが確信になっていたので、「ああ転校か……」って思いながら見ていました。

これは何故そう思ったのかって言われても、正確に言葉にすることは難しいんですが、そもそも廣田さんに関しては、いつ転校してもおかしくないと思っていました。

そして、嫌な予感は的中。
来年1月3日の武道館公演を最後にエビ中から転校することが廣田さんの口から発表されました。

さらっと2回目の武道館が発表されるっていうところで、これが決まってたからファミえんで年忘れ大学芸会の発表がなかったんだな、とこのところの諸々もつながっていきました。

別に「会議室に椅子、メンバーだけの配信は転校だ!」みたいな気分でも見はじめたわけでもなかったんですけど。

この配信ってなんかに似てるなって思って記憶をたどったんですが、柏木さんが去年の春ツアー全部には出られないかも?っていう配信の時の感じかなって思ったので、後でざっと見直したんですが、思ってた感じじゃなかった。
何と似てたんだろう……。

3年前の、あのUSTの空気感てやっぱり異常で、あの画面の緊迫感と今回の縦長*1の配信では、その感じはしなかった。

それでもそう感じたっていうことは、そういうタイミングだって、こちらが思ったからなのかな。時期に関しては 、今なのか……と思わなかったといえば嘘になりますけど。

配信に関しては、あの時の反省からだと思うし、廣田さんと藤井さんの今の状況・関係性に起因することだとは思いますが、雰囲気が全然違っていたし、トラウマが甦る感じでもなかった。本人もあんな感じにしようと思わなかったでしょうし。

今回の転校に関しては、個人的にはあまり驚きがありませんでした。

なんだろう、画面を見て「嫌な予感がした」っていうことは、(今、転校は)あってほしくないと、自分の深層心理にあったとは思うんですが、現実を突きつけられて、驚きの感情よりも早く、納得が処理していったというか。

廣田さんの転校自体はエビ中にとって「ネガティブな話題」なんですが、こと今の廣田さんに関しては、「ポジティブな話題」だなっていう感覚もありました。廣田さんはエビ中じゃなくてもやっていけるんじゃないの?とも思いましたし。

恐らく、彼女の転校に関しては、ちゃんと話し合いができての結論なんだろうなと思いますので。
とはいえ今回、転校の決断に関してはいくつか予想される原因というか、要因があったかと思います。

その一つがアイドルとしての在り方なのかなと。
最新のインタビューの内容からすると、周囲のグループに対する捉え方というのが、変化しているということを感じているのかな?と思っていました。

インタビューを読んで*2感じたのは、「所謂アイドルオタクの中でも古参的な感覚が廣田さんには強く、思い出 (これまでの活動) を思い出(過去の楽しかった思い出)にしたくないから、楽しかったあの頃のまま今を生きたい(でも、そんなこと無理だって分かってる)から変わりたくないけど、変わらなきゃいけないとも思ってるって感じ」でした。これはQJのインタビューを読んだ直後に思ったことです。

廣田さん個人の見解はエビ中はあくまで「アイドルグループ」であるというところだったが、周囲は「より高いパフォーマンスを求められるグループ*3」に変わっていた。
・アイドルグループ=これまでの活動
・より高いパフォーマンスを求められるグループ=これまでの活動を過去の思い出にする
っていうことだったのかなっていう。

廣田さんは「アイドルグループ」に属していることで、その他の活動に幅を持たせて、その先(外側)からファンを流入させてくるというような感覚でこれまでの数年やってきていたのかなと思いました。

所謂「入り口」っていうやつです。

そういう意味ではエビ中が「(廣田さんの思う)アイドルグループ」でなくなったのなら、その入り口を担う必要はなくなると考えたのかなということです。

それ*4がアイドルなのか、アイドルじゃないのかという話は永遠のテーマなので、ここで詳しくは触れません、感覚の話です。

「アイドルという価値観」を自分たちの外側に置いているメンバーというのはそれほど多くない*5と思っているんですが、中でも廣田さんには「アイドルはかくあるべき」みたいな強い感覚があって、それとのバランスどりが難しくなってきていたんだろうなと思いました。

なんなら今のエビ中を「アイドルグループ*6」だと思っていたのは、廣田さんだけで、メンバーもスタッフも「もうアイドルではない」と思っていたのかもしれない*7なと思いました。

そして、彼女がEP3、EP4で語っていた葛藤みたいなものがここにきて一気に噴き出したということなのかなっていう。

加入直後に辞めたいと思っていたという話とは当然また別で、転校に関する話題は以前から本人からも周辺からも何度も話題には上がっていたので、この1、2年は実際いつ転校するって言われても不思議はなかったように思います。

去年の職員会議(西)の中で、校長が「廣田にはエビ中にいて得るものがないと思ったら辞めても良いよ」と言っていると話していたそう。

そもそもこんな話になるということは、実際に相談をされた訳じゃなくとも、一緒に活動していく中で藤井さんにも感じた部分があるからだろうし、この数年の廣田さんなら物怖じせず考えていることを話すこともあったでしょうし。

ただ「辞めたいと思ったら早めに言ってほしい」っていう結果が4か月前の発表で場所は武道館*8っていうことなんでしょうね。

今回の件は(彼女の中の)エビ中を、そして自分自身をどう守るのかっていう事への方法論の部分があるなと思っていて、廣田さんのことなんで、自分がエビ中に居ることで生じるストロングポイントであったりとか、全体のパフォーマンス力であるとかには自覚的であったと思いますし、実際、エビ中を母艦としてソロの仕事をするっていうこともまだできると考えていたと思います。

エビ中の入り口としての自分を守り、自分の活動*9も守ってこれていた。当然、その方が楽な部分もあったと思いますし、枷になる部分もあったと思います。

2年前くらいからは、廣田さんのエビ中への見方*10が完全にプロデューサー目線だったので、その目線でグループと個人との折り合いがつけられるのはここまでっていう判断だったのかなって思ったりもしました。勿論、演者の目線は持ってたと思いますけど。

そして、廣田あいかを守ることが満たされた時、グループも守る方法は?となった時に、転校をしてグループの編成を変えることに結び付くと思いました。今回の転校はエビ中エビ中であるための仕掛けなのではないかという事ですね。

今年2月の件を受けて、ことあるごとにメンバーはインタビューで、「8人のエビ中」という言葉を口にしていたと思います。実質8人のエビ中は、事実7人になってしまったし、そして6人になってしまう。

その現実を突きつけることで、続けていく人達に向けた「8人」っていう言葉にこだわり続ける必要は無いんだよっていうメッセージなんじゃないかなって思いました。

当然「もう忘れよう」とか「無かったことにしよう」ではないです。心の中に持ち続けることと、インタビューの度に言い続けるのでは意味合いが違うし、やっぱり別の意味を持ってしまうなって。ただの「8人」っていう言葉だけにとらわれるのは良くないなと思うんですよね。

変わることを受け入れられないままじゃ、グループは終わってしまう。このまま解散まで7人でやることもあり得ると思いました。でも、廣田さんなりのグループに対して「変わろう」というこの行動はグループを守るためのメッセージだったんじゃないかなと思うわけです。

これまで、変わるエビ中っていうのを受け止め続けてきた唯一の結成メンバーであり、年長者でもある真山さんではありますが、彼女の中ではどこかで受け止める以外の方法はないっていう結論に達していると思います*11。そして、今回も受け止める立場になりました。

ただ、安本・廣田っていうメンバーも、同じくらい変化(転入・転校)を受け止めてきたと思います。特に転校に関しては子供ながらに理不尽だなって思っていたんじゃないでしょうか。

安本さんと廣田さんには大きな違いがある部分としては、メンバーに対する依存度かなと思うんです。安本さんなら今のタイミングでは転校は考えないでしょうし。

ただ普段、依存度の薄い廣田さんでも2月の件は大きすぎたんだろうなと思います。

「考え方が180°変わりました、やりたいことをいつかやるのではなく、 今やりたいことは今やろうという風に思った(意訳)*12

いつのまにか「泣き虫のぁぃぁぃ」から、カメラの前では「泣かない女 廣田あいか」になっていたんですが、NEWS ZEROの特集では、涙を見せていました。これが転校発表前の最後に出た言葉だから、今やりたいことを止めることなんかできないなっていう。
「きっかけ」というには大きすぎますよね。

最後に、個人での活動の無限大さ。
実際どういう活動をするのは分かりませんが、TVスターでも、アーティストでも、彼女が何をやるとしてもあまり心配してないと言いますか、何でもできると思うので。
本人もそういう自覚があるだろうし、既に多くの経験を積んできたと思います。グループの中にいるからこそ個性が光るというタイプではないと思うので、その個性を生かして活動していってほしいと思います。
廣田さんの転校については、3年前にも思ったことだけど、ここまでお付き合いいただいてありがとうございましたっていう感じです。

変わることを受け入れ続ける真山さんと、変わることを恐れない廣田さんと好対照で面白いなと思います。今現在でいえば、 別にどちらも正解でも不正解でもないのであとは未来を良くしていくだけだと思います。

廣田さんはパートいっぱい持ってるから、過去曲を6人でやるのは大変そうですね。

配信で校長が「(1/4以降)6人でやる」と明言はしていましたが、ひとまずっていう事だと思うんで、新メンバーは入れた方が良いと思います*13。3年前は6人ではやらないって新メンバーを入れた校長が、ひとまず動かない*14今は6人でやってみるってなっているのは、皆さんの成長でしょうね。

個人的な話でいうと、今年は色々と条件が合わずにファミえんに行かなかったワケですが、そんな中でちょっとだけですが、今年のファミえんでは「真山さんの転校が大学芸会である」っていう発表があるかな?って思ってたんです*15。自分がその場にいない時に発表してほしいみたいな気持ちもありました。

そういった意味では、真山さんは転校できなかったし、ペリスコを見ていて「えっ?そっち?」っていう風には思いました。

長々と書いてしまいましたが、これは私が廣田さんのオタクではないから思うことなのかもしれません。お気持ちを悪くした方がおられましたら申し訳ありません。引用とかちゃんとやろうと思ってたんですが、できそうにないので。春ツアーのパンフにあった内容とかも引っ張りたかったんですが。そこは皆さんでEPとかQJとかパンフを読んで補完してください。

そして、答えの出ない話ではありますが、いつ頃から転校に向けての話が始まったのか(アルバムレコーディングから春ツアーの時期(EP5))とか、今回の件が無ければ今年のTIFにも、@JAMにも出ていなかったんじゃないかとか、国際フォーラムの「コミックガール」は特別版だったよなとか。今にして思うとみたいなことはいっぱいあるなっていう。
そして、「YELL」は完全に廣田さんを送る曲として機能することになったので、これはこれで今後の扱いが難しいよな、とか*16

全てはタイミングの問題だとは思うんですけど、武道館にあんまりそういう意味持たせないでほしいかなとは思いましたが、でも、折角なんで盛大に送り出せればいいのではないでしょうか。

あと4か月、あといくつチケットがとれるのかっていう話です。武道館のチケットがとれなかったらキツすぎるな……。*17

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20190305追記
廣田さんはその後、スターダストを退社してしまったので、
色々当時思っていたところと違うなとはなっていますが、
これからもお元気で頑張っていただければと思います。
今、何やっているのかはよく分かりません。

※20200107 改行修正と一部表現の修正

*1:LINE LIVE見ていないので分かりませんが、ペリスコは縦画面での配信でした

*2:QJ vol.133

*3:アイドル以外の何か

*4:この場合はエビ中、大きな意味では全てのアイドルグループ、ソロアイドルのそれぞれ

*5:安本さん、真山さん(声優だけど)は、そういう感覚を持っている方だと思いますが

*6:エビ中のコンセプト

*7: QJ vol.133 「そこを折れっていわれたら最後です」

*8:実際に転校を決めて動き出したのは春ツアーの前、廣田さんの中で決めたのがアルバムレコーディングの時期だったかと思います(EP5)

*9:この3年でバラエティへの単独出演、映画の主演、雑誌連載などソロ活動も充実していたと思います

*10:表に出てくる部分が既にそうだったので、実際にはもっと前からなんでしょう

*11:これ自体を私は良いことだと思っていないですが

*12:20170824 NEWS ZERO特集「私立恵比寿中学の“いま‟」

*13:桜エビから入るのか否かみたいな話とか、今のエビ中が最高とかまあどうでもいいので、人は入れてほしいです

*14:実際動いていないかは知りませんが…(追記:1/4に新メンバーのオーディションを発表しようと思っていたけど、柏木さんの反対と1/4の出来によって思いとどまったとか)

*15:この3年くらいは夏と冬には覚悟を持って臨み続けています、今年のファミえんには行ってませんが

*16:1/3以降、「シンガロン・シンガソン」も「YELL」も6人版で普通にやっています

*17:一応チケットはとれました……