ちょっといいたいだけ

主に私立恵比寿中学とukka(ex:桜エビ~ず)について書いています。

あの時の道の続き

諸々人生の事情も重なり3rdワンマンに行けなかったので、
TIFで桜エビ~ずのCD-Rを買いました。

TIFも金曜日には行けませんでしたので、
今年は物販で写真も撮れませんでしたね、去年は楽しかったな…。*1
さて、TIF2日目のSKY STAGEから、私のTIFもはじまったんですが、
2日目、3日目の3ステージは見ることができました。

1ステージ15分はやっぱりキツかったですね。何よりも勿体ない。

MCを途中に入れて全2曲で、全ステージこの構成だったようで。
エビ中カバーも入れてほしかったとか、続けて見ると飽きるとかの意見も
あったようですが、オリジナルにこだわったのは良かったんじゃないかなとも思います。
TIFってそういうところあるじゃん?どういうところかはよく分かりませんが。
例えば「Believe」を外して、代わりにえびぞりやるのも違うんじゃないかなって。

結局15分て、オリジナル3曲は時間の問題でできないし、
MCを削るだけ削って3曲やってたとしたら、ガンダム前のステージを
たまたま並びで見た知り合いに「MCすごいですね…」って
言われることもなかったと思うと、それはそれで良かったのかもねと思いました。

とにかく、ワンマンに行けなかったので、ステージを追っていったら
オリジナルが全部聴けたのは、個人的には嬉しかったですよ。
中でも「Believe」は良い曲だなと思いました。完全なる好みの問題ですが。

オリジナル3曲は、どれも良い曲だなと思いました。

ただ曲も良いし、歌詞も良いのにタイトルがことごとく良くない気がします。
そこだけが残念に思えるっていうのもすごいことだと思うんですよ。

CD-Rの整えられた音は聴きやすかったですね。
先にライブで聴いておいてよかったなと思いました。

さて、TIFの感想を書くために書き始めたわけじゃないので、
本題にいきたいなと思います。

今、私が桜エビ~ずを楽しく見れている理由は、
あの時無かった未来だけど、自分が見てみたかった未来だから。

CD-Rを聴いて、これってあの時に藤井さんが選ばなかった
選択肢の一つなのかなと思っているところがあります。

桜エビ~ずのオリジナル楽曲を聴いてまず思ったのは、
エビ中がいまさら出来ない曲」をやっているなという事。

2011年の 1月に発売された「チャイム/どしゃぶりリグレット」の後に、
このCD-Rが次のCDとして出ていたらどんな未来になっていたんだろうか、
っていうのを思わせたんですよね。

現実には、ティッシュ、ゴースト、もっと走れっ!!になるんですが、
これはこれでその時々で間違っているとは思わないんですけど、
結局はカップリングの方が好きだったりするわけです。

ティッシュもゴーストも自分の好みではないんですが、
その時には違う選択肢は存在しなかったので、それはそれで楽しんでたけど、
「チャイム/どしゃぶり」の路線に戻してくれと思ってた気がします。

結局すんなりは戻ってこなかったエビ中ですが、
5年経って「フユコイ」みたいな曲を歌えるようなグループになるとは
思ってもみませんでした。

そもそもこんなに続いていることが奇跡に近いですしね。

そんな成長を遂げることで、さまざまな方向性の曲が
表現できるようになってしまった彼女達にはできない曲なんですよね。

それと同時に、あの頃の藤井さんが避けて通った道を進んでいってると思いました。
「僕らのハジマリ」、「はっぴースキップ☆ジャンプ」は今の桜エビ~ずを感じるから。
今後も歌っていくとは思いますが、これには今が詰まってるよ。

また「Believe」はそれとはちょっと違う印象を受けるんですが、
これを初音源として出してくるのは、やっぱり違うルートを歩いてる感じはしますね。

あの頃に見たかったエビ中を感じるとはいっても、
重ねて見ているというよりも、むしろあの時と違うから、
新しい切り口だから面白いなっていう風に思っています。
だってあの時はこうならなかったわけですから。

次の音源がどうなるか分からないですが、
2011年春くらいの気持ちから新しくはじめられるんだから、
そりゃ楽しい感じがします。

藤井さんが自分で書くくらい、川瀬あやめさんに対する期待を
すごく感じるので、彼女に注目しても損はないかなっていう風に思いました。
全てが粗削りではありますが、6人とも面白さがあるので、
人生の余裕があれば見ていきたいなと思います。

逃げない藤井さんが見たいな。

*1:ただの思い出補正で、待ち時間が長くて熱中症になるかと思いました

20160809 私立恵比寿中学「お台場みんなの夢大陸 めざましライブ」みんなの夢大陸GOLD SUMMERスタジアム

もう5年目なんですね……お台場なんちゃらのめざましライブに行ってきました。

毎年の事とはいえ、大概平日開催ですし、開演時間の微妙さと集合時間の早さで、今年は無理かな……って毎年思っているんですが、なんとかチケットが確保できてしまうと、まあ無理しても行ってしまいますよね。

今年はTIFが直前の週末だったこともあって、早めの反省から暑さ対策を例年よりちゃんとしていたので、待ち時間もなんとか生き延びて、入場後は日陰のベンチに座れる番号を生かしてそこそこ良い位置で見ることができました。

セットリスト的には今の季節は?みたいなところもありましたし、面白みはあまりない感じでした。
「Lon de don」があったり、「買い物しようと町田へ」があったり、ところどころ気持ちが上がる感じはありましたが、1曲目が「春休みモラトリアム中学生」ということで、ビバBSフジ!って思いました。
ちなみに夏休み期間中ですよね。多くの学生さんは。

モラ中、カルマがここで来るのは予想外、でも特に良い裏切りでもなかったような気がしますので、なるほど感も無ければ得した感もないという。
モラ中は嫌いじゃないですし、カルマは実質真山ソロ(RG談*1)なので、曲は(好き嫌いはありますが)別に何が悪いわけでもないんですけど、どうしてこうなった?という感じはぬぐえなかったですね。
藤井さんの選曲だと思うんですけど、直前のGFからの揺り戻しが凄いなと。

とはいえ、今「ポップコーントーン」が聴ければ満足おじさんである私、頭からポップコーンを弾けさせてご満悦です。

リハの音漏れで、たぶん「誘惑したいや」が聴こえていたので、それが無かったというところも気持ち的には残念感があるかなと思いました。

まあ 例年 、めざましライブはセットリストが良いという印象が強かったので、今回の肩透かし感はすごかったっていうだけで、大きく苦手な曲もなかったのに、凄く良くなかったなっていう感じがしてツラかったですね。

仕事を放棄して観に来ているという罪悪感から、頑張っていないのに「頑張ってる途中」を聴くのもツラかったなっていう。これはこちらの勝手な話なんですが。

松野さんが足をねん挫したという事で、フォーメーションから外れたり、水鉄砲タイムが他のメンバーより長かったりしましたが、立ち止まった位置が丁度0ズレ的な位置になってしまい、水鉄砲を右に振っても左に振っても顔に水がかかるという軽いプレイがありました。
水がかかるの自体は、暑いですし全然良かったのですが、メガネが濡れて前が見えない的な感じがありましたので、それだけちょっと!って思いました。コンタクトにしない私が悪いのです。

まあ今回に関しては、GFの4時間イベント*2と、ファミえんに挟まれて、今年はフェスの出演も少ないですし、手加減が難しいんだろうなとは思いましたが、もうちょっと夏のイベント意識しても良かったのでは?という感じでしたね。それは決してゴーストやってよ、っていう話ではないんですが。

「夏だぜジョニー」は失敗だったなんてことはないと思うんですよ。実際、開演前にMVずっと流れてましたけど。

もう今やめざましも外向けイベントでもなくなってしまいましたし、前後の大型ライブとの差別化もあるかと思うんですけど、7曲なり8曲のセットならゴリ押しでもいいんじゃないかなって思いましたが。

まあこのイベントならではだったり、お約束の軽部いじり(飽きてます!)だったりと面白いところはあったんじゃないかなと思います。

あと寂しかったのはライブ後に即会場から外に誘導されたことですかね。イベント規模が縮小しすぎて、居酒屋EXILEとDMMのブース以外が終演と共に終わっていて、すぐ帰れ的な感じで驚きましたね。

そんなこんなで個人的には不完全燃焼気味でしたが、今年も夏が来たな、そして夏が行くなって感じです。

私立恵比寿中学 with レイザーラモンRG 『リアルあるある頑張ってる途中』Music Video
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20160809
私立恵比寿中学
「お台場みんなの夢大陸 めざましライブ
みんなの夢大陸GOLD SUMMERスタジアム
seesaawiki.jp
メモ:めざましライブ セットリスト比較 - King of Literary exhibition

ポップコーントーン

ポップコーントーン

  • 発売日: 2016/04/20
  • メディア: MP3 ダウンロード

*1:TFM[「リアル頑張ってる途中」の初期に共演していた際の発言だったかと思います

*2:GIRLS' FACTORY 16 DAY2「私立恵比寿中学の音楽」

20160705 私立恵比寿中学職員 FC限定 エビ中職員会議特別版第9回「エビ中東西サブ職員会議 ~ろくなもんじゃねぇ東の巻~」新宿ロフトプラスワン

【FC限定】第9回「エビ中東西サブ職員会議 ~ろくなもんじゃねぇ東の巻~」

今回に関しては時間も経ってしまいましたし、
イベントの性質を考えて、メモ全体ではなく気になった部分を
ピックアップして個人的な感想をまとめようかと思います。
なんにせよ、今更なんですが。

■ツアーの振り返りについて

校長は「やっている側が褒めるのは手前味噌である」と前置きをしてはいましたが、
「今回のツアーは良かった」という評価を語っていました。

とはいえ、FCのアドレスにお叱りメールが来ることもあるという話で、
今回のツアーでは、「設定の回収が行われていない」という指摘があったそうです。
ストーリーの回収ではなく、設定の回収ってそんなに必要なんですかね。
そこは分からなくもないけど、そういうものじゃないんじゃないのかなーとは思います。

世界観、設定の回収って、ストーリー仕立てになっているもの*1であれば、
キチンとあった方が良いとは思いますが、衣装とセットのイメージだっていうことは、
内容を見ればわかるんじゃないのかな?と思いました。

ファンの入れ替わりが(恐らく)激しい今求められているものは、
1から10まで説明があって、誰にでも分かりやすくて盛り上がれて
楽しいものなんでしょうね。
当然、それが理想ではあるでしょうが、見ている側の想像が
入り込む余地の無いものって、そんなに面白さを感じないんですが、
こと求められているものと言う視点では、そういうことじゃないんでしょうね。

藤井さんが言う、「多くの人にリーチしたい」という発想でいけば、
ここで興味を持ってくれたが、まだイマイチ入り込めていない層を
振り落とすことはせずに、出来る限り拾っていきたいんだろうとは思いますが、
実際は無理なんですよね。
見ている側が切り替える(切り替えられるタイプの人)か、見せてる側が割り切るか。
そういう事なんじゃないかなとは思います。

■穴空楽曲の振付について

今回追加された楽曲の振り付けについて校長は、
「新しい人材も含めて、色んな人に頼んだ結果、良いところにハメられた」
という風に語っていました。

どんどん新しい人に頼むことでバラエティ感、振り幅が
できているようには感じました。

個人的なところでは、振りの好き嫌いが結構振り付けた人に
よっている感じがあるので、意外と感じるもんだなと思いました。

面白さとか新しさを求めると、既存の振付師というよりも
コンテンポラリーダンスの人とか、アートパフォーマー系に向きがち
かなと思いますが、歌を想定してない振りがあまり増えないようには
してもらいたいなという風には思いました。

楽曲のドラマチックさを体現した「お願いジーザス」の振りなんかは
面白味が勝っていましたが。全てはバランスかなって感じはします。

■プロ意識の変革について

今メンバー内に意識改革が起こっていて、
まずは元々プロ意識の高かった廣田さん、年長者の真山さんは
意識がかなり変わってきているという話で、ツアー中に大阪であった「ダメ出し」が
大きなきっかけになったのではないか?という話がありました。

「廣田のプロ意識と真山のプロ意識は違う」とのことでしたが、
それぞれ自分の持ち場に対する主張がちゃんとできるようになっているし、
他のスタッフの仕事に対しての考え方も理解して行動している、みたいな話でした。

そのレベルに他のメンバーも意識を持ってこれれば、
もっと(良く)変わっていくのではないかという感じでした。

BD未収録映像の件にもつながりますが、
ボイトレの先生が 今のキーパーソンみたいですね。
この時は振付の先生も一緒だったみたいですが。

■パート割について

「穴空楽曲でのパート割に偏りがあったのでは?」
「楽曲の制作段階でパート割を決めていたりするものなのか?」
という質問があって、パートの偏りについて校長はそんなに気にしていなかった様子。
個人的にもシングル曲も入っているので収録時期も違うし、
そこまで偏ってる感覚は無かったですね。小林、星名に寄ってる印象があったとのこと。
制作段階のパート割想定について、ザキさんが答えていたんですが、
ニゾンでやろうとか、そういうところは決めていくけど、ソロパートに関しては、
仮歌を聴いて想定することはあっても、その通りになることは無いとのこと。
制作スタイルとして、全員が全パートを歌うので、収録してから決めることが多いみたいですね。

ここら辺の話は有意義だったかなと思います。

ザキさんに関しては、態度が感じ悪すぎて
瀬戸ボーイと掴み合いの喧嘩になった話が面白かったです。
掴み合いの喧嘩の先に生まれた楽曲が
「スーパーヒーロー」だったっていうオチも良かった。

■イベントの民度について

ニコニコ超会議での事件についてもちょっと触れていました。
ステージ警備に入っていたBONDS自体はニコ超側のチョイスだっそうで、
2015年のニコ超に出た時に、フロアの民度が気になったので、
次回出るなら警備をちゃんとしたいなという風に相談していたら、
結果BONDSが警備になったし、例の件が起こったと。

「イエッタイガー」の禁止についても話題に上がりましたが、
ピンポイントで禁止してみたら、逆に数が増えたことは失敗だったけど、
それ「だけ」がダメなんじゃなくて、そういう空気感になることがダメだから、
試しにそういう風にしてみたっていうことでした。全ての項目をチェックできない。
ここは何でもありの空間じゃないんだよっていう意味合いでの実験だったと。

どこでも何でもなんですけれども、他人と一緒の空間では完全な自由なんて存在しないし、
そういうことが読める客層がある程度いることも求められてるところがあるのかな。

■BD未収録になった映像について

キネオさんが2015年の大学芸会BDのメイキングに入れようとして編集したという、
ボイトレの先生こと西山恵美子さんからのダメ出し長回し映像。(約8分)

コトの発端はキネオさんが初日終わりに出来の総括として
「力不足」という表現をしたのかな?そこに対して、
ボイトレの先生が過剰に反応したという風に見えました。

出来が悪い、力が足りないというイメージをもたれるという事は、
結局は歌の出来が良くなかったからだ、ステージの評価は歌の出来によって
左右されるところが多いということを話している映像でした。
結局はステージに立つ者の辛さと、喜びみたいな話ではありましたが、
ちょっと強力な内容だったかなと思います。

この映像がメイキングに入らなかった理由は、
藤井さんは初日の出来がそんなに悪いと思わなかったから、
(そういうイメージを持たれるのが嫌だから)入れなかったという風に言っていたと思います。
こういうところは冷静なんだなと感じました。

完全に宗教映像だったので、入れないで正解だったんだろうなと思います。

西山恵美子さんがやっていたグループ
http://artist.cdjournal.com/a/wild-flower/136947

■スタッフの数、レーベルスタッフ、松井さん、メディア関連

約1年ぶりに開催された職員会議で、内容的な部分ではなく
驚いたのはスタダのスタッフの多さでした。
マネージメント、AR、FC、スムーチ(?)のメンバーだけでも壇上に載り切らないくらい。

その代わりと言っては何ですが、瀬戸さんをはじめとする
レーベルスタッフの参加がなかったのは、ちょっとした驚きでした。
そこは、まあ専属ではないでしょうし、もうイベント自体も何周か回っている感じもありますし。
その割にブックリスタ松井さんは来るっていうね。廣田さんの件があったとはいえ。
なんか皆さん面白がってたやつは内輪受けが過ぎたと思いますよ。

秋田の用務員さんが来て、熱く語ってたのは新しい切り口で良かったですね。
世の中やる気だけでは物事は先に進まないっていうのが良くわかる話ではありました。
色んなものに乗っけたり絡めたりするのは難しいし重要だっていうね。

さて、そんな感じで100年時間が経ってしまったので、もう思い出せません!
以上です。

※改題というか、タイトルにイベント名と日付を入れました
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20160705
私立恵比寿中学職員
FC限定 エビ中職員会議特別版第9回「エビ中東西サブ職員会議 ~ろくなもんじゃねぇ東の巻~」
新宿ロフトプラスワン

*1:この時の例にも出ていましたが、2012年の中野サンプラザ「ジャングル大冒険のような」