ちょっといいたいだけ

主に私立恵比寿中学について書いています。

「負けたくない」から「絶対負けない」

今回はシングルをひと通り聴きまして、「涙は似合わない」は、
8人版の「Go!Go!Here We Go!ロック・リー*1だなという風に思いました。

ロックリーの歌詞は努力や根性にフォーカスを当てた、
NARUTO -ナルト-」のキャラクターであるところの「ロック・リー」に
寄せた曲ではありましたが、個人的にこの曲は当時から
そのまま彼女たちの状況に当てはめて聴いていたところがありました。

ロックリーで歌われる「努力は裏切らない」という歌詞は、
デビューツアーからセカンドツアーに向けての
彼女たち自身への(自分たちや大人からの)問いかけであり、
(自分たちや大人からの)応援でもあったのかなと思います。

ロックリーと涙は似合わないの歌詞の中で
いくつか符合するなというところを見比べて見たいと思います。

サビの歌詞でロックリーでは「僕は弱くない」と自身へ向かうところから、
「笑え笑え笑え、上を向いて、君に涙は似合わない」と他者へ向かうところに
成長を表しているのかなという風に思えます。

しかし、この「君」の部分は当然「彼女たちを取り巻く全ての人々」への
メッセージであると同時に、自分たちメンバー、
そして特にカホリコに向けている部分も大きいのかなと思います。

そして、年長組(真山・星名)の視点からすれば、
安本さんへ向けてのメッセージにもなっているところもあるかと思います。

安本さんは元から涙もろいタイプだったとは思いますが、
今はちょっと泣き過ぎのきらいもありますし、彼女にも涙は似合いませんよね。

彼女たちの流す涙がどういう涙か分かりませんが、
泣かれるともらい泣きしちゃうのであんまりステージ上では泣かないで
もらえるとありがたいかなとは思います。
当然、嬉し涙、悔し涙、その他にもいろんな涙があって然るべきだと思いますが。

そして、ロックリーでは「がんばるぜい!あきらめない」だったところから、
「“諦めが悪い”それが君の長所なんです」という風に変わっているという
変化も見てとれます。

やみくもに頑張って、ただ諦めないと言っていたところが、
他己(自己)評価に重ねあわせて、諦めないことは長所なのだという風に
考えられるようになったということなのかなと思います。

この曲で印象的に残った歌詞の一つが、
1コーラス目Aメロ冒頭の「将来の夢は何?」からの一連の歌詞です。
校長があの時聞けなかった質問を今の彼女たちにならできると
感じたのかなという風に思いました。

続く「選択肢は一つじゃない」というのも合わせて考えると、
去年の夏からの変化についてのメッセージではあるのかなという感じもします。

曲のキーワードが「負けたくない」から「絶対負けない」に
変わっているのも大きな変化*2だと感じます。
これはまさに今のグループが新しく身につけた強さを
象徴している部分になると思います。
去年の未確認ツアーファイナルから、今年のハイタテキツアーまでの
間にあった諸々を全て包括している変化かなという風に思いました。

このグループは常にどこか新しく変化をし続けている
と思いますので、ついていけないなと思うこともあるでしょう。
でも、逆に常に変化していますので、その変化によって、
歯車がガッチりハマって、またいつか楽しめる日が来るかもしれません。

成長という言葉だけでは表しきれない変化が、
ある意味取捨を迫る部分もあり、それがあるから面白い
という部分もあるので、なかなか難しいものですね。

この考え方についてはグループに視点を置いているので
楽しめるというところもありますが、個人に視点をおいていると
またちょっと感覚が違うかなという風には思いますけれども…。

歌詞の考察とはまた違う方向に来てしまいましたが、
一旦話を戻しますと、こういう説教臭くて重たい内容の歌詞を
キャラクターに頼らずにできるくらいの土台がこのグループにできた上に、
さらに内にこもるのではなく外に向けた内容になっているところが、
ロックリーから考えると、この2年での変化なのかなという風に思いました。

今のエビ中、包容力すごいなと思います。

「涙は似合わない」の歌詞を書いているのは当然外部の人*3ですし、
さらにロックリーの作家*4とも違いますので、
別の次元であるという前提の元ではありますが、
このチームにはそのくらいの深読みしても良いかなって思っています。

まあ毎回ライブ見るたびに号泣しているおじさんなので、
まずお前が笑えよという話なんですけれども…。

*1:以下、ロックリー

*2:担当も真山→安本になっている部分も含めて

*3:A.F.R.O

*4:前山田先生