ちょっといいたいだけ

主に私立恵比寿中学とukka(ex:桜エビ~ず)について書いています。

20190217 私立恵比寿中学「秘密結社★ブラックタイガー会員限定イベント」(1部/2部)パシフィコ横浜 国立大ホール

横浜12時開演は早すぎますね。
おはようございます、パシフィコ横浜のFCイベントに行って参りました。

いつものことではありますが、物販で特に買うものもなかったので焦ることもありませんでしたが、到着は開場後になりました。寒いですし、外で待ちたくないですしね。

普段仕事に向かうのとさほど変わらない時間に家を出て、遠征気分で電車に揺られて参ります。流石に行き慣れた場所ではあるんですが、何度行っても遠いものは遠いですね。
さて、到着したら開場済みでしたが、まだ入場列は残っていてそのまま列に並んで入場しました。

いつも着席指定なので、席はだいたい同じような場所になるんですが、これまでは結構上手が多かった気がしますが、今回は1部2部共に下手寄りでした。
会場内では校長のカラオケが今年も流れてました、新曲は無かったように思います。お子さん生まれてそれどころじゃないですよね。おめでとうございます。

さて、ステージ上には二段積みのケーキのような丸テーブル、上には電飾、上手袖にはこれまでのイベントロゴをあしらったパネルとスタンディングテーブル。パネルの前に露出度高めの女性と初老の男性。
この日No.1露出度を誇ったこの女性は、スターダストプロモーションスターダストプラネット私立恵比寿中学マネージャーの隅内さん。男性の方は、アプリコットの旅仲間としてもお馴染み*1の、ヘアメイク・KIND www.hair-kind.co.jp/ の飛田(ひだ)さん。言われてみれば、ロビーの物販に「カインド」って書かれた幟が立っていて、カインドとは?と思ってました。
MCがステージから、一人ずつメンバーを呼び込む形でイベント開始です。1部の衣装は生誕ソロ衣装です。

出席番号順に真山さんから、1階の通路に登場、一言コメントして客席の間を通り抜けてステージへ。2階席の不平等を感じています。
椅子に座って見るということは、確定でステージから遠く、メンバーが近くに来ることもないという事も含んでいるのでしょう。

そして、安本さんに続いて、星名さんの登場でひと際大きい歓声。星名さん、この時点で涙ぐんでいました。柏木さん、かほちゃん、りこちゃんと入場しましたが、りこちゃんは大概何言ってるか分かりませんでした(伏線)。
全員がステージに上がって、星名さんから挨拶、出れるのは1曲だけですが、とはいえ今日は出らることへの喜び、感謝を伝えていました。みんなは大変だったと思うけど…みたいなことを言ったところで、ネタバレになりそうだからと真山さんに止められていました。まあ星名さんでした。
壇上のテーブルには椅子も6個あったので、ステージ上で見てる感じなのかなと思っていましたが、ここで一旦、星名さん退場。
そして、リクエストランキングをカウントダウン形式で、ということで本編のスタートです。

最初のブロック5曲が、ランキング10位~6位。
10位「イイトモ」は、何故かあまりやらない曲*2なので、はじまってなるほどーと思いました。一昨年のちゅうおんで、この曲好きだけど、誰のカバーだっけ?と思って聴いた曲です。
9位の「なにがなんでも」はリクエストの投票をした曲でした。こんな機会じゃないと聴けないでしょうし、自分がエビ中に興味を持ったきっかけの曲だから、聴けて良かったです。
8位「YELL」は普段からよく聴くような……と思いましたが、平成の「ロック・リー」だと思うので、仕方ないです。 *3
7位「きっとインフィニティー!」も年1ではやっているのでは?っていうか大箱でやっているし、そんなにこれ聴きたいかな……となりましたが、「なにがなんでも」を聴きたい人よりも多いので、これが民意です。
6位「イート・ザ・大目玉」カッコいいから聴きたいけど、星名さんがいる時の方が良かったね。クリスマスの時もそうだった気がしますが、
この曲、星名さんパートの多くを真山さんがカバーしてるので、個人的には悪くないんですが、ハモパートはいつもの組み合わせで見たいですよね。

MCで真山さんが「なにがなんでも」に触れて、理事長が決めて歌った曲だから、今日は個人的に呼んだと言ってました。当時小中学生の私たちには「バリシブイ」曲だったから、歌詞を変えているから「エビ中Ver」だっていう話もしてましたね。
次のブロックはユニット曲のシャッフルカバーコーナー。過去のユニット曲であまり披露されていない曲を、メンバーシャッフルしてカバーするという企画。FCイベントらしいですねって何回も言ってましたね。

トリオザインフルエンザ*4の「そろそろくるぞ」を真山、中山で。当時の柏木さんの高音パートを真山さんが裏声でやってて、これは大変そうだなと思っていましたが、ONBUのところで、りこちゃんが真山さんを背中に載せる時の声にならない声
みたいなものも大変そうだなと思ったので、痛み分けです。途中インフルエンザで休んでないけど?と真山さんが言ってましたが、鉄人アピールご苦労様です。
Micro Mix Mountain*5の「宇宙戦争宣戦布告」は安本、柏木で「はい、はい、仰せのままに」が2人ともどうしても面白かったらしく、半分くらいは笑ってましたね。
スターナッツ*6の「for you」は、かほりこで。オリジナルと同様、やかんを持ってましたが、若干サイズが小さかったような。相変わらず聴くと、カップ焼きそばは焼いてないけど、茹でてもいないよなって思ってしまいますね。去年のクリスマス大学芸会のVTRが伏線なのか?
狂騒と緊迫*7の「アパレルダーV」は、柏木、小林で。この曲、歌詞こそまあふざけてるとは思いますけど、良い曲だと思うんですよね。この時*8の時のユニット曲の中では一番好きでしたね。とはいえライブで聴く機会があるとは思っていませんでした。
「一番似合うのは制服だ、今のうちに着ておけ、コスプレになる前に」の件で、柏木さんが「もうコスプレだよ!」って言ってました。
おひたし*9の「光年の愛」は、真山、安本で。歌えるお二人なので、安定してましたね。

続いてはランダムソロコーナー。まずは歌唱順を決めるジャンケンから、勝った人から歌います。最初はグーなのかを討論していましたが、「最初はグー以外ある?」という発言に対して、確かりこちゃんが「最初はチョキ!」と言ったら、真山さんが真顔で「じゃあ、一番最後ね」というと、安本さんが、そんなどうでもいいことで怒るなよ、みたいな感じで話を止めてジャンケンへ。歌唱順は、中山→柏木→安本→小林→真山となりました。

歌唱順が決まると、それぞれ歌唱前に袖に下がって、バズーカを持って来て、サインボールを客席に撃ち込み撃たれた人が(お品書きから)選曲する(自分のソロはNG)というランダム要素にランダム要素を重ねた試み。(パスが1回だけ使える)当然当たりませんでしたが、これに関してはバズーカの性能が良いので3階席から1階まで満遍なく選ばれていたように思います。
真山さんは手で投げてましたけど。

りこちゃんは「コミックガール」、廣田さん転校後、フィーチャー曲という扱いになったようで、これは歌っても良いのか?みたいな話になりましたが、結局はセーフとなって本人歌いたかったというコミックガールで落ち着きました。ランダムなので歌詞カードが用意されます。
柏木さんは「君のままで」、安本フェイクとかもやってたように思います。安定。
安本さんは「藍色のMonday」、結構振りもやっていて非常に可愛い仕上がりだったかと思います。
かほちゃんは「Liar Mask」、これは生誕の時にやっているからやった方が良いのか悪いのかみたいな話になったんですが、結局はやる事になって、途中で「真山凄すぎない?」って感想を漏らしていました。生誕の時よりも出来が悪かった様子で、生誕ではちゃんとできるように
練習していたので今日はすいませんみたいな感じでした。
真山さんは「またあえるかな」はこれまた安定。上記の通り、真山さんだけバズーカは持ってきたものの、結局使わずにサインボールは手で投げました。
飛田さんいじりのMCを挟んで、ランキングに戻ります。

5位「パクチー」は、確か去年のエビマニでやった時に、6人でパート割直して難易度が高かったのがリハよりも本番で成功してドヤってた(星名さんが)イメージが強いので、6人のパート割があるのを見たいなって思いました。それにエビマニ以降、結構やってますよね。
4位「Another Day」はエビマニ以来で、それ以前も長い間やってないので票が集まるのは分かる気がしました。
3位「PLAYBACK」は投票した曲のひとつ、自分は2部に投票したかな。当時、ダンスの難易度が高くて上手くいくかどうかで成長の度合いが
計れる曲になるんじゃないかっていう話だった気がしますが、結局あまりやらない曲になってしまったので、折角だから聴きたかったし、見たかったです、良かった。
2位「エビ中出席番号の歌 その2」これについては、はじまった時にどういう仕上がりになるのかなと頭がグルっと回りましたが、6人版にエディットされて、星名さんパートは5人で歌っていました。2人毎に間奏が入るの短い!って思いました。あなたとりこさくらんぼー。
1位「いつかのメイドインジャピャ~ン」はホントに?ってなりましたが、民意であれば仕方ありません。今回はくっつきブンブン版のパート割からエビ中版のパート割になって歌パートが割り振られたということで、りこちゃんが、バックダンサーみたいに踊らされていたと漏らしていましたが、みんなでできるようになったということで良かったのかなとも思いました。こういう機会でもなければパートの割り直しなんかもないでしょうし。

ランキングの発表が終って「曇天」の初披露というところで、暗転した中で星名さん登場で初披露に参加。
曲自体はピンときてないところありましたが、振付けが面白いというか、振付とパントマイムが半々くらいの感じで、途中で全員一人ずつメインで踊る結構長いパートがあって、見所のある感じになっていました。初見ではソロダンスのパートがある人がいるなと思いましたが、2部で見たら全員ソロダンスパートがありました。
seesaawiki.jp

1部の飛田さんの謎のMC起用は、真山さん愛用のアイドルの為のシャンプーの告知(即売)の為だということが分かってズッコケるのとともに、普段ただただ適当に喋ってる面白いおじさんには進行台本があるようなものをやらせてはいけないということがよく分かりましたよね?
次は無いぞ。

1部が終って、パシフィコのアネックスでWi-Fi拾って、コンビニでなんか買って軽く食事でもと思いましたが、展示ホール側ではNMBのイベントが行われており、コンビニの商品は壊滅、乾き物しかないレベルだったので、お菓子とシュークリームを食べました。
中華まんは蒸し器にパンパンに詰まってましたが、全部蒸し中でした。

1時間くらい無銭Wi-Fiでインターネットを楽しんだり、モバブで充電したりして開場時間近くになったので、パシフィコの大ホールに戻ると、ロビー開場していました。今までこんなルールありましたっけ?寒かったので、そのまま入場してロビーで開場時間を待ちました。それまで気づいてなかったんですが、大ホールの方でも、ロビーならWi-Fiが拾えるということが分かった*10ので、今後のパシフィコライフに大きな変化が訪れそうです。そんなに行くことはありませんが。

2部の開演です。
暗転からMCが出てきて、飛田さん痩せたなと思ったら、隅内さんと出てきた1部のMCは初代A&R担当の松井さんでした。DJタミフル

2部はお気に入りの過去衣装ということで、真山さんがYELLのMV衣装、安本さんが今回のイベントTシャツ、星名さんが、当日着られなかった大学芸会2日目で盛り上がり、柏木さんがインフルで着られなかった放送部公録のオーバーオール、かほちゃんが2018春ツアーの赤白、りこちゃんがファミえん18 DAY1の赤白でした。
ステージ上でに集まったところで、星名さんの挨拶。
2部も同様参加は1曲だけだけど、ずっと見れる席から見てるからということで、退場しようとしたところで松井さんいじりの為に戻ってきたりもしてましたね。
松井さんはとにかく受け答えが適当に聞こえる。良い意味でも悪い意味でも。

1部同様、リクエストランキングの発表からスタートです。
10位が「梅」で、1部とは違うランキングなんだなーと思いました。別に受け付けたんだからそれはそうか、という感情だけでした。この曲に投票した人が5000人中10番目に多いんだという現実に悲しくなりながらも、私以外の4999人はこの曲が好きなんだから仕方ないなと思いました。なっちゃんいなくなって見るところもないまま5年か。*11
9位「日進月歩」初披露から1年半、やっと音源になる*12と思うと、感慨深いですねっていうところで、これで何の曲だっけ?ってならないですね。たぶん。
8位「どしゃぶりリグレット」この時期のどしゃぶりは「みんなごめんね」を思い出しますね。
7位「大爆発NO.1」これホント案件ですけど、1部のなになんよりも順位が上なのに驚きました。この曲見たのはたぶん4、5回目です。
6位「春休みモラトリアム中学生」、これはこれでたまにやってるんじゃない?と思いましたが、りこちゃんがしくじってからちょっとの間バタバタになってましたが、1部終わりの出口でHEREのチラシとか配ってるから、疑惑が深まりますよね。2部の終わりでも配ってましたが。

一旦テーブルに座って休憩MCでは、エビ中の生き字引であるところの真山さんが「大爆発NO.1」の話をしていました。
それで確かここで、安本さんがイベントTから、めざまし軽部T(ピンク)に生着替えをしました。暑かったから早く脱ぎたかったですと。2017年めざましライブのコーディネートです。

続くユニットシャッフルのコーナーは、基本的に1部と同じでしたが、トリオザインフルエンザの「そろそろくるぞ」にDJタミフルが参加するという感動がありました。打倒インフルエンザ―!松井さんも踊ってたよ。
2部の「アパレルダーV」の「一番似合うのは制服だ、今のうちに着ておけ、コスプレになる前に」の件は、柏木さんが「(かほちゃんも)あと1か月だろ!」って言ってました。

ランダムソロコーナーの歌唱順は、 中山→柏木→小林→真山→安本となりました。ほぼ一緒。

2部もトップバッターのりこちゃんですが、リクエストは「感情電車」、これはヤバいどうしようとなって、パスを使うかどうか、第2候補を聞くと「春の嵐」ということで、歌えるかどうか分からない曲と歌えない曲が候補になったので、第1候補をパスせず「感情電車」を歌いました。これが全然良かったので、なんでそんなに自信なさげに狼狽してたのかと思いました。「その空ー」も伸びてた。
柏木さんは「キミに39」、音響室だか調光室だかで見ていた星名さんに向けて歌っていました。
かほちゃんは「またあえるかな」をリクエストされて、1部と同様、エビネギFinalで歌ったので聴いたことある人が多いかな?ということでパスをするか迷った結果、リクエストした人が見ていないということで、決定。ほんわかと歌いました。最後に星名さんが言ってましたが、想像通りに良かった。
真山さんへのリクエストは「メンバーにお任せ」を選ばれた結果、リクエストした人の友達に選ばせようみたいになったので、結局はもう一度選曲して「制服"報連相″ファンク」に。真山さんは「じゃあファンクするか」と言って歌いはじめてました。
ソロコーナーのトリになった安本さんが、バズーカを取りに行っている時に円卓で柏木さんが、「あやちゃん、これ選ばれたらやだなって言ってたよ」と、円卓の上に置かれた歌詞のカンペを見ていた*13んですが、選ばれたのが、その「Fantastic Baby Love」で大ウケ。「私はパスはしない」ということで歌ったんですが、ちゃんと聴いておけば良かった……と漏らしたくらいに酷い!知らない曲をカラオケで歌っている状態と評している人がいましたが、まさにそれで、面白いんだけどこれはいけませんなと思いました。柏木さんに「私はあやちゃんの曲聴いてるのにな……」と言われる始末。今日は件の安本さんちのお父さんも見に来てるということで、これは怒られるなと言っていました。そりゃ怒られるよ。

さて、盛り上がったソロコーナーも終わって、ランキングに戻ります。

5位「PLAYBACK」、1部でやった曲はやらないのかなと思ってたのでちょっと驚きましたが、単純に見たい人が多かったんですね。
4位「約束」ちょっと意外ですけど、皆さん転校に絡まない「約束」を聴きたいっていうことでしょうか。
イレギュラー転校が続いたのでそもそも歌われる機会も無かったわけですが。エビマニ以外だと安本さんが生誕で歌ってたんですかね。
3位「パクチー」、2位「出席番号の歌」、1位「じゃぴゃ~ん」で、ベスト5は選曲的には1部とほぼ同じになりました。意外。

そして、最後に星名さん参加で「曇天」を披露してFCイベントは終了です。

最後に星名さんがそれぞれのソロの感想と、エビ中のライブが見たいという夢があったけど叶ったという話、そしてライブを見てエビ中を応援したくなる気持ちが分かった気がしたそうです。いつもとは違う視点からエビ中のライブを見ることができて、良かったと言っていました。無駄な事なんて何もないな。
seesaawiki.jp

1部、2部ともイベント終盤でキャノン演出があったんですが、放たれた銀テープは、目の前数メートルのところで失速してキラキラと降っていきました。2階席には多分届いていなかった。そこにそこまでの執着もないので、綺麗だなと思いながら眺めていました。でも、これ不平等だな。
最後に安本さんが秘密結社らしいことになったな!みたいな話をしていましたが、何の話だったか思い出せません。
さて、1部と2部で2ポーズの肩出し衣装を用意していた、隅内さんの間を怖がらない司会ぶり、意外とすごかったです。

2月、パシフィコ、青い空。
あの日のことを上書きできる1日になっただろうか。
上書きする必要なんてないんだけど、悲しい1日のことを思い出すより楽しかった日々を思い出した方が健全だなって思っただけです。
1月のエビネギと、2月のFCイベントであの時狂った時計が正しく時を刻み始めたかなっていう気がします。
本当なら、3月にはシアターシュリンプでもって思いましたが、地上波ドラマが決まったので、それでいいかな。

10年目のエビ中、今年は何回見に行けるかなー。
春ツアーは1か所も行けません。

以上です。

____
20190220
2部のかほちゃんソロの「またあえるかな」は生誕じゃなくて、エビネギFinalで歌っていたので修正

____
20190217
私立恵比寿中学
「秘密結社★ブラックタイガー会員限定イベント」
パシフィコ横浜 国立大ホール

ここから(特典なし) [Blu-ray]

ここから(特典なし) [Blu-ray]

  • 発売日: 2018/12/19
  • メディア: Blu-ray

*1:ももクロChan テレビ朝日2015年11月18日放送分

*2:過去最低の売り上げ枚数だったCDのカップリングだからでしょうか……

*3:ロック・リーも平成です

*4:松野、柏木、DJタミフル

*5:真山、小林

*6:杏野、星名

*7:松野、中山

*8:2015年さいたま

*9:廣田、柏木

*10:2回客席には電波がありませんでした

*11:苦手な曲なので、杏野さん在籍時はその長い手足が動くのをずっと見ていました

*12:MUSiCの発売時には初披露から1年9か月

*13:客席からは当然見えてません

20190211 桜エビ~ず「初!東名阪ツアー!~2019年は全国的に桜エビが開花するでしょう~」(初日 1部/2部)恵比寿 The Garden Room

さて、初の東名阪ツアーだよ、桜エビ~ずを見に恵比寿に行ってきました。
恵比寿、久しぶり~って毎回言ってるような気がするんですけど、この前は何で行ったのか思い出せません。
流石にサブ主総会以来ってことは無いような気もしますが、全く思い出せないのでまあそれでいいでしょう。

かなり昔に恵比寿で1年くらい働いていたことがあったんですが、当時から特に恵比寿で何をするってわけでもなかったので、久しぶりだなって思う以外の感情があまりない街です。

さて、事前物販を買うつもりが無かった私は、10時半くらいに到着すればいいかしらと思って、電車に乗ったところで、何時からでしたっけ?とインターネットで検索をはじめましたところ、開演が11時半と書かれていたので、アレ?開場は?1時間前?となって、俄然焦りましたが、開場は11時だったので胸をなでおろしました。
そんなワケで、恵比寿に到着。チケットを受け取って入場待機列に。

恵比寿自体が前にいつ来たのかって話でしたが、恵比寿The Garden Roomに至っては、来たのは覚えてるけどいつだったのかって感じだったので検索しましたところ、22年前でした。*1

待機列、死ぬほど寒いなと思いましたが、そこそこの番号ですので、呼び出しがはじまってしまえばそこそこには入れましたのでまだマシかなと。
それにチケットを譲って貰った人なんかと並んでたので、孤独死もせずに済みました。普段は孤独感に苛まれています。

入場して、ドリンク交換。フロアに入ると、思ったよりも全然広かったですね。これが500人動員をするスペース(ルーム)か……。そして、下手寄り3~4列目あたりに潜り込んで
1部のポジションを確保しました。

客入れのBGMもうっすらは聴いていましたが、特にこれといった傾向は無かったように思いますので、今回もみんなで選んだ曲なのかなと思いました。

さて、開場から開演が30分だと、待ち時間も短くていいですね。BGMのボリュームが上がって、落ちて暗転。

暗転のまま一人で入場、センターにに立つ人の衣装は件のアレ。
もあちゃんの生誕ソロ「サイレントマジョリティー」からスタート。去年は見れなかったので、今年見れてありがたい。これはありがたみがあります。*2
とはいえ、去年と同じであるのならば、この曲は多人数でパフォーマンスされるという前提というか、パートが割られている曲なので、一人だとかなりの部分で歌われるべき場所が歌われないので、これには対処する必要があるのでは?と思ってしまいました。
最後のサビからアウトロのところで、メンバーが登場してダンスを踊るという演出は良いですが、歌詞が掛け合いになっている部分が一方通行なのが気になってしまったなという。
全く出来であるとかなんであるとかに関係ないところで引っ掛かってしまいました。もうやらないなら特に気にしません。

そして、もあちゃんが歌い出しを担当した「Believe」で「おおっ!」となりましたね。
「灼熱とアイスクリーム」は去年の夏一番イイ曲だったから、冬でもやっていただいて構いませんよという気持ち。

自己紹介と1部完売のMCを挟んで、「僕らのハジマリ」、「初恋模様」と懐かしい曲。これはこれで今の桜エビではやらない曲だなって思うので、過去の資産は偉大です、過去の曲なら初出の時に戻れるので。

自己紹介の時に桜井さんが「猪突猛進で」みたいな話をしていたので、猪突猛進があるのかなって思たんですが、自家製の方のファンクで「お年頃distance」でした。そして、みんな大好き「タリルリラ」。

MCでは、これまでもあちゃんの歌パートがなかった初期の楽曲*3のパートを生誕ということで歌うことになって、歌いたいパートを選んだりしたとのこと。*4水春さんは「6人になってもパート変更が無かったけど、もあちゃん全部歌えるから一緒に歌えて良かった」というようなことを言ってましたね。
ちなみに、もあちゃんが歌いたかったパートは 「初恋模様」の桜井さんのパートだったそうです。

MC明け、「ワナビー」と「オスグッド」という、耐える時間帯を乗り越えると、「急なロマンティック」で楽しくなり、ワンマンでしか聴けない曲こと「Magik Melody」は最高。
まあアウェイでやる必要もないかとは思いますが、これも他で聴けないタイプの曲かなっていう感じもあるので、バランスの良い時には短いセトリでもやっても良いのにと思いました。ワンマンならマストでしょう?というのは、一部地域の感想でしょうか。

MCでは恵比寿初上陸(事務所があるので良く来てるのに)という話。そして、桜井さん発の「ルーム」いじりで盛り上がり。ライブハウスとホールの間の会場規模の概念として、桜井さんの中では「ルーム」があり、「ルーム」ならできること等が思いつくそうで、リハの時に「ルームだったら、こんなことやってもいいんじゃない?」とか提案してきたりした*5そうで。水春さんは「ルームってどういう基準なのかわからない」というようなことを言っていました。

桜井さん曰く「だって、ここルームですよ?」です。

臭くて汚いライブハウスじゃなくて、「ルーム」なので、楽屋は明るくて自撮りが捗る*6し、全身の映る鏡もあるし、ホントにアイドルはライブハウスとかでやってる場合じゃないよ。*7

いよいよ会場が地上になったから、「もう地下アイドルとは言わせない」みたいな話をしていましたが、スタダなんだから余計なこと言わなくても良いのになって思いました。

「グラジェネ」は川瀬さんの「まるでブルーベリー」が聴けるので非常に重要な曲というか、そこが好きすぎるんですよね。川瀬さんのパフォーマンスが桜エビの核だと思っていますので。

「おねがいよ」は何度か見て行くうちに、振付けがとてもいいなと思うようになりました。この曲、桜井さんの落ちサビが好きなんですが、今回は70点くらいだった気がします。
なんだろう、上手くなってほしいワケでもないんですが、味が残ったまま上手くまとまると凄く良いというか、可愛いパートなんですよね。最後のまとまりがあまり良くなかった。

「まわるまわるまわる」で件の呪文が唱えられるようなってるし、「リンドバーグ」もかなりうるさくなってる気がしますが、楽曲の力があるのでまだ耐えられる感じでしょうか。個人的には非常に遺憾です。

これで本編終了。

アンコールは「キラキラ」から、この曲なんかに似ているとうか、曲が何かに似ているというよりも、醸し出す雰囲気というかなんというかが何かに似てるって思うんですよね。
まあその答えが出てないんですが。

もあちゃんの生誕挨拶では、今回、去年と同じ「サイレントマジョリティー」を選曲したのは、去年も見てくれた人もいると思うので、2018年で成長できたところを、同じ曲をやることで見せられると思った。
抱負は「桜エビといえば、芹澤もあ」と言われるように、もっと目立ちたい、その為には自分からいろいろやっていきたい。みたいなことを言ってらっしゃいました。

そして「今の私の気分です」みたいな、もあちゃんの一言から、「帰れない!」で終了。
この曲はオケがローファイ?っていうか雰囲気モノだと思うんですが、この日の音響だとあんまりよく聴こえてなかったかなっていう気がしました。あとライブと音源の空気感が全然違ってる感じがしました。

もあちゃんの成長については、水春さんが(加入当時?)「握手しないこととかあったもんね」と若干のアレを出してきたりしていましたね。

どうせなら「リンドバーグ」か「まわるまわるまわる」を本編とアンコールの最後に振ってしまえば、と思いがちなんですが、「帰れない!」で終わるのもまたいいなっていう感じですね。おじさんは終わらない青春に憧れがあるので、そいういうことです。
seesaawiki.jp
2部までの間は食事をしたり川柳を書いたりして過ごしました。

開場時間の直前に待機列に向かいました、寒いので待てないです。1部より若干後ろの番号で入場しましたが、引き続きそこそこの番号なのでそこそこに入場して、また下手寄りで5~6列目くらいに。

微妙に斜めに入ってくる人が隣にいたので、脇腹に肘がちょいちょい入ってきていて前に行くか後ろに行くかしてくださいと思っていました。最終的に反対側にも2列前くらいにいた人がフリコピとケチャをしながら隙間を欲して後ろに下がってきていて、両サイドから人に迫られる感じになりましたが、視界はそこまで悪くなかったので我慢しました。押し返しそうになりましたが。

2部は新衣装*8、そして「急なロマンティック」から。アレ?さっきも聴いたなと思いましたが、好きなので良いです。曲数増えたから色んな曲をやればいいのにとは思いますけど。

「こころ予報」「オスグッド」は序盤から耐える時間帯だな、と思いましたが、「オスグッド」の曲自体はそんなに嫌いじゃない。
歌詞とかうるさいのとかは苦手なので、プラマイでいうとマイの方に針が振れちゃうなっていう。「こころ予報」は毎回あんまり印象に残らないのでそんなに入り込んでないんだろうなと思います。

最初のMC、今回は自己紹介ではなく他己紹介で。紹介されるのがいつものMC順で、紹介する人は飛び飛び。

桜井さんを紹介した川瀬さん曰く、元々*9は一番年下で末っ子甘えん坊キャラだったが、MCなど成長をしているということを言っていたけど、甘えん坊はキャラじゃないからと何故かそこを否定していた。

川瀬さんを紹介したのは水春さん、アイドル力がすごいけど、普段はゴリゴリ(ゴリゴリとは?)、ギャップがあるので矛盾人間と呼んでいるとのこと。

もあちゃんを紹介するのは茜空さん、タピオカを買うために8分走ることができるとか、言ってましたがどんどんホメ殺しみたいな感じになって、最終的にはもあちゃんだけ見てればいいから!ってなっててちょっと行き過ぎているなと思いました。
曲中の表情が良いから、灼熱(とアイスクリーム)とか表情を見てほしい、(目を泳がせて)あるかどうかわかんないけど、って言ってましたが、2部のセトリにはありませんでした。*10

茜空さんを紹介した村星さんは、やっぱりコメントにエッジがあるというか面白い。
オンオフが激しいところがある、曲中の表情の表現が素晴らしい、ダンスに見とれてしまう。普通に舞台上でオンオフの話をしちゃうところが村星さんの村星さんたるところだよなって思いました。

村星さんを紹介するのは桜井さん、埼玉コネクションの2人は帰りの電車が良く一緒になるので悩みを聞いてもらっている。
「この子、年上なんですけど…見た目はモデルさんみたい、桜エビのモデルじゃないですか」っていう言い方が桜井さんだなって思いました。村星さんは努力の人、それはよく分かるなって思います。私はあまりブログは読まないんですが、たまたま食事をしている時に村星さんのブログの話になって興味深い分析を聴いたので、ブログを読んでも努力していることが分かるっていうのが、変に面白く聞こえてしまいましたが、努力の人だと思います。

水春さんはもあちゃんが紹介。「水春ちゃんは19歳です」っていうのが若干ウケてたけど、ここまでの人は学年と年齢を言ってたので、水春さんは社会人だから、中途半端な感じになったんだよなって思いました。水春さんは面白い人だけどステージ上と下で面白さが違う、Instagramとか面白いでしょ?という話でした。
最終的に水春さんが、もあちゃんが面白いって言ってるから、みんなInstagramフォローしろってことだよねと切り返してましたね。

長くなったのでサクサク行きたいと思いますが、「360°シューティングガール」、「お年頃distance」の流れから、「Magik Melody」で空気を捻じ曲げて「嘘とライラック」で、うひゃー!ってなりましたね。

「嘘とライラック」CD-R時代で一番良い曲だと思うので、これからもやってほしいですね。

MCで川柳コーナー、箸にも棒にもでしたので自分の力不足を痛感しました。大喜利力をもっと磨きたいと思いました。選ばれた方々おめでとうございます。

MC終わりに水春さんが「ライブは後半ですが、まだまだこのままじゃ…帰れない!」からの「帰れない!」。このパターン良いのではないでしょうか。

「おねがいよ」もそうなんですけど、イントロ強い曲が好きなんですが、桜エビはイントロ強い曲が多い。ということで好きな曲が多くなるんでしょうね。曲の頭で「これこれ!」ってなる曲が多いのは、良いと思います。

「グラジェネ」、「まるでブルーベリー」が好きだからそればっかりの話をしますけど、その手前の桜井さんのパートがあってこそなので、曲の構成が良い。

「Believe」は初期桜エビを体現する曲なので、大事に使われているなという風に思います。あの時の桜エビにこれをやらせた人は偉いと思います。全く売れセンでもないし。

短いMC*11を挟んで「ワナビー」「タリルリラ」の皆さんお楽しみの曲の後は「まわるまわるまわる」で、(曲数的に)本編最後はなんだろうってなるんですけど、最後は「キラキラ」でした。

「キラキラ」で終わるの、ちょっと重たいなー。なんで最後の曲の前に「まわる」なのかなーとか思いましたが、安直なセットリストを避けているのかもしれません。

アンコールは「わたしロマンス」から。
1部も2部もアンコールは1曲目のイントロが流れてメンバーがステージに上がってくるという感じだったんですが、これは演出かなって思いましたが、キッカケミスだと思う人も
いたみたいなので、そうなると上手くいってなかったのかなってなりますね。

物販の説明、写真撮影の後、最後の曲は「リンドバーグ」。

正直「リンドバーグ」をアンコールの最後に持ってくるのは、ちょっと引っ張り過ぎなのでは?という感じもあります。とはいえ、おいしいものは最後にとっておきたい気持ちもわかります。

最後に藤井さんが出てきて、ツアーの追加公演で仙台が決まったという話をしに出てきました。
東北産の橘花怜ちゃんが会場にいるのを水春さんに耳打ちして、水春さんが「花怜くん、やったよ!」って言ってました。

「東名阪仙だ」という話になりましたが、阪仙(ハンセン)と聞いてしまったので、頭の中ではサンライズ*12がグルグル回っていました。最後、ハケる時に水春さん涙ぐんでましたが、どこに?と思いましたが、それは他人がどうこう言うことではございません。

ちなみに、1部でもあちゃんが歌っていたパートは、元のパート割に戻っていたと思います。
seesaawiki.jp
川瀬さんのInstagramによると、1部はもあちゃん、2部は藤井さんの作ったセットリストだったのとのこと。

1部は配信曲を全部やって、2部はサブスク漏れしてる曲を多めにやるっていうあたりがセットリスト作成者の個性が出てるというか、藤井さん「わたしロマンス」好きだよね。

基本、曲間の暗転があまりない演出*13なので、MCに入る時だけ暗転するのがちょっと面白くなってきました。
でもこれがあるので、曲間が短くて疾走感があって良い気がします。

今回はもあちゃんの生誕ソロ以外のカバーがありませんでしたが、初のツアーでカバー入れるのはどうかなっていうのもあるかも知れないですけど、カバーを入れても良いんじゃないかなって思いました。まあ東京開催に関してはですが。

東京は500キャパの「ルーム」を昼夜完売にして、動員が1000人になったという言い方をしていましたが、延べ人数でっていう話はややこしくなるのであんまりオススメしませんね。

桜エビはライブで聴いた曲を音源で聴くと、全然印象が違うことが多くて、曲によっては音源の方が好きだなって思うこともあるんですけど、今ライブの歌がめちゃくちゃ迫力があるんですよね。そしてライブ全体を通して出来が悪いなっていうのを感じることがホントに少ない。たまにしか見れないので、酷い目にあったら次はもういいかなってなる可能性もあると思うんですが、今のところそういうのほぼないんですよね。

結局こうなってくると、さらに視界が開けるにはキッカケだけですね、でもそこが一番難しいから大人が頑張って欲しいんですけど、もう頑張ってますよね……。
早くホールでできるようになればいいですね。それで客層が変わるかどうか。

今、全般的に視聴者参加型になってきているので、環境はさらにアレですね。いよいよ成長痛の季節でしょうか。

さて、そんな感じです。
_____
20190211
桜エビ~ず
「初!東名阪ツアー!~2019年は全国的に桜エビが開花するでしょう~」
恵比寿 The Garden Room

octave

octave

  • 発売日: 2019/09/11
  • メディア: MP3 ダウンロード
sakuraebis

sakuraebis

  • 発売日: 2018/11/14
  • メディア: MP3 ダウンロード

*1:1996年12月の「スチャダラ2010」という演劇でセンターステージ座りだったので、まったく参考になりませんでした

*2:折角だから違う曲を聴きたいというご意見も分かりますが、ありがたみが違います

*3:「Believe」「僕らのハジマリ」「初恋模様」

*4:スタッフからのパート割の提案を元に、歌いたいところがあればリクエストできる状況だったそう

*5:川瀬さん談

*6:村星さんが自撮りをしようとした瞬間に「部屋が明るい」と思わず声に出したと茜空さんが言ってました

*7:ライブハウスツアー批判

*8:北欧風柄のブルーと白、そしてスカートにキラキラ

*9:もあちゃん加入までは最年少

*10:終った後にウケました

*11:茜空さんが一かいハケましたが、「Believe」で倒れる場面があったそうです

*12:スタンハンセンの入場局

*13:前の曲のポジションから次の曲がはじまる感じ

20190124 私立恵比寿中学・Negicco「エビネギ2 ~バンドで一緒に仲良く演ろうね~」Zepp Tokyo

例によって早退をしまして青海に向かいます。
自宅からよりは比較的近いとはいえ、ゆりかもめを挟むのでそれなりに時間がかかりますね。

整理番号もアレですので、開場時間くらいに着けばと思いましたが、結局は開場の20分くらい前でしょうか、現地に到着。

総キャパの半分よりちょっと前くらいの番号*1でしたが、開場から20分ちょっとくらいで入場出来て良かったです。

はじめに待機場所と言われたのが、MEGA WEBの展示車が見える裏窓だったので、こんなもん呼び出しされるの明日の朝レベルだろと思って震えていましたが 、結果的に外には1時間もいなかったですね。

Zeppの入り口前に誘導された整理番号3桁も後半になると、だいぶ雑に10人単位でバンバン呼んでいました。1度の呼び出しで5、6人しか入っていなかったので、実質は余裕で3桁では入場できたものと思われます。*2

ドリンク交換をして中に入ると、前の方は流石にそこそこ詰まっていて、女限エリアの後ろも結構混んでいたので、もう前の方で頑張るのは無いなと思い、後ろの方でよさげなところは……と思いましたが、柵回りは結構埋まってる感じでした。

中央の柵は満員、後方の柵にスキマを見つけたのでそこで見ることにしました。柵があるって楽だな……。
ちなみにさらに後ろの一段段差が付いたところの柵は、もうスキマが無かったです。

一旦落ち着いて、カバンを下ろしたり上着を脱いだり、本日の客入れBGMはラップばっかりだな*3と思ったり。

そんなことを思っていたら、Taskの3WDが流れてきたり*4、BiSHが流れてきたりといった感じで、非常に雑多な感じだったので、今日の選曲は誰なのか、と思ったりしながら柵に寄りかかっていました。

はじまる前にそこそこ背の高い人がちょうど前にいて、どっちかにズレてはくれまいか、そこまで混んでもいませんしと思っていましたが、まあそういうわけにもいきませんでsora tob sakanaが流れ始めて、心の中で「sora tob sakanaはじめます」と唱えたところで一瞬客電が落ち、フロアはどよっとしましたが、すぐに客電は点き直し、「ベイビィ・エビネギ・ポップ!」のカラオケにBGMは切り替わって、開演時間になりました。

そういえば、客入れの終わり頃にステージ上で楽器をいじっている音が聞こえて、「あ、バンドでやるんだった」と思い出しました。それまで全く忘れてました。幕でステージ見えませんでしたし。

ステージを覆っていたスクリーンに映し出されたOPVは、「ベイビィ・エビネギ・ポップ!」のMVからのスピンオフ。
茶店のマスター的な人はNegiccoのスタッフの人でしょうか、私は詳しくないので分かりません*5でしたが、世間は盛り上がっていましたので、恐らくそういうことなんでしょう。

店内にレコードがたくさんあるし、DJがいるっていう会話があり、DJこと藤井校長と目が合うみたいなのをやっていました。今後藤井さんを見かけるたびに「DJいるから、聴きたい曲かけてもらおうよ!」っていうセリフを思い出すことになると思いますし、実際に言いたいと思います。言いません。
さて、スクリーンの後ろから照明がたかれて、本編スタートです、Negiccoの「圧倒的なスタイル」から。「おーっ」と思いましたが、OPVの最後で9人で肩を組んだところで終わったんですけど、「あっ……ラインダンスや……」となりました。2年前と同様、乗り悪く不参加でした。端っこだったから勘弁してください……。

そして「永遠に中学生」で、「肩組みや……」ってなって、ひとりになりたい……と思ってしまいました。実際はそこまで嫌じゃないですが、端っこだったので勘弁してください……。

とやっている間に、前方の視界が開けました。ありがとう圧倒的なスタイル、ありがとう永中という気持ち。

自己紹介的MCを挟んで、ここからは2曲ずつのラリー*6エビ中は「ほぼブラジル」と「感情電車」。何故ここでブラジルなのか?という風には思いましたが、ブラジルは楽しいので問題ないという感じでしたが、
「太陽発校庭経由私」のところで、人数が少なくて思わず、「少ないな……」となりました。現実に引き戻されるー。「感情電車」は小林さん頼みます……っていう感じですし、小林さん、流石っすって感じなんですが、ウェーブのところで、また 「少ないな……」となりました。とにかくステージ上の人が少ない。

続く2曲は「バタフライエフェクト」からで、Negicco*7を挟んでの直列フォーメーションから始まる曲ということで、この日はどっちもかほちゃんが先頭で、何か狙いでも?という感じにはなりましたが、この曲はバンドセットでの違和感のなさが引き立ちましたので、気になりませんでした。
「テブラデスキー ~青春リバティ~」もあまり聴く機会がないですし、バンドで聴くのも違和感が無いので良かったです。「テブラで踊れ」のところの振りが好きなのでうれしいです。

続いてシャッフルしての2曲Negiccoの「ともだちがいない!」*8から、「イッショウトモダチ」*9という流れ。終った後のMCで、セットリストでストーリーを作るのが得意なかほちゃんが「友達がいなかったのに、一生友達と呼べる友達が出来たんですよ」という身も蓋もないストーリーを言っていたので、話を粒立ちさせなくても良かったのでは!?と思いました。
ここまで普段やってる曲がかなり少ないなという感じ。
またラリーが再開して、Negicco2曲*10のあとは、「さよならばいばいまたあした」そしてクリスマス大学芸会*11に続いて、「大好きだよ」で、こんなに早くまた聴けるとは思っていなかったので、今回も「おぉ……」ってなってしまいましたね。振付け含め最高だな……。

本編最後は3曲ずつのラリー*12で最後のブロックでこの日唯一攻撃性を感じさせる「大人はわかってくれない」、そして「全力☆ランナー」は、2年経っても「ミルクティ」の件で松野さんを思い出してしまう曲で、
聴くたびに何か簡単じゃないなって思ってしまいます。
最後はこちらの勝手な感傷を吹き飛ばす「ラブリースマイリーベイビー」で楽しく終わりました。

アンコールは恒例の池ちゃん楽曲の交換で、Negiccoによる「頑張ってる途中」、そしてエビ中による「ねぇバーディア」、2年前も思いましたが、 「ねぇバーディア」は貰えませんかね……。
「まだやってない曲ありますよねー?」ということで、最後は「ベイビィ・エビネギ・ポップ!」でした。

私立恵比寿中学×Negicco 「ベイビィ・エビネギ・ポップ!」

ライブが終って、最後まで新しい曲やらなかったなーっていう印象の後に、そういえば、ほぼ2017年のあの日までの曲だけで構成されたセットリストだったなって思いました。
バンドで曲やるって言ったら!みたいな選曲もほぼなかったですね。

前回のエビネギ以降のエビ中は、ただひたすらに色んな意味で戦い続けた2年間だったのでは?という風に思います。このセットリストは2年前のあの日から、もう一度歩き出すみたいな意味合いがあるのでは?と思ったりしました。

既にあの時からはだいぶ遠いところまで歩いてきていると思うし、その歩みは力強いものだったなと思うんですが、一度、立ち返ってみて思うこともあるんじゃないかなっていう感じがしました。リセットという意味合いではなくて、新しい一歩を踏み出すという意味で。

長い戦いを乗り越えてきた6人は、このステージでこれまでの傷を癒しに来たのかなと思いました。そんな風に思うので、星名さんが出られなかったのは、本当に残念というか、またこの人達には次の戦いがあるのかって年末に思ったことを思い返しました。理不尽。

初回のエビネギに感じた「ゆるさ」というか「ぬるさ」というか、あの時は本人たちは楽しいかもしれないけど、一体何のためにやっているのかその意義が分からないなっていう感想だったんですが、今回見て思ったのは、こういう対バンが存在することが、それぞれのグループには必要で、その対バン相手っていうのが、エビ中にとってはNegiccoだったし、Negiccoにとってはエビ中だったという必然が存在したんだなっていう感じです。
その関係性が、 対バンイベントなのに「全く戦う意思のないセットリスト」に表されているのかもしれないなと思いました。

2年前には見に行っているこちらが、無意味に戦意剥き出しで大宮ソニックシティに行っていたんだな、っていう風に思わされました。
この2グループがガンガンやりあう様なんて別に想像もしていなかったし、見たいとも思っていなかったつもりでしたが、どこか深層心理で、「対バンは戦い」*13であるというところに固執してしまっていたところがあったんだなと。こういう対バンがあっても良いじゃないって、今回は肩の力がだいぶ抜けた気がしました。

今回、出番じゃない人はステージ上に置かれたテーブルに座ってステージを見ていたワケですが、真山さんと安本さんは後ろで大騒ぎしながら見ていたので、ホントに楽しくやってくれればいいなと思いました。
もう、本人たちが楽しいだけのイベントやってくださいよ。
それも2017年以降のモードというか、2年経って思う事なのかもしれないなって。

ただ圧倒的に平和で楽しいからこそ、ステージ上の不在感を感じるところが多くあったなと思いました。
そして「エビネギオーライ」もやってほしかったなということで、新潟もFinalも行かない私の今回のエビネギは以上となります。
いや、2週連続で平日に抜けれないよ……。

そんな感じです。
natalie.mu

____
20190124
私立恵比寿中学Negicco
エビネギ2 ~バンドで一緒に仲良く演ろうね~」
Zepp Tokyo

前回の模様
20170103 新春特別公演 私立恵比寿中学×Negicco ~当日までには仲良くなろうね~ - ちょっといいたいだけ

※「感情電車」以外は全部古い曲だなと思ってましたが、「さよならばいばいまたあした」は「エビクラシー」楽曲なので一部修正しました。
※20200116 誤字など一部修正

エビクラシー

エビクラシー

  • 発売日: 2017/05/31
  • メディア: MP3 ダウンロード

*1:ちなみに1200番くらいで、ZeppTokyoのキャパはスタンディングで1階 2,416人になります

*2:当日券も売り切れていないと思われます、2階の当日券あるなら2階に行かせてくれ!と思っていました

*3:たぶんライムベリーの曲だと思って、TrackIDを100年ぶりに起動したらサービス終了してるから、別のアプリを落とせと言われたので、そのままにしました

*4:心の中で「Taskいきます」と唱えました

*5:エビネギ会議、毎回行けてないので……

*6:Negiccoの「光のシュプール」「カリプソ娘に花束を」から

*7:「Tell me why?」「そして物語は行く」

*8:真山、柏木、中山、Kaede

*9:安本、小林、Nao☆、Megu

*10:「江南宵唄」「雫の輪」

*11:初日

*12:「キミはドリーム」「さよならMusic」「トリプル! WONDERLAND」

*13:それはそれで間違ってはいないと思いますが