ちょっといいたいだけ

主に私立恵比寿中学とukka(ex:桜エビ~ず)について書いています。

事実と妄想が絡み合う2012年のエビ中を振り返って完全版(ほろ酔い版)

ほろ酔いで書いてる部分が多いので、修正かける可能性が高いです。

・受験、中学4年生
 グループとしては初めて受験生を抱えての活動で、
 1月、2月は抑えた活動でサポート。
 活動が少なかったこの時期にファンに向けて何かできないかということで、
 私立恵比寿中学職員がUSTでやっていた職員会議をイベントとして
 ロフトプラスワンで開催することに。
 「メンバーに負担をかけない」と言い続けてきながら、
 もちとほしなみが登場して、のちに運営大批判。

 世を忍ぶ仮の姿の瑞季、真山は高校生に。
 中学3年生が終わっても、グループの卒業はしないということを明言。
 私立恵比寿中学的には、永遠に中学生制度導入で新中4になることに。
 インディーズ期の最後は初期メン瑞季の生誕で。
 卒業「しない」式は、3/25横浜クイーンズスクエアで行われた。

・メジャーデビュー、恵まれた楽曲
 メジャーデビューで変わったことは、スケジュールの先出しと恵まれた楽曲。
 春のツアーで初めて行われたスケジュールの先出しは、それによってファン側が
 日程の調整をしてしまうという結果になり序盤苦戦する日程が出た。
 理由はそれだけだったかはわからないものの、「次がある」という余裕が生まれたのも確かか、
 その他イベントとのバッティングがあった場合に優先度を下げられてしまうこともあった模様。
 デビュー曲から、シングル3形態(限定2、通常1)での発売という方法をとったことで、
 1つのシングルで5曲の新曲を発表していく事になる。

 今年発表した楽曲は未音源化のフレ!フレ!サイリウム
 青年館・中野で披露されたユニット曲を含めると24曲
 (梅、頑張ってる途中、パクチーまで/ジオジオマーチを含まず)になる。
 シングル曲はタイトル、カップリングを含めてかなり楽曲には恵まれた。
 その中でも仮契約のシンデレラ、大人はわかってくれない、スターダストライト、
 歌え!踊れ!エビーダダ、ほぼブラジル等、新規に加わった作家陣が
 全体的なクオリティを引っ張り上げている。

 そして、インディーズ期を総括し、これまで音源されてなかった新録の4曲を加えた
 絶盤ベストが発売されたことも出来事としては大きいだろう。
 音楽面に関しては完全に先行しているグループを追い越しているという感が強い。 

・ツアー、地方、外部との対バン、ゲスト、CD単価
 デビュー決定・発表後の活動の柱として、販促(予約)ツアーが行われ、
 基本的に、これまでの販促イベントと内容的には大きな変更はないものの、
 開催される間隔と開催場所が春、夏、秋冬と変化している。
 春は東名阪、インストア中心。夏は東名阪、ライブハウスイベントの追加、
 東京福岡兵庫北海道と東京以外は単独でのイベントがなかった場所へ足を延ばしている。
 ライブハウスイベントは先行グループが行っていた、チケットに通常盤予約券を付帯した形式で
 販売するライブハウスでのイベント。ライブメインのイベントでは基本的に特典会はない。
 その分、2時間弱のライブを行う形になっている。

 その他、突発的な地方イベント等も行われているが、
 今年に関してはHMV企画のアイドル乱舞への参加で全国に顔を売ったという面が大きいだろう。
 そして内部外部のフェスへの参加、謎の対バンライブ等全く別の角度のイベントへの参加も目立った。

 実質200円の単価引き上げはもう全く影響をしていない。
 実際には単価が1200円になってからのファンが大多数を占めているので関係ないのだろう。

・拡大する規模、ホールコンサート
 今年のはじめは、なかのZERO(3BjrLIVE)、HMV大宮ロフトで行われていたイベントが、
 今年のワンマンだけでも赤坂BLITZ日本青年館Zepp Tokyo中野サンプラザと拡大している。
 年末の中野サンプラザではFCやプレイガイドでの前売りが落選祭り、一般前売りが瞬殺、
 当日券なしということで、完全にホール規模になった上にチケット争奪戦も激化している。
 インストアライブに関しても、開催できる場所は限られ1000人規模の動員が
 可能な会場じゃないと難しいという状態。

・ファンクラブ、チケット争奪戦
 モバイルによる有料FCは、みぞっちによる有料コンテンツの配信と共に、
 チケットのFC先行等プレイガイドの機能も持っている。
 このプレイガイド機能に関してはローソンチケットのシステムを利用している
 校長曰く「FCチケットに関しては抽選の機会が1度多いだけ、席は抽選なので運」である
 ということを職員会議で明言している。

 FCについては情報はある程度先行して出されてはいると思いますが、
 告知の漏れ、間違いも多く問題がないとは言えないと思っています。

・職員会議イベント
 前述の受験期間と販促イベントの隙間を埋める為に行われた新しい試みとして、
 職員会議イベントがロフトプラスワンで2012年は3回行われた。
 このチケットが何故か毎回即完売してしまっているところに勢いを感じる。
 一応職員が気を遣ってアンケート的に「エビ中のライブに行ったことある人?」のような
 質問をするが、2回目、3回目と回が進むごとに殆どエビのライブ自体を
 見たことのない人までいるような異常事態になってしまっている。

 変わっていくエビ中に対しての職員側の思いが語られた初回は大きかった。
 2回目は体育の先生こと振付のいくえちゃんが登壇したのがハイライト。
 3回目に関しては校長のカラオケを聴きに行ったみたいなところがあります。
 その時々の校長が思うことを客側が吸い上げる為にはいいイベントながら、
 回が進むごとに校長の泥酔度が上がってきているのでそろそろかなとも思います。

・体調不良
 去年の夏辺りからイベント数が増え、体調不良で休みや
 イベント途中での退場がたびたび見られるようになった。
 さらに過酷な日程となった今年の春以降はインフルエンザ等もあり
 さらに全員が揃わないことも増えた。

 このインフルエンザ渦をパロディにしたトリオ・ザ・インフルエンザが
 ユニットとして結成され、この時インフルエンザで休んだ松野、柏木、
 ソニー松井(スタッフ/DJタミフル)がメンバーとなり楽曲を披露。
 青年館、中野サンプラザと唯一継続されたユニットとなった。

・学業優先
 土曜日に学校があるメンバーもいる中での活動で、
 基本的に日曜日にイベントをするという形で進んできたグループだったが、
 日程を選べる自社イベントとは違い、レコード会社仕切りや外部からオファーを受ける形での
 イベントが増えたことでその不文律が崩れることも増えた。

・無料イベントのあり方、優先券配布、ボーダー、客単価の上昇
 無料でも見られるインストアイベントに関してはもう限界が見えているよう感じます。
 集客力の上昇と客単価の上昇で特典会の運営に時間的な限界が来ている。

 優先券とはイベントの優先入場に必要な券で、
 以前はクローズドの会場で(参加券として)のみ発行される場合も多かったが、
 現在では優先エリアという形でほぼ全イベントで導入されている。
 この優先権を入手するために早朝から行列を作ることになる。

 これまでも新規参入のファンが増えた時期はどうしても優先券のボーダーが
 上がりがちだったが、現在は人が増え続けているので、優先エリアの規模等会場によって
 上下はあるものの、入手自体がかなり大変になっている。

・新規と古参、駆け込み需要
 今流入しているファンの多くは他のアイドル経由で来ており、
 その中でもももクロから流れてくる人が多いと思われ、所謂モノノフ期からファンにとっては
 ツーショット撮影が可能な初めてのアイドルとなっている可能性が高く、
 ももクロでできなかったことをここでという感じが良く見られている。
 エビ中の特典会はできる限り続けたいとは言われているが、既に限界が見えているのも確かで
 新規参入のファンにとっては今が駆け込み需要の時期なのかという風に思われます。

 新規と古参の間の軋轢みたいなものは実際にはそれほど大きくはなく、
 その理由は新規参入ファンの流入量があまりにも多く、一気に空気が変わったためで
 対現場へコミットしようとする人の数が少ないからと思われる。
 対現場、対新規ファンに力を使うよりも、対メンバーへという力の流れになっているのではと推測される。
 実際有名になっても特にいいことはほとんどないという考え方が多くを占めているのでは?と考えられる。

・ユニット曲
 これまではカバー曲で何度か行われてきたユニットが、オリジナルの新曲で行われるようになった。
 これはメジャー流通でCD/DVD/BD化をする上での権利等を考えるとこうせざるおえないという部分と、
 メジャー化により環境が整ってきたことが理由としてあげられると思われる。

 生誕イベントのソロ曲についてはカバー曲で行われている(青年館の安本彩花を除く)

エビ中らしさ、芝居と歌、演出への批判
 演出への批判に関しては、好き嫌いの主観の問題なので
 内容の出来不出来とはあまり関係ないのかなという風に思います。
 それぞれの持つエビ中感の違いなので。

 新たな試みとしてのミュージカル(6月キネマ倶楽部)に感じた学芸会感が
 個人的には少ない時間で出来上がったものとしては、台本はともかく面白かったし、
 非常に良かった、そしてメンバーの未来が見えるイベントだったように思うので、
 今後も続けてやってもらえたらと思う。

 そもそも女優を目指しているメンバーも多く、母体となる3BJrのイベントで以前は
 ちょっとしたお芝居を含むことが多く、エビ中に関しても、「りかおとれいにゃん」における
 演劇的要素、どしゃぶりリグレットで展開されるモノローグ等を含めた学芸会感を
 求めている客層が減った(総数ではなく割合で)ということなのだろうか。
 歌う、踊る、喋る以外にも大きな魅力があるグループなので、可能性を狭めるような形には
 ならないでほしいなと思っています。