ちょっといいたいだけ

主に私立恵比寿中学とukka(ex:桜エビ~ず)について書いています。

20141103 私立恵比寿中学 東西大学芸会2014「エビ中のおもちゃビッグガレージ」(横浜アリーナ)

チケットがなかなか来なくてどうなってるのよ?と思いましたが、まあ無事に届きましたので初出時に日本語がちょっとクラッシュしていたあのあらすじに期待を抱いて横浜に行ってきました。

今日は関内で所用がありましたので、伊勢佐木長者町から超高級地下鉄ブルーラインで新横浜に乗りつけました。
意外と時間がかかるんですね。

到着は開場時間の直前くらい。
久し振りの横アリは相変わらず開場前の雰囲気が苦手で今日もこんなところに来てしまったと思うことしきりでした。
人混み苦手なんですよね。

とりあえず、FC抽選だけはしたいなと思っていたので、仕方なく入場列に並ぶことにして最後尾を探していくと、建物の真裏まで列が伸びていました。

この時点で案内を右回りと左回りの両方からしていたので、左回りから回るとどれだけ回っても最後尾につかないという魔法が。
やっと列に並んだくらいで開場されたようで列が進み始めました。
列が進んだら今度は正面の入り口側に回り込むあたりで柵が開けられていてアリーナの前にいた人がじゃんじゃん入り込んでいましたので、無能にもほどがあるなと思いました。

とはいえ、開場後の入場はサクサクと進んで抽選もとりあえず出来たので良かったです。めでたく参加賞が当たりました。

さて、今回は着席指定席なので横アリでいうところのアリーナ席、下手側のスタンドの中段くらいでした。
視界はいいけど距離はあるし、斜めからよりは正面がいいですね。仕方ないですけど。

ホール内に入ったくらいで影ナレが流れていて、ちょうど真山さんだったと思うんですが、結構普通にアナウンスしていて、最後に「私は何のおもちゃでしょう?」って言いはじめたので分かんないよ!と思いました。

席についてちょっと経つと今度は中山さんの影ナレがはじまったんですが、これがまた奇想天外というか凄かったです。
この影ナレでは会場ドッカンドッカンきていたので、真山さんの時も盛り上がってよ!と思いました。

最後に何のおもちゃかというくだりで、突然「わ!た!し!は!かうがーる!」と叫んだのですが、その設定は後にならないと分からないのでは?と思いました。

そんなこんなでダルマのおもちゃこと、校長の影ナレがあり、客入れで流れていた映画のサントラ曲が「中人DANCE MUSIC」に変わっていよいよの機運が高まりました。

さらに曲は「体操」に移り、1度流れ終わったところで奇声をあげている人がいましたが、もう1度「体操」がリピートされたのでウケました。

客電が落ちてOPVは洋画風あらすじの通り、外国人のおじいさんと子供。
おじいさんがおもちゃを修理しながら寝落ちるとおもちゃたちが動き出すというスジ的にはありがちなものですが、その映像の雰囲気の良さと、バラバラの衣装でキャラクターを演じているメンバーが楽しく可愛かったです。
コント的に間が悪いみたいな話は帰り道にしましたが。

VTRの中でebitureが流れはじめて、いよいよというタイミングで、子供が起きてきておもちゃたちの動きが止まるところから、ステージでの「ハイタテキ!」につながるオープニングはかなり良かったです。

VTRの衣装をちょっと軽装にしたおもちゃ衣装も良かった。

早めの「えびぞりダイアモンド!!」からゴーストっていうところで、まだゴーストやるの!?と思いましたが、まあそれはそれでいいでしょう。
続くのがロックリーだったのでまた生き返りました。真山さんがちょっと内股でロックリーのジャンプをやってるように見えました。気のせいでしょうか?

そして、問題の自己紹介ですね。
ここで何故か普段のライブになっちゃったんですよね。設定……。
なんで衣装替えくらいまで設定を引っ張らなかったのかな。各メンバーが何に扮しているのかみたいな部分にもあまり触れなかったし。ここが本当にもったいないなと思いました。

気を取り直してハイタテキ!収録の新曲、「I can't stop the loneliness」を初披露。歌詞が頭悪そうで面白かったけど、20年前くらいの曲を思い出しました。
「梅」では心を閉ざしていましたが、そのまま繋ぎの演出で未確認に入ったので興奮。バタフライエフェクトまでで一旦MCが入ります。4曲1ブロック形式ですね。
グループMCは真山、安本、松野、中山でハイタテキ!収録曲について話す中で、「I can't stop the loneliness」英語歌詞についての指導をされたかどうかで別れる。
真山さんはカタカナ英語で発音するように言われたという話をしたら、安本さんはそんな話されてない、英語がカタコトなのはいつものことだみたいな事を言い出す。
そもそもここで会話が成り立っていないんですが、松野さんは私もこっち派かなと安本さんの方につく、はじめは違うと真山さん側にいた中山さんも、そもそも英語が読めないからカタカナを読んで歌ったと白状して安本サイドに。
真山さんは以前英語が苦手なのがバレているので、カッコつけてるみたいな空気になりますが、ここで真山さんは「意味はわからないけど、読める」と力強く答えたのでした。これが踏み込んで馬鹿だと思われる瞬間だと思いました。

そんなMCから、ライブ中もずっとグルグル回っていた作業員の押すブロックから、星名さんが飛び出して上手のサブステージで「キミに39」を、衣装も39の衣装でした。
そして、メインステージに黒いワンピースを着た小林さんが現れて、昭和の歌謡曲みたいなソロ*1を披露しました。これは面白かった。
でも、いい表情だったので、写真とかでたまに出るコバカホだと思いました。
続いて下手のサブステージで柏木さんの「Fantastic Baby Love」。
これが位置的には一番近くで見れましたが、全編ファルセットみたいな感じで歌っていたんですが、裏声じゃなくても歌えるんじゃないのかなと思いながら。
今度はセンターのデベソに廣田さんが電車の歌*2ステーション♪みたいな衣装で。47都道府県を巡るという構成のため、結構長い曲でした。ヒャダイン作だそうなので、なるほどなと思いました。
横浜ではこの4人のソロということで、残りは神戸。神戸行きたいけど行けません。

ここで一旦7分間の休憩、中山さんの感覚で7分を測って気分で終了するので、本当に7分あるのか、7分で終わるのかわからないという映像が流れる。

画面手前にあるスイッチを押して休憩スタート。カウントアップ開始。

他のメンバーも登場してわちゃわちゃ遊んでいると、ピアノのおもちゃを見つけて弾きながら中山さん歌いだしたのが、影ナレの時叫んでいた「わ!た!し!は!かうがーる!」というもの。
他のメンバーも音の鳴るものを持ってそれに合わせて遊んでいると、そろそろかと思った中山さんがスイッチを押しに来るけどなかなか押さない。
左手を右手に変えたり手をおろしかけて辞めてみたりしながら、7分弱(6分45秒位だったような)でスイッチをまた押すとステージ脇が爆発して後半スタートという演出。また爆発かよー。

ここからはちょっと圧巻だったなと思いました。
好きな曲が多かったというところもありますが、この辺りはずっとちょっと涙もろいおじさんでした。

デベソに星名さん一人立ってガリ勉最高!
「踊るガリ勉中学生」を結構久しぶりに聴いたような気がしました。
「スターダストライト」はバタツアーのZeppDiverCityで見てイマイチだなと思った時以来久々に見たんですが、凄く良くなってた。こっちの気持ちの問題かもしれないなとは思います。そして、「アンコールの恋」からの「誘惑したいや」という流れで完全なる死。号泣。

ここでMCが入ってマネージャーでトロッコ移動していたところで息を吹き返して、「ラブリースマイリーベイビー」、「Lon de Don」で楽しくなって来ました。「Lon de Don」て毎回遠くで踊ってるのを見ている気がします。

メインに戻って新曲「涙は似合わない」を初披露。とにかく新曲が多い。
グループMCの時にこの曲は応援歌であるみたいな結論に達していた気がしますが、この曲というか歌詞に持って行かれないくらいの地力がついたっていう感じはやっぱり間違ってはいなかったかなという気がします。応援される側から応援する側に存在が移り変わっていくのですね。
ちょっと崩したやりとりから入った「仮契約のシンデレラ」に続いて、「フレ!フレ!サイリウム」、曲の終わりでペンライトを掲げたところで動きが止まる。パントマイムで柏木さんだったかな?がみんなの掲げた手を降ろして行く。これは本編最初の動き出したおもちゃたちが、誰かが起きてくると動きを止めるという流れの演出なのかな?と思います。
花道にいたメンバーが順にメインステージに戻っていくと、最後の曲「幸せの貼り紙はいつも背中に」。この曲も曲の持つ力が凄い。
本編最後にくると大団円になる。

いつもなんですが、この曲が終わったら無言でハケて良いのになと思います。とはいえ、爆発以降の後半は本当に凄いなと思いながら見ていました。中山さんの爆発力は留まるところを知らないな。上手下手の問題じゃない世界がそこにある。

そして流れはアンコールになるわけですが、内容的に蛇足に感じてしまいました。
アンコール1曲めにまた新曲でまったくの想定外のよさこいがきた。どうしてここでこれがこうなったんだろうとしか思えないですね。なんなんでしょうか?大人の事情っていえば何でも許されるものでもないですよね。

さらに本編後半は客席がはしゃぐタイプの曲が極端に絞られていたせいか、アンコールで爆発していたような気がします。
ティッシュ、MXと畳み掛けがあって、最後に「頑張ってる途中」で、強引に〆たという感じがありました。

安本さんが時間をもらってもいいか?といって話しはじめた時には、年末の「まさか」を連想しましたが、転校していったメンバーも含めて、周りの家族や友達、スタッフやファンへの感謝を。これまで支えられてきた事に感謝して、これからは逆に支えていけるような存在になれればという話を泣きながらしていました。

最後にライブの〆コメントは柏木さん、その後に星名さんの「ごきげんよう」で終わると思われたところで、星名さんがちょっとコメントをしたのが、変わらないエビ中を象徴する部分でもあったかなと思いました。微笑ましい。

最後に総括としては、やっぱり「惜しいな」ということ。
ライブ部分の良さみたいなものは本当に上がってきていて、エビ中のこれまでと新しいものを網羅したものになっていたかと思います。
1回(今回は東西ですが)のライブでここまで仕込みを入れられるのは、スターダストの強みだと思いますし、今回は設定も良かった。
ただ惜しいのはその設定をうまく使い切れていなかったところ。
さいたまの時のように時間をかけて行くこともできず、オープニングの映像だけではさすがにちょっと消化しきれていないかなと思いました。
オープニングも幕間(休憩)の映像も、おじいさんのタネ明かしの映像も良かっただけに、余計に惜しいですよね。

おじいさんのタネ明かしといえば、Twitterでのネタバレ騒動も逆手に取ったパロディVTRが流れていましたがアレを入れることで良い面も悪い面もあったなと思いました。

ネタバレに関してはあのVTRで禊をしたみたいな空気になってますけど、アレをやったことで内部リークでの話題作りという残念な感じにも見れちゃうなというふうに思いました。
どっちみち2段構えでサプライズを用意してたわけですし、清竜人との話題作りかよって思われても仕方ないですよね。結果的に誰が得したのかもよくわからないですけど。

そんな感じで次の会場は有明コロシアムです。寒そう。

帰りはJR新横浜でホームに入れてもらえなかったので、菊名まで歩いて帰りました。
iPhoneで地図を見ている人について行ったらほぼ民家みたいな場所や、急坂、急階段なんかを通りましたが、ちゃんと駅につきましたので、無事に家に帰ることが出来ました。

東横線は座りたいからということで鈍行に乗ってゆっくりと今日の話をしながら帰りました。
相変わらず気になるところは多かったですが、良いライブでした。

http://seesaawiki.jp/ebc/d/20141103

*1: ぐらりぐら想い/新曲

*2:ぁぃぁぃといく日本全国鉄道の旅/新曲