ちょっといいたいだけ

主に私立恵比寿中学とukka(ex:桜エビ~ず)について書いています。

20130808 坂崎幸之助のお台場フォーク村「10周年 第36夜 帰ってきたともえちゃんフォークジャンボリー」国立代々木競技場第一体育館

代々木第一体育館にフォーク村を見に行ってきました。

思ってた以上に早く着いてしまいましたが、a-nationのおかげで原宿門が閉鎖されていてぐるっと回らなきゃいけないので、多少時間が潰れました。

北門だったかな?から代々木第一体育館の入り口までは、各ブースの前を通らないといけない仕組みになっていて、さまざまな誘惑に覇気で答えて通り抜けました。

一旦入り口まで行きましたが、人気もなくて寂しかったのでまたきた道を戻って野外ステージを見たりして開場時間を待ちました。

開場時間になってまた移動すると入場がはじまっていて、待ち時間無しで、すぐ中に入ると微妙に涼しくて生き返りました。

入り口から階段でアリーナに降りる途中で正面のステージを見てすごい!と思いましたが、それも束の間、どうもそのステージを使わない様子。

アリーナに降りると、ステージ正面とは90度違う方向に向けて椅子が置かれていて、a-nationステージの下手側のスタンドに垂れ幕とオーケストラピットのような感じでステージが作られていました。贅沢な使い方の簡素なステージ。

今回は、昨年の他グループ実績からすると持ち歌と全体カバーの他にソロ5曲だったので、ソロが3曲くらいであとはグループかでやるのかなと思ってましたが、数日前に理事長のTwitterで「全員ソロをやる」という話が出てこれは俄然やる気出てきたなと思いました。

前日のソロ曲予想から気分はだいぶ盛り上がってました。

OP終わってエビ中が呼び込まれて「仮契約のシンデレラ」のアコースティックVer.からスタート。

時間も押してるからって感じでここからは怒涛の9連続でソロ。

トップは鈴木さんの森田童子、合いすぎててズルい!これだけやってきて、実績を重ねた中でも歌は得意じゃないと言い続けてる鈴木さんが完璧なものを出してきたという感じでした。

音組の選曲だとしたらさすが本職だし、エビのチームからの選曲だとしたらさすが適材適所だよ。ちょっと避けるだろっていうくらいの直球だから音組のチョイスでしょうか。

星名さんはちょっと切ない感じのがいいよねって思ってました。「悲しくてやりきれない」はその辺の感覚には合致してたと思います。最近の歌では、「弾けた星名さん*1」と「抑えた星名さん*2」があると思うのですが、抑えた星名さんのいいところが出てたように感じました。

安本さんは今話題の歌っていうことで、若干ハードル高かったかなと思います。序盤の抑え気味のところはちょっと大変そうだったかな?サビの伸びやかに歌うところについてはもう完全に安本さんだったので、良かったと思います。

瑞季さんが一番どんなものを歌うかの予想が難しくて、死にたくなるようなタイプの曲を歌ってほしいなと思ってましたが、結構意外な選曲だったかな。音域も声もあってたのでとても良かった。

柏木さんは「シルエットロマンス」で、そんなシティポップみたいな選曲もありか!と思いましたが、ライブ感のある歌い方で安定の柏木節でした。

個人的にはクライマックスだったのは、なっちゃん。曲の予想してた時に今のなっちゃんの声と歌い方で聴きたい曲ってなんだろうなっていうところで出てきたのが中島みゆきの「悪女」でした。

センターに歩いてきて「杏野なつです、中島みゆきさんの悪女を歌います」と言ったところで、普段はやらないガッツポーズをしてました。そもそも「悪女」っていう曲が好きすぎるんですが。

実際には想像していたよりも上手だったし、歌詞なんかは年齢的にちょっと合わないんだけど、「受話器を外したままね」のくだりとか「行かないで…」のくだりとか、それもこれも良かったです。

真山さんはこういう物語性のある曲っていうのが、表現力の高さを出せてちょうど良くて、カバーっていうことでやりすぎもしないのが良いです。一番手ぶりとかはしてたかな。2回目のサビの入りが欠けるところが変わらなくていいですね。

廣田さんの「傘がない」はとにかくエモーショナルすぎて。フジテレビNEXTの動画で見たらいい感じにライト背負っててカッコよかったけど、自分の席からはライトが直接目に入って何も見えませんでした。裕乃さんの時も瑞季の時もそんな感じでした。唸り系の歌い方が苦手だから、陽水にしても違う曲が良かったかなーと個人的に。

ここまで松野さんが残っていたので心の中がザワっとしました。

松野さんはすごかった。
当然、決して上手くはないんだけど、歌い方がこの曲にあっていたように思います。吉田拓郎の歌は独特だし、難しいと思うけど想像以上の出来だった。この辺も選曲の妙だし、松野さん個人の成長でもあるなと思いました。すごい緊張感だったと思うので。

推しの晴れ舞台みたいな感覚でいえば、他のメンバーが最後に合流したのが嫌だっていうのはあるかもしれないけど、その辺の演出に関しては、前の8人が繋いできたバトンを松野さんが最後大事にゴールまでもってきた感じで、松野さんを囲んで祝福してる感じで良かったと思いました。鳥肌でした。

シノハラ*3が「瑞季ちゃん」って振った時に星名さんが答えてたの面白かったです。

エビ中パートは去年のお姉さん方流れを汲んで「SWET&TEARS*4」で終了。この辺に関しては、ソロの緊張から解放されてた感じがありました。

最後に出演者全員で「案山子」をっていうことで、お時間的に出れるメンバーが参加。あの面白振り付けはメンバーが作ったのかなー。

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 M01.仮契約のシンデレラ(アコースティックバージョン/ショート)/私立恵比寿中学
 M02.ぼくたちの失敗(森田童子)/鈴木裕乃
 M03.悲しくてやりきれない(ザ・フォーク・クルセダーズ)/星名美怜
 M04.ひこうき雲荒井由実)/安本彩花
 M05.遠い世界に(五つの赤い風船)/瑞季/
 M06.シルエットロマンス(大橋純子)/柏木ひなた
 M07.悪女(中島みゆき)/杏野なつ
 M08.ジョニィへの伝言(ペドロ&カプリシャス)/真山りか
 M09.傘がない(井上陽水)/廣田あいか
 M10.今日までそして明日から(吉田拓郎)/松野莉奈
 M11.SWEAT & TEARS(THE ALFEE)/私立恵比寿中学坂崎幸之助篠原ともえ

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※一部加筆修正
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20130808
坂崎幸之助のお台場フォーク村
10周年 第36夜 帰ってきたともえちゃんフォークジャンボリー
国立代々木競技場第一体育館
http://seesaawiki.jp/ebc/d/20130808
www.fujitv.co.jp

*1:えびそりダイアモンドからのいつもの感じ

*2:誘惑したいやのソロパートの感じ

*3:篠原ともえ

*4:THE ALFEEのカバー