ちょっといいたいだけ

主に私立恵比寿中学とukka(ex:桜エビ~ず)について書いています。

されるがままに誘惑されて

2013年7月24日、代々木公園野外ステージで行われた、
オリジナルファーストアルバム「中人」の発売記念イベントで
「誘惑したいや」の初披露を見ることができました。

ラジオでの音源では良く聴くことができなかった
転調から先の展開についてはフラゲ日にアルバムを購入した関係で
事前に聴くことができましたが、実際のところは映像というか、
自分の目で歌い踊っているサマを見るまでは
どんな感じになるんだろうなというところでした。

これまでもすべての楽曲を音源より先にライブで見ていたわけではないですが、
多くの楽曲はライブで見てからちゃんとした音源を聴くことが多かったので、
どうしてもライブで見ないとって思ってしまうところがあります。

かくして初めて聴いた、見た「誘惑したいや」は、
どこのどの部分が良いということではなく、
全てが波のように押し寄せて来て、気持ちを持っていかれました。

初めて見るポーズだったのに、
何故かその時「誘惑したいや」がはじまると思ったんですね。
単なる妄想なんですが、これがあのデジャヴってやつかというくらい、
それは鮮明な思いでした。

その妄想からずっと気持ちを掴まれて曲が終わるまでほとんど涙を拭いてました。
この頃にはもう雨もやんでいたと思いますし、カッパを着てたせいで
汗をかいていたんですが、汗よりも涙をぬぐう方が忙しいくらいでした。
メガネも曇るし。

振り付けもふわふわと可愛く動くところや、ガバッと激しく動くところの緩急が楽しく、
歌も安本さんのソロパートは圧巻でした。
全体的にいえば、1コーラス目はすごかったですが、2コーラス目はちょっと不安定、
転調したところで安本さんが立て直したものの、まだまだ行けるでしょうという感じ。
それでも再度転調して元の調子に戻るところからもかなり良かったです。

帰宅してニコ生のタイムシフトを見ても、不安定なところは不安定ですが、
やっぱり気持ちを持っていかれて見ながら涙ぐんでました。
ニコ生では会場音をあまり拾ってなかったのも良かったです。

初披露ということで、この日はちょっと不安定に感じた
ステージ上のパフォーマンスはこれからどんどん上がって行くと思います。
そして、フロアからの干渉も増えて行くんだろうなと思います。
そういった意味では初披露が一番ソリッドなパフォーマンスだったであろう
ということで、本当にこれを見ることができて良かったなと思うわけです。

基本的にあまり干渉できないタイプの楽曲ではあると思いますが、
この初披露で既に名前コールが入ったりしていたので…。

この辺はもう0-100の話ではなくバランスの問題なので、
出来る限り無意味なものは避けてもらえればいいなと、
曲を素直に聴いていればそういうものじゃないって気が付くと思うので。
結果、感性の違いはあるとは思いますが…。

まずは「誘惑したいや」ということで、まだまだアルバムの曲があります、
この夏、まだまだ楽しみは残ってる。


私立恵比寿中学 『誘惑したいや(ファミえんver.)』