「もっと走れっ!!と私」
途中にコントというか、セリフが入るのはどしゃぶり以来の感じでしょうか、こちらは完全にコメディですが。
白組放送委員と紅組放送委のやりとらないやりとり、バックに流れるのは「天国と地獄」、こういう引用が多かった季節のような気もします。権利フリーというか。
ペラペラだった*1件の初期赤セーラー期*2、チェックのスカートとブラウスだったどしゃぶり*3→ティッシュ*4期、そして校長の脳内を具現化した白いワンピースを経て、とうとう衣装にジャケットが、ジャンバースカート、ニーハイ、そしてパイピングジャケットで、豪華になった気がしたあの頃でした。
当時、シングルCDの値段が、1枚1200円になる風潮があって、これまで2曲入りだったところが、ここから3曲入りになったワケですが、そのまま据え置きで1枚1000円だったのでだいぶ喜んでいたような気がします。
9月のMEGAWEBが初披露だったようなんですが、この3か月後には宮崎れいながいなくなるなんて思ってもみないですよね。
とはいえ、初披露の時にれいなが退場*5してたっていうのが、後から考えると何かを物語っていたのかもしれません。（たぶん物語っていません）
はじめて聴いた時は、このシングルの3曲が全部セットリストに入っていたわけですが、どれもこれもちょっとおふざけが効いていたので、逆に日和ってるかなと個人的には思っていたようです。（そんな言霊がありました）
とはいえ、ティッシュ→ゴーストよりは全体的に良かった気はします。
夏以降の3～4か月の楽しさはちょっと異常で、O-EASTでの初ワンマンライブ*6と後夜祭、柏の葉や大宮LOFTの定番会場でのイベント、そして大阪初遠征*7とかなりの盛り上がりを感じていました。
この流れの初ワンマンで「イッショウトモダチ」が初披露されていたのは、何かを物語っていたのかもしれません。（これも、たぶん物語っていません）「イッショウトモダチ」については、また別の機会に。
初の大阪遠征から戻って、1か月ぶりの東京でのイベント*8で、宮崎れいな突然の転校が発表されます。
この日は寒くて、瑞季が死にかけていたこともあり、非常に印象深いというかなんというか、大阪は安本さんが病欠だったので、久しぶりにみんな揃ってっていう感じだったのに……。
「もっと走れ!!」というとこのあたりの記憶とセットで思い出される感じがあります。
転校発表から約1か月後の年末、平日MEGAWEB2DAYSの初日、れいなは転校していきました。そして翌日に9人体制初ライブ*9っていう、今に続く感じを見せたのもこの頃でした。
好事魔多し、これがエビ中だなっていう感じ。
でも、楽しかったらすぐ忘れちゃうんですよね……。
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もっと走れっ!!
作詞・作曲・編曲：前山田健一
Chorus：廣田あいか・柏木ひなた
収録： もっと走れっ!! （M01）
発売：2011年10月5日
型番：SDMC-0024
※2019年4月現在絶版「エビ中の絶盤ベスト～おわらない青春～」に収録
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- アーティスト:私立恵比寿中学
- 発売日: 2012/11/21
- メディア: CD
- 発売日: 2014/04/08
- メディア: MP3 ダウンロード
