ちょっといいたいだけ

主に私立恵比寿中学についてブログを書いています。

胸の高鳴り感じたから、君に伝えるよ

今年も「永遠に中学生(仮)2」から「頑張ってる途中」に続いて、
池田貴史曲が届けられましたね。今回は作詞にマネキン先生も入ってる。
個人的にはこの2人に対する信頼感は絶大なものがあったりします。

今年の永中曲「U.B.U」について思うところを書いていきたいと思います。

所謂ケチャパートが星名さんで、グワっと来たところに
真山さんのファルセットパートが来るという2段構えの大サビがとても気持ちいい。

収録の場面では、結構「(キーが)高い」っていってたんですが、
特に高い部分を担当しているのが真山さんで、それ以外のところは比較的ナチュラル。
エビ中の録音方法として全員全パートを歌ってから選ぶみたいなのがありますが、
そういった意味で全員あのファルセットのところに挑戦しているんでしょうかね。

今回もパート割りは適材適所、誰がどの部分をそこまでやっているかっていうところは、
外側からはわかりませんが、信頼と安定ですね。奇をてらう曲ではない。

歌詞もホント全体的にいいですね。
池ちゃんとマネキン先生のコントからできてるとは思えないくらい。
一番はやっぱり「胸の高鳴り感じたら 君に伝えに行くから」のところかなと思いますけど。
1番も2番もAメロの歌詞とかも最高です。

番組自体のタイムテーブルというか、放送スケジュールの流れ的に
最後の2週にギュっと詰まってしまって、「頑張ってる途中」ほどの
世界の広がりが感じられなかったような気もします。

去年の緑町商店街ほど良いキャラクターがいなかったというのも
あるかとは思いますが、やっぱり工場にしても商店街にしても
大田区の諸々はしっくりきてなかったのかなと感じました。

それはもしかするとロケに時間をかけられなくなってきたという
別の事情もあったかもしれません。

その中で世間との繋がりを作っていた部分としては、
キッズ花花と山下農園なんですが、保育園に関しては終盤ちょっと離れちゃったし、
さすがに山Pの家族だけでは登場人物が足りてないみたいなところが感じられましたね。

特に山Pの農園では別軸の東京うど、みのーれ立川と東京うどCMの流れがあったので、
そこに曲を入れていくのは難しかったでしょう。

番組のシリーズ構成上、最後に新しい曲を作って終わるという形は、
もしかしたら有るかもしれない3でも踏襲してほしいとは思います。

「頑張ってる途中」の使い方に関しては、以前にも書きましたが、
完全にすり減ってしまっているので、冷静に曲同士を比べることが難しいです。
番組で見たインパクトのみに絞っていえば、「頑張ってる途中」の方が強かった。
今回の「U.B.U」は去年とほぼ同じフォーマット(天丼?)だったので。

「頑張ってる途中」に思うことを書いた時と今で自分の中で大きく変わった部分があります。
それは、アウトラインへのこだわりについてです。

去年の今頃のエビ中は「エビ中らしさ」との戦っていたように思います。
その戦いは今も続いていると思いますが、その戦いのステージは
だいぶ変化しているのではないかということです。

エビ中らしさへのこだわりに対して、あの時点では「頑張ってる途中」は
アウトラインがはっきりしない曲だなと思っていました。
それはいい曲が故に、他の誰かが歌っても成立するんではないだろうかということでした。

その件に関しては、今でも同じように思っているんですが、
今のエビ中には無理にアウトラインを強調する必要が無くなってきているのかな、という風に思っています。
特に「手をつなごう」、「サクラゴーラウンド」、アルバム「中人」の収録曲を経て、
この「U.B.U」はちょうど感じアウトラインをぼかした曲なんじゃないかなと思うんですよ。
今の彼女たちにちょうどいい。中人のための歌ですよ。

まあそう感じるのは、強い普遍性に負けない個性を信じられるようなったからですかね。
これが成長ってやつなんじゃないでしょうか。
変にカテゴリーに縛られた、奇をてらったものを求めなくなってきているという
個人的な受け側の問題ではあるでしょうね。
元から奇をてらったものは求めてないんですが、状況、状況で必要になる物はあるということで。
今回はリードがそっち系なので、この曲はありがたいなって。

そんな感じです。